色(カラー) 心理の印象(イメージ効果)

色(カラー)が人の心理に与える印象(イメージ効果)と、好きな色で分かる人間の性格について診断してみた


色(カラー)というものが、私たちの心理状態へ与える印象(イメージ効果)について、考えたことはあるでしょうか?

おそらくほとんどの人が、色を「ただの色」として認識しているかと思います。
ですが、人の心というのは、無意識的に色(カラー)の影響を多分に受けているのです。

普段なにげなく見ている色でも、そこには人の心理や神経に影響するメッセージが込められているのです。

また、様々な公共物や私有物についても、その作り手側は「色がもたらす印象(イメージ効果)」というものを考慮したうえで作っているケースがほとんどです。

なので、無意識的に私たちは、作り手側の思惑通りに「色(カラー)」を通して誘導されているのです。

例えば、「信号」

色が与える消費者心理 赤信号

信号が「赤」になったら、みんな止まりますよね。

では、そもそもなぜ「赤」が ”止まれ” なのでしょうか?

これは、「赤色」には注意喚起をうながす効果があるからです。

人は、「赤色」をみることで、無意識的に「注意」・「注目」しているんですね。

なので、「赤で渡っちゃうと、重大な事故に発展するような危険性が有りますよ。なので止まってください」と効果的に注意喚起することができるのです。

このように「色(カラー)」というのは、私たちが思っている以上に、人の心の心に影響(イメージ効果)を与えています。

また、色が人の心理に深く影響するのであれば、当然、人がどのような色(カラー)を好きかによって、その人の性格や心理特性を導き出すこともできます。

まぁ、よくある「好きな色による性格診断手法」ですね。

そこで、今回の記事では、色(カラー)が人の心理に与える印象(イメージ効果)と、好きな色による性格診断について、順に解説していきます。

以下、目次になります。

  • 色(カラー)が人の心理に与える印象(イメージ効果)について
  • 好きな色(カラー)による性格診断について

色(カラー)が人の心理に与える印象(イメージ効果)について

販売意欲を高める色のまとめ

当章では、一般的な「色(カラー)」が、人の心理に与える印象(イメージ効果)についてまとめています。

では、順に解説していきましょう。

赤色が、人の心理に与える印象(イメージ効果)について

赤色には、下記のような印象(イメージ効果)があります。

  • 【プラスの心理】:情熱的、強さ、エネルギー、注目、暖かい、購買意欲、食欲増進
  • 【マイナスの心理】:安っぽい、危険、暴力

※購買意欲の心理的作用については、こちらの記事で詳しく解説しています→購買意欲を高めるための「色」や、消費者の心理・行動(動向)論についてまとめてみた

ある心理学の研究によれば、「赤」というのは、交感神経系に刺激を与え、血圧や体温・興奮作用を高めるといった効果もあるそうです。

また、「赤」には食欲を増進させるための効果も持っているので、飲食店なんかは、店内や店頭デザインに「赤」を使うと、効果的に食欲を増進させ、売り上げに繋げていくことができます。

実際に、「マクドナルド」なんかは、かなり「赤」が多めなデザインになっています(下図)

マクドナルド 赤色を多用したデザイン

さらに、「赤色」には暖色効果があるため、部屋のインテリアに利用すれば、体感温度を上げることができます。

青色が、人の心理に与える印象(イメージ効果)について

青色 心理の印象(イメージ効果)

青色には、下記のような印象(イメージ効果)があります。

  • 【プラスの心理】:リラックス効果、若々しい、清潔、誠実、クールさ
  • 【マイナスの心理】:食欲減退効果、寒色効果

上記にもあるとおり、青色には「食欲減退効果」があります。

青い色の食べ物 食欲減退効果

自然界には、あまり青い食べ物がないため、気味が悪いと感じ、食欲が減るんですね。
なので、ダイエットとして、食事前に「青いモノ」を見るといった手法もあるほどです。

また、「青色」には、気持ちを沈静化させ、集中力が増すといった効果もあります。

受験漫画で有名な「ドラゴン桜」でも、”青いペン” を使う場面があるそうです。

緑色が、人の心理に与える印象(イメージ効果)について

緑色 心理の印象(イメージ効果)

緑色には、下記のような印象(イメージ効果)があります。

・安心感、リラックス効果、鎮静作用、やすらぎ、平和、自然的

よく「遠くの緑を見ると目に良い」と言われているように、「緑」には、目の疲れを癒す効果もあります。

黄色が、人の心理に与える印象(イメージ効果)について

黄色 明るさ・希望

黄色には、下記のような印象(イメージ効果)があります。

  • 【プラスの心理】:活発さ、開放感、明るさ、希望
  • 【マイナスの心理】:軽率、幼さ、奇抜さ

また、黄色には、脳の活性化がよくなり頭の回転が早くなるといった効果もあります。

さらに、黄色い光は「交感・副交感神経」を刺激するため、注意を喚起しやすいです。

なので、道路工事や信号などに使われているんですね。

黄色 注意喚起の看板

ピンク色が、人の心理に与える印象(イメージ効果)について

女性の購買意欲を高める ピンク

ピンク色には、下記のような印象(イメージ効果)があります。

  • 【プラスの心理】:女性的、ロマンチック、優しい、華やか
  • 【マイナスの心理】:繊細、不安定、弱い

ピンクは、女性を象徴した色になるので、若い女の子をターゲットとした美容・ファッション関係の販売店舗やECサイトでは、よく使われています。

また、女性ホルモンの分泌を活発化させ、血行をよくし肌の潤いやハリを保つといった美容効果もあるそうです。

白色が、人の心理に与える印象(イメージ効果)について

消費者行動のついで買い 白色

白色には、下記のような印象(イメージ効果)があります。

  • 【プラスの心理】:清潔、純粋さ、軽量色
  • 【マイナスの心理】:冷たい、空虚、味気ない

白色は、清潔感があり、広々とした空間を演出します。

病院や美術館などが、まさにそうでしょう。

また、明度がもっとも高いことで目の錯覚をおこし、白い服を着ると膨張して太って見えるといった特徴もあります(逆に、黒はスマートさを演出します)

黒色が、人の心理に与える印象(イメージ効果)について

消費者行動に影響 黒色

色には、下記のような印象(イメージ効果)があります。

  • 【プラスの心理】:高級感、ゴージャスさ、力強さ、知的さ
  • 【マイナスの心理】:不安、暗闇、恐怖

「黒」というのは、上記の通り、不安や恐怖によって、人間の活動エネルギーを低下させ、絶望感を抱かせる色です。

なので、長時間、黒一色の空間に人間を置くと、各臓器の活動が著しく低下するといった研究結果も出ています。

以上、代表的な「色(カラー)」の、人の心理に与える印象(イメージ効果)でした。

今回解説してきた各色のイメージ効果は、日常的に、建物や部屋の空間、広告やファッションなどあらゆるところで使われています。

なので、このことを考慮して、様々なものを見ることで、作り手側の思惑の一端を理解することができるでしょう。

参考元:
in the looop:【こんなにも凄い】色が人の心理と行動に与える影響とは
Naverまとめ:【色彩心理学】色が持つ不思議な力と効果

好きな色(カラー)による性格診断について

好きな色(カラー) 性格診断

当章では、好きな色(カラー)によって、導き出される「性格」についてまとめています。

では、順に解説していきましょう。

赤色を好きな人の性格診断

赤色を好きな人 性格診断

赤色は、「情熱的」、「強さ」、「エネルギー」、「注目」といった印象を与えます。

これらの印象から分かる通り、「赤」が好きな人というのは、活発でエネルギーに満ち満ちています。
なので、自己主張が強く、自然と目立ちますし、よくしゃべり、よく笑います。

また、思ったことをすぐ態度や口に出し、声も大きく、リアクションも大きいです。
なので、グズグズしている人や、優柔不断な人を嫌う傾向があります。

また、指導したり指示したりできるとうれしいと感じ、人に上に立つか、人前にでて何かすることに向いています。

一方、熱しやすく冷めやすいところもあり、すぐ人を好きになるが、すぐ嫌いになる。といった特徴も持っています。

以上が、好きな色が「赤色」である人の性格診断になります。

ピンク色を好きな人の性格診断

ピンク色を好きな人 性格診断

ピンク色は、「女性的」、「繊細」、「ロマンチック」といった印象を与えます。

これらの印象からも分かる通り、ピンク色が好きな人というのは、女性的でロマンチストが多いです。

このタイプの女性は、いくつになっても、心のどこかで素敵な男性を迎えるヒロインとしての自分を思い描いて、うっとりしているような少女らしい一面があります。

一方、男性でも花などを好み、絵や音楽などは、やさしい感じのものを好きになる傾向があります。

ピンク色の好きな女性は、いつまでも若々しく魅力的でありたいという思いが人一倍強く、より多くの愛情で包まれたいという思いを抱いています。

なので、計算的に甘えたりねだったりするのも、うまかったりします。

恋愛的には、自分から愛を表現するというよりは、愛されたい・尽くされたいと願っています。

また、デリケートで傷つきやすく、人のちょっとした言葉や態度でも深く傷つき悩んでしまう特徴もあります。

以上が、好きな色が「ピンク色」である人の性格診断になります。

黄色を好きな人の性格診断

黄色 性格診断

黄色は、「活発さ」や「明るさ」・「幼さ」といった印象を与えます。

これらの印象からも分かる通り、黄色が好きな人というのは、性格的に明るく可愛げのある人が多いでしょう。

突然、子供のような笑顔をみせてハシャイだり、お腹が減ったとか眠いといったりなど、三歳児のような言動をとる一面があります。

好奇心もお旺盛で、初めて会う人にもすぐ打ち解けて上手にコミュニケーションをとっていくことができます。

なんでも明るく前向きに考えるプラス思考の人間なので、マイナス思考の人が苦手です。

また一方、頭の回転がはやく、分析や推測能力に長けているといった一面も持ち合わせているため、周囲からはそのギャップに驚かれる事がしばしばです。

以上が、好きな色が「黄色」である人の性格診断になります。

緑色を好きな人の性格診断

緑色を好きな人 性格

緑色は、「安心感」や「やすらぎ」・「平和」といった印象を与えます。

これらの印象からも分かる通り、緑色が好きな人というのは、おだやかな人が多く、周りから浮かないようにバランスを考え、常識的な思考の持ち主です。

攻撃的な要素はほとんどなく、他人からなにか頼まれごとをされると、「No」とは言えない性格です。
このように、人と協調したいと思ってるので、自己主張が弱く、優柔不断な面も見られます

また、人一倍、家庭を大事にするのもこのタイプです。
仕事よりも、家族サービスを優先するといった、家庭的な特徴を持っています。

なので、結婚するには良いタイプでしょう。

青色を好きな人の性格診断

青色 クー・冷静

青色は、「クールさ、清潔、冷静」といった印象を与えます。

これらの印象からも分かる通り、青色が好きな人というのは、理知的で控えめな性格で、どんなことにも感情的にならず、冷静に物事を判断するといった特徴を持っています。

また、世間体を気にするのもこのタイプで、恥ずかしくない恋人、恥ずかしくない車、恥ずかしくない土地柄、学校、仕事・・・などを常に気にしています。

貧乏くさいものや個性的なものを嫌い、標準よりちょっと上のランクのものを好みます。
なので、下品な人、不潔な人、学歴の低い人、お金のない人などを、下に見る傾向があります。

また、さまざまなことを、コツコツと真面目につづけられる素質があるため、仕事などは長続きします。

以上が、好きな色が「青色」である人の性格診断になります。

白色を好きな人の性格診断

白色を好きな人 性格診断

白色は、「正義」「清潔」といった印象(イメージ)を持っています。

これらの印象からも分かる通り、白色が好きな人というのは、正直で頑固なマジメ屋さんが多いです。

頑固な性格なため、周りから見ると堅苦しい人間だと思われがちなようです。

このタイプは、自分自身で「心正しく、潔白に生きよう」と心に決めているところがあるようです。

なので、流行や贅沢、身を焦がすような恋愛には関心が薄いといった特徴があります。

黒色を好きな人の性格診断

黒色 孤独や権力

黒は、光を反射することなくすべての色を吸収・遮断します。

このような事から、印象も「孤独」や「権力」といったイメージになります。

なので、黒色が好きな人というのは、自分に対して偏見を持っている人や理解してくれない人に関しては、不満や反感をオモテに出し、対立していきます。

また、みんなが同じように「右」を向いても、自分だけ「左」を向くのがこのタイプです。

誰かの細かい指示や監視をひどく嫌うため、対人ストレスが少ない環境で、自分の好きなことをするのが一番向いているでしょう。

また、黒色が好きな人は、音楽や絵画、文章に対する感覚が鋭く、想像意欲が高いといった特徴もあるようです。

以上が、好きな色が「黒色」である人の性格診断になります。

参考元:色で性格判断

まとめ

色というのは、光を介して、人の脳の中枢部分に伝えられるモノで、人々は、無意識のうちに多くの影響を受けています。

また、「色」というのは、見る人の心の働きに大きく作用する「深い意味のある概念」なのです。

ピカソは、自身の代表作である「ゲルニカ」をモノトーンで描いています。

ピカソ ゲルニカ

1937年、彼の母国スペインの都市ゲルニカが無差別爆弾を受け、多くの犠牲者が出ました。
これに、怒りと悲しみを込めて、この絵を完成させたのです。

その時、彼はこう言いました。

「色彩は救いを意味する。だからこの絵に ”色” はない」と。

私達が普段目にしている様々な「色」も、何かしらの意味を持っています。

これらの意味をみいだすことで、一つ上の目線をもつことができるでしょう。

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