サテライトサイト・ブログ

サテライトサイト・ブログの作り方(作成手順)と、SEOやアフィリエイト的に注意すべき制作ポイントとは?

サテライトサイト(or ブログ)とは・・・上図のように、メインのサイトに対して、従属関係のあるサブサイトのことで、役割としては、

  1. メインサイトのアクセスを上げる
  2. リンクを供給することで、メインサイトの「SEO 的」な価値を上げる

になります。

今回の記事では、このサテライトサイト(or ブログ)の作成方法や、SEO やアフィリエイト的に、注意すべき制作ポイントについて、順に解説していきます。

以下、目次。

  • サテライトサイト・ブログの作り方(作成手順)とは・・
  • サテライトサイトの、SEOやアフィリエイト的に注意すべき制作ポイント(業者の利用や、バックリンクの扱いについて)

サテライトサイト・ブログの作り方(作成手順)とは・・

当章では、サテライトサイト(or ブログ)の作成手順について、順に解説していきます。

サテライトサイトを作成する方法は、大きく2つのパターンがあります(以下)

  1. 無料ブログ・サービスを利用する
  2. 独自のドメイン・サーバーを用意して、サイトを開設する

では、順に詳細を説明していきます。

  1. 【無料ブログ・サービスを利用する】

    無料ブログ・サービスとは、みなさんご存知の

    ・アメブロ
    ・はてなブログ
    ・ライブドアブログ
    ・FC2ブログ

    などなど、、、です。

    これらは、ユーザーがアカウントを取得(無料)することで、自身のブログを開設することができます。(それぞれの開設手順については、割愛します)

    これらの、メリットとしては、

    ・手間や費用が掛からない
    ・ITやWebの技術的な知識がなくても、ブログを公開できる

    デメリットとしては、

    ・管理会社の独断で、ブログを閉鎖される(特に、サテライト目的のブログは危険)
    ・ブログ運営に、一定の制限がある(広告が表示されていしまう等)

    があります。

    また、サテライトサイトを多数作成する場合、「IP 分散」の観点で、同じブログサービスで複数開設するのは、止めましょう。

    以上です。

  2. 【独自のドメイン・サーバーを用意して、サイトを開設する】

    無料ブログ・サービスを利用しない場合は、

    独自にドメインとサーバーを用意して、サイトを開設します。

    なので、まず、ドメインとサーバーの用意が必要になります(下記の記事を参考にしてください)

     ・「ドメイン」 : 「ドメイン取得業者」を選定する際の四つの軸で、オススメ業者を選定してみる

     ・「サーバー」 : レンタルサーバーを選定する際の9つの軸で、3つのおすすめサーバーを比較してみる

    これで、環境自体は整うので、次に、サイト本体を作成していきます。

    作成方法としては、大きく2つで、

    ・HTML・CSS や PHP の知識があって、自分で一から作成する。

    ・Wordpress の CMS を利用して、作成する。

    があります。

    基本は、2つ目の「CMS」を利用して、作成する方が多いでしょう。

    CMS については、サイトの形態や内容にもよりますが、Wordpress がおすすめです。

    ※Wordpress の導入手順や使い方については、下記の記事にてまとめています。

    WordPressとは?ワードプレスのインストール方法・使い方と、オススメの無料テーマ(テンプレート)・プラグイン紹介

    こちら(独自に、ドメイン・サーバーを用意するパターン)のメリット・デメリットについては、概ね、無料ブログ・サービスを利用する場合と、逆になります。

以上です。

サテライトサイトの、SEOやアフィリエイト的に注意すべき制作ポイント(業者の利用や、バックリンクの扱いについて)

SEOにおいて、バック・リンクの重要性というのは、昔も今も変わっていません(扱われ方は、激変しているが、、)

なので、サテライトを作って、リンクを供給する事は、メインサイトのSEO 的な価値を押し上げる効果があります。

ただしこの場合、検索エンジンの神:Google の対応(ペナルティ)を懸念している方が、多いと思います。

ただ、勘違いしている方が多いのですが、

サテライトサイトから、メインサイトへリンクを供給する事、これ自体が悪いわけではありません。

Google は、公式に下記のように言及しています。

誘導ページとは、ユーザーを特定のサイトに誘導したり、資料請求などをさせたりすることだけを目的に作られた、ユーザーに独自の価値を提供していないページ群のことをいいます。(いわゆる「サテライトサイト」の中にも、誘導ページにあたるものが多くあります。)

具体的な例をご紹介しましょう(下記)

・『品質の低いコンテンツに、ある特定のサイトへのリンクを追加しただけのブログを複数作り、ユーザーを誘導しているケース』

Google ではあくまでユーザーにとってそのページを訪れる価値があるかという観点から判断をおこなっています。本当にユーザーのために作られたページと、検索エンジンからの誘導のみを目的としたページとでは、手のかけ方に大きな違いがあることを Google は認識していますのでご安心ください。

参考:Google公式ブログ : 誘導ページはガイドライン違反です

上記からも分かる通り、

Google は、単なる誘導だけを目的としたページじゃなく、検索ユーザーにとってそのページを訪れる価値があるページの場合は、ガイドライン違反としない(ペナルティを科さない)ことが分かります。

なので、

SEO 的な観点で、サテライトサイトを作成する場合、検索ユーザーにとって有益となるコンテンツとなる事が、最も重要なポイントとなります。

これを守らなければ、Google:パンダ・ペンギンアルゴリズムの餌食になってしまうでしょう、、、

※パンダ・ペンギンアルゴリズムについては、下記記事にて解説しています。

パンダ・ペンギンアップデートとは?主要Google検索アルゴリズムの違いや影響と、SEO担当者の対策(回復手順)

当然、SEO的に価値がなければ、上位表示することは無いので、誰の目にも触れられず、アフィリエイトで稼ぐ事もできなくなります。

上記の事も考慮して、SEO の観点で、サテライトサイトを作成するポイントについて、以下にまとめてみました。

  1. 検索ユーザーをターゲットとして、それに有益となるコンテンツを作成する
  2. オリジナル性の高いコンテンツを作成する(他のサイトの、コピーにしない)
  3. コンテンツ量を、一定量以上にする(2,000 字以上)
  4. メインサイトと、関連性のあるコンテンツを作成する
  5. 週1、最低でも月1は、コンテンツ追加する
  6. 複数のサテライトを作る場合は、それぞれのサーバー(IP)を分散させる
  7. SEO業者に外注するさいは、上記の点をチェックする

以上です。

上記をみて分かるとおり、サテライトサイトの作成・運営というのは、

手間や時間的コストの面で、メインサイトとほとんど変わりません、、、というか、管理サイトが増える分、様々な面でコストは増えます。

数が増えていけばいくほど、それぞれの管理は、おろそかになっていきますしね。

なので、個人的には、推奨はしません。

当ブログに関しても、サテライトは1つもなく、一本集中で運営しています。

ただ、上記に挙げているポイントを満たせば、SEO的に価値のあるバックリンクを集めれる事も事実なので、

サイト管理者の方は、自身の運営方針に沿って、判断してください。

では。

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