エンジニア未経験の転職:IT企業選びのポイント

【IT業界未経験からエンジニア転職】おすすめの求人企業を選ぶ5つのポイントまとめ


どーもー、現在某IT系の会社でjavaエンジニアとして働ている者です(当ブログの管理人です)

今回の記事では、IT業界未経験からエンジニアへの転職を検討している方へ、企業(求人)選びのポイントについて解説していきますが、

「IT企業の求人ページに、未経験可・歓迎って書いてるかけど、実際はどうなの?」

「業界未経験からエンジニアになりたい場合、どのように転職活動を進めていけば良いの?」

「どのような会社に転職すれば良いの?」

「未経験の場合の、転職活動のポイントや注意点とかあるの?」

このような疑問に答える内容となっています。

エンジニア未経験だからこそ、ちゃんとした準備をしてから転職活動をする必要があります。

「未経験歓迎って書いてあるから、このIT企業へ転職しよう!」って安易に考えていると、思わぬ落とし穴にハマってしまうケースも多々あります。

というわけで、IT企業(求人)の選び方などについて、順に解説していきます。

※ちなみに、エンジニア未経験じゃない方でも、参考になる内容となっているので、ぜひ読み進めていってください

※未経験からのエンジニア転職については、以下の記事もぜひ参考にしてください

IT業界未経験者が、Javaエンジニアに転職・就職する4つのポイント ~求人情報の見方や注意点も

(上記は、javaと記載がありますが、言語関係なく参考になる内容となっています。)

以下、目次です。

  1. 未経験からエンジニア転職する際に知っておくべき、IT企業の3つの分類
  2. IT企業の求人情報でチェックすべき5つの事 ~未経験からのエンジニア転職
  3. 代表的な転職サイトやエージェントの、エンジニア未経験可の求人件数をまとめました

未経験からエンジニア転職する際に知っておくべき、IT企業の3つの分類

IT企業の3つの種類:エンジニア未経験転職の際の知識-1

まずは、企業選びの際に知っておくべきなのが、「IT企業の分類」についてです。

中小から大企業まで、様々な企業が存在しますが、IT企業は大きく3つに分類することができます(以下)

  1. 自社サービス開発
  2. 受託開発(SIer)
  3. 客先常駐(SES)

では、それぞれ順に解説していきます。

  1. 「自社サービス開発」

    名前の通り、自社でサービスを提供していて、その開発も自社でおこなっているケースですね。

    GoogleやAmazon、Microsoft、楽天、Yahooなどなど、誰もが知っているIT企業は、大体これです。

    知名度もそうですが、良好な労働環境や高い年収など、3つの分類の中で最も競争率が高く、転職するのが難しい特徴を持ちます。

    ただし、未経験採用はほとんど無く、大体の会社が最低でも実務経験:3年以上などの条件を付けています。

  2. 「受託開発(SIer)」

    いわゆる、SIer(System Integrator)と呼ばれる企業ですね。

    クライアントとなる企業から、システム開発の依頼を受けて、開発業務をおこないます。

    基本的にはクライアント先ではなく、自社で開発業務をおこなうのが特徴です。

    (SIerでも、自社で開発するため、”自社開発”と求人に記載されていることがありますが、上記の「自社サービス開発」とは違うので、注意してください)

    ちなみに、SIerは、以下のようなピラミッド構造になっている事が多く、

    IT企業のSIerやSESのピラミッド構造-1

    大手のSIerが最上位にいて、そこから下請け企業である「中小のSIer」や「SES(後述してます)」に、開発などの業務が振られることになります。

    プロジェクトのマネジメントや、クライアント企業とのやりとり、要件定義・設計作業など、主に上流工程については大手が引き受けて、

    プログラミング開発やテストなどは、下請けに振ることが一般的です。

    ちなみに、このピラミッド構造については、ブラック労働の原因となることも多く、問題として取り沙汰される事も多いIT業界の特徴となります。

    参考:【IT業界の闇】多重派遣・多重下請け構造(SESや請負)とは何なのか?

    転職の難易度的には、大手のSIerは難しいです(未経験採用はしてない企業がほとんど)

    エンジニア未経験でも転職できるとしたら、中小のSIerになります。

    ただし、未経験可だとしても、一定のプログラミングスキルは求められるので、相応の準備が必要となります(個人学習や資格取得、プログラミングスクールでの学びなど)

  3. 「客先常駐(SES)」

    こちらは、上記の「SIer」と混同されているケースも非常に多いのですが、大きく違いがあります。

    「SES」とは、「System Engineering Service(システム・エンジニアリング・サービス)」の略称で、「エンジニア派遣業」とも呼ばれています。

    クライアントが希望するスキルを持ったエンジニアを紹介・派遣するようなサービスで、労働時間単位でエンジニアを紹介する契約形態のことです。

    要は、派遣ですね(厳密(法的な扱い)には違いますが、、)

    そして、基本的にSESのエンジニアは、クライアント先の会社に派遣されるので、「客先常駐」が多いです。

    プロジェクトによって期間は様々で、数ヶ月~数年のスパンで常駐することになります。

    当然、プロジェクトが変わると、関わる人やサービス、勤務地、勤務条件などが変更になってしまいます

    また、SIerの企業がSESからエンジニアを派遣してもらっているケースも非常に多いです(人手が足りない時など)

    このために、SIerとSESが混同されてしまうわけです。

    ちなみに、上述のピラミッドの図でいえば、下の方に属するのが「SES」になります(2次受け・3次受けの位置ですね)

    また、「未経験可」で募集をしているところは、「SES」の割合が非常に多いです。

    大体の場合、1~3ヶ月程度の研修を受けたのち、どこかのクライアント先に送られることになります。

    (1社目は大体、先輩社員がすでに常駐している企業に送られ、OJTも兼ねて、働く事が多いです)

    このように、転職で入社するのは一番簡単ですが、

    労働環境は、クライアント先によって違ってきますし、(当然、扱いが酷いケースもよくあります)

    (現場に行ってみたら、PCの梱包やセットアップなど、全くプログラミングスキルが付かないような雑務ばかりをさせられたり、

    また、違う現場では、長時間労働や休日出勤が常態化していたりとか(ブラック現場は最近ではだいぶ減ってはいますが。)

    SIerに比べたら、マージン(紹介料)が抜かれているため、給料が低いのも特徴です。

    転職活動の際、SIerかSESかの判断は、客先常駐かどうかをチェックすれば良いでしょう。

    客先常駐の場合、勤務地が、以下のように記載されていることが多いです(要は、固定されていない)

    東京・神奈川・埼玉・千葉の各プロジェクト先

    ※客先常駐(SES)については、以下の記事も参考にしてください。

    → 優良SIer企業とブラックSES企業の違いや見分け方について

以上、IT企業の3つの分類とそれぞれの特徴でした。

上述の通り、エンジニア未経験の場合は、中小のSIerか、SESへの入社がまずは現実的です。

そこの未経験枠で、2~3年ほど実務経験を積んでから、条件の良いSIerや自社サービス開発の会社に転職する。というのが、IT業界のキャリア戦略になりますね

(実務経験を積んだら、転職の代わりにフリーランスになるケースも多いです)

IT企業の求人情報でチェックすべき7つの事 ~未経験からのエンジニア転職

ITエンジニア未経験転職時の企業のチェックポイント-1

続いて、転職活動時にIT企業の求人情報を確認する際に、チェックすべきポイントについて、7つにまとめたので、順に解説していきます。

  1. 「職種・業務内容のチェック」

    一口にエンジニアと言っても、実際には様々な業務内容を存在します。

    最もイメージが強い、プログラミング開発をする以外にも、

    サーバー構築・管理、ネットワーク構築・監視、DBエンジニア、QA(テスター)、デザイン、HTML・CSS(マークアップエンジニア)

    あとは、

    PM(プロジェクトマネジメント)や上流工程(要件定義や設計)など。

    未経験の方は、これらの職種・業務内容の違いについても、事前にチェックして理解しておいてください。

    例えば、プログラミング開発をしたいのに、ネットワーク監視の会社に転職しても、ミスマッチしてしまいます、、

    ちゃんと、自分の希望とマッチしている職種・業務内容かどうか、チェックしてください

  2. 「開発要件のチェック」

    IT企業の求人情報には、開発要件が記載されているところがほとんどです。

    具体的に、どのプログラミング言語、フレームワーク、DB、開発環境&ツール、などを採用しているのか。

    未経験者でも、「javaのサーバサイド開発がしたい」と、具体的に決めている方もいるでしょう。

    そういった場合は、ちゃんと希望とマッチしているかどうか、提示されている開発要件の情報からチェックしてください。

    また、逆に具体的な開発要件が記載されていない場合は、警戒した方が良いです

    そういった会社(特にSES)では、本来、自分が希望するような開発業務を任せてもらえず、

    そのために、良い開発経験が積めず、全くスキルが身に付かない(よくあるのが、テストばっかり任せられたり)

    なんて事にもなってしまいます。

  3. 「エンジニアの人数(会社の規模)」

    エンジニアの人数については、多ければ多いほど開発体制・環境が整ってたり、開発ノウハウがまとまってる可能性が高いです

    その分、ガチガチにルール化されていますが、それも含めて大人数での開発に最適化されており、何かしら困った事があっても、すぐに解決できる仕組みやノウハウがあるでしょう。

    エンジニアとしての自分のスキルを上げたいといった観点でも、学べる点が多いと思います。

    なので、未経験の方は、できるだけエンジニアの人数が多い所へ転職するのが良いでしょう。

    また、逆に社内エンジニアとかだと「一人だけで開発・保守している」という事をよく聞いたりします。

    人数が少ないと、自由に裁量をもって仕事できるといったメリットも当然あるかとは思いますが、そもそも会社からの(開発部への)投資を受けられなかったり、

    開発体制や環境を整えられなかったり、スキルアップの観点でも、大人数と比較すると学習できる側面は少なくなってしまいます。

    あとは、人数が少ない分、システム保守(緊急対応)などで、休日勤務を余儀なくされる可能性も高いでしょう。

    ただし、逆に人数が少ない分、インフラからバックエンド・フロントエンドと、任せられる部分が多く、幅広い経験を積むことができる。といった事にも繋がりやすいですけどね。

    (人数が多い所では、ほぼ間違いなく「分業体制」となっているため。)

    それぞれに善し悪しはありますが、未経験の方は、なるべくエンジニアの人数が多く、開発環境が整ったところへ転職するのが良いかと思います。

  4. 「研修制度の有無」

    エンジニア未経験であれば、研修制度があるかどうかも確認しておきましょう。

    会社によっては、入社後:3ヶ月とか、まとまった期間を研修に当ててくれるとこも多いかと思います。

    また、研修後に実際に業務にあたるときには、先輩がOJTとしてフォローしてくれるかどうかも、チェックが必要です。

    (さすがに、OJTはあるとは思いますが。)

    ということで、未経験の方はできるだけ研修制度があるところへ転職した方が良いでしょう。

    研修制度があるということは、会社が「未経験の人材を育てる仕組みが整っている」という証明にもなるので。

  5. 「勤務条件」

    こちらも当然、転職する際はチェックするとは思いますが、

    「求人会社に、完全労働裁量性やフレックス、リモート勤務制度などがあるかどうか・・」

    これは、様々な働き方の選択が可能であり、その仕組み化もちゃんとされている。ということなので、

    会社がちゃんと「エンジニアが働きやすい環境」を作っている。という証拠でもあります。

    この辺もちゃんとチェックするようにしましょう。

    ただし、未経験エンジニアの方は、最初からリモート勤務で働くのは、かなりハードルが高いので、おすすめしません。。

    (周りの席に同僚の方々がいて、何かしら困った時に聞きやすい環境であることも、未経験の場合は重要なポイントです。)

  6. 「残業の平均時間や扱いについて」

    求人情報には、残業に関しての記載も必ずあるので、チェックしておきましょう。

    平均して、どれくらいの残業時間なのか。

    40時間を超えてるようなところには注意が必要です。

    また、IT企業では「固定残業制」のところも多いです。(私の勤務している会社もそうです)

    例えば、40時間/月を固定として、残業代が振り込まれるようなケースですね。

    この場合は、月に40時間の残業があることは覚悟しておかなければいけません。

    悪質なところだと、実際の残業時間の方がはるかに長いようなケースもありますが。

  7. 「勤務地」

    こちらは、上述でも解説していますが、SESの場合「客先常駐」であることがほとんどです。

    その場合、プロジェクトが変わるごとに、勤務地も変わることになるので、その辺は覚悟してください

    (SESに転職しようと思っている方は。)

以上、

エンジニア未経験の方が、IT企業の求人情報をチェックする時の7つのポイントでした。

代表的な転職サイト・エージェントの、エンジニア未経験可の求人件数をまとめました

続いて、実際にどれくらいのエンジニア未経験枠の求人件数があるのか、

以下3つの転職サイト・エージェントにて、確認してみました。

  1. リクルートエージェント

  2. マイナビ転職

  3. doda(デューダ)

(転職サイトについては、以下の記事でも詳細にまとているので、良かったら参考にしてください)

javaプログラマーにおすすめの大手転職サイトとエンジニア特化型求人サイト:8選 ~平均年収や仕事内容なども

※上記は、javaプログラマーと記載がありますが、言語関係なく参考になる内容となるので、ぜひ。

では、順に紹介していきます。

  1. 「リクルートエージェント」

    リクルート転職エージェント:ITエンジニア全体の求人件数-1

    リクルートエージェント:公式サイト

    転職エージェントの中で最大手、求人件数も最も多いのが、こちらの「リクルートエージェント」になります。

    CMでもお馴染みですね。

    上記から、ITエンジニア・プログラマーの求人件数は、

    (2022/7時点)

    公開:6.3万人、非公開:6.8万人

    公開・非公開ともに、6万件超えと、どちらもかなり多いことが分かりますね。

    ちなみに、非公開求人とは、転職サイトや企業のホームページなど、インターネット上では確認できない、⼀般に公開されていない求⼈情報のことです。

    こうした⾮公開求⼈は、会社と提携している転職エージェントだけが求人情報を取り扱っています。

    また、ITエンジニアの求人にて、「未経験可」で絞って検索してみると、

    リクルート転職エージェント:未経験可のITエンジニアの求人件数-1

    公開求人:5652件
    非公開求人:2626件

    上記から、公開求人に関しては、大体1/10が「未経験可」であることが分かりますね。

  2. 「マイナビ転職」

    マイナビ転職サイト:未経験可のITエンジニアの求人件数-1

    マイナビ転職:ITエンジニアの転職・求人一覧ページ

    こちらもCMでお馴染み、有名な転職サイトになります。

    上記の通り、

    (2022/7時点)

    ITエンジニア全体の求人:約2万件
    未経験可の求人:1853件

    というわけで、マイナビの方は、大体9~10%ほどの未経験枠があることが分かりますね。

  3. 「doda(デューダ)」

    doda転職サイトト:ITエンジニアと未経験可の求人件数-1

    doda公式サイト

    こちらもCMでお馴染みですね。dodaも代表的な転職サイト兼エージェントです。

    上記の通り、

    (2022/6時点)

    ・ITエンジニア・プログラマー:3.5万件(公開のみ)

    ・未経験可の求人:3296人(公開のみ)

    dodaも、ITエンジニア全体の求人に対して、未経験枠は10%ほどですね。

というわけで、3つの主要な転職サイト・エージェントにて確認しましたが、

どこも、大体10%ほどが、未経験でも可能な求人となっていました。

上記から、未経験でも十分に転職できそうな事は確認できますね。

ちなみに、転職サイトと転職エージェント、どちらを利用するのがオススメなのか・・

エンジニア未経験の方であれば、どちらにも登録して併用するのが良いですが、

特に転職エージェントを利用すれば、

どのようなIT企業(求人)に応募すれば良いのか、どのように転職活動を進めていけば良いのか。

転職エージェントの担当者にアドバイスを貰えながら進めていけるので、おすすめですね。

ワークポートのように、プログラミングスクールも運営している転職エージェントなんかも、あります。

「みんスク」というプログラミングスクールで、転職サポートもあり、しかも無料です。

みんスク:公式サイト

※転職エージェントについては、以下の記事にて詳細にまとているので、良かったら参考にしてください。

ITエンジニア(SE)におすすめの転職エージェント:8社を徹底比較 ~未経験者についても。

今後、IT業界未経験からエンジニアへ転職したいと思っている方の参考になっていれば幸いです。

では。


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