SEO対策をしていく上で、全く逆の意味で使われる手法「逆SEO」に対しても理解をしておくことは重要であります。
なぜなら、SEO対策によって上位表示すればするほど、自分のブログが「逆SEO」のターゲットになる可能性が高くなるからです。
もしターゲットになった場合、検索順位が圏外に飛んでしまうか、上位表示を継続できるかは、「逆SEO」の知識があるか・ないかによって、大きく変わってきてしまいます。
そこで、今回は、「逆SEO」の概要についてと、具体的な手法を4つに分けて、解説していきたいと思います。
逆SEOとは?
逆SEO対策は、SEO対策の逆で、検索順位を下位に落とす手法です。
例えば、Aさんが「SEO」というキーワードで2位だった場合、1位のBさんのブログを下位に落として、自分のブログを1位にランキングさせたかったとします。
その際に、Aさんが、Bさんのブログをターゲットに下位に落とすための手法を、「逆SEO対策」といいます。
もともとの由来は、風評被害を受けた企業や個人が、その悪評を発信しているブログやサイトを検索圏外にするための方法として、有名になりました。
逆SEO対策の手法 その1
ターゲットのブログやサイトに対して、検索エンジンからペナルティを受けるようなリンクを送る。
検索エンジンからペナルティを受けるリンク
- 被リンクを増やすために自作自演で作ったブログやサイトからのリンク
- リンクファームに登録して得ることのできるリンク
- すべてのアンカーテキストが同じリンク
上記のようなリンクを意図的に送ってやることで、ターゲットのブログやサイトは、グーグルからペナルティを受け、検索順位が下がっていきます。
逆SEO対策の手法 その2
同一キーワードで、ターゲットのブログやサイト以外の上位表示しているサイトに、(良質な)リンクを送ることで、順位を上げ、結果的にターゲットのサイトの順位を下げる方法。
逆SEO対策の手法 その3
ターゲットのブログやサイトのコピーサイトを作成する。
もし、検索エンジンからの評価が、元のサイトより高くなった場合は、元のサイトがコピーサイトと見なされ、インデックスを消すことができます。
基本的に検索エンジンは、サイトの公開日時をもとに、どのサイトが元なのかを判断できます。
ただ、それは絶対ではなく、コピーサイトの方に良質なリンクが集まり、ページランクが高い場合は、そちらを元のサイトと見なすようです。
こちらの対処法としては、コピーサイトを見つけた場合は、まずは検索エンジンに報告をしてください。
逆SEO対策の手法 その4
ターゲットサイトに相互リンクをしてもらい、してもらったサイトにウィルスを感染させる。
ターゲットサイトからしたら、スパムサイトにリンクを送っている訳ですので、検索エンジンからは評価を落とされてしまいます。
対策としては、相互リンクする際には、相手サイトのチェックを注意深くすることと、相互リンクした相手サイトを定期的にチェックすることです。
まとめ
ここで紹介している事を知っておくことで、逆SEOからの被害を最小限に抑えることができますので、ぜひ知識として入れておいてください。最後にもういちど、各項目をまとめます。
- 逆SEOとは?:SEO対策の逆で、検索順位を下げる手法です。
- 逆SEO対策の手法 その1:ターゲットのブログやサイトに対して、検索エンジンからペナルティを受けるようなリンクを送ることで、順位を下げます。
- 逆SEO対策の手法 その2:ターゲットサイトの競合サイトに、(良質な)リンクを送ることで、順位を上げ、結果的にターゲットのサイトの順位を下げます。
- 逆SEO対策の手法 その3:ターゲットサイトのコピーサイトを作成し、元サイトより(検索エンジンからの)評価を上げる事で、ターゲットサイトのインデックスを無効にします。
- 逆SEO対策の手法 その4:ターゲットサイトに相互リンクをしてもらい、してもらったサイトにウィルスを感染させ、結果的にターゲットサイトの評価を落とし、順位を下げます。