Facebook ウォール投稿戦略

Facebook活用法!【イイネ数】を最大化する10個のウォール投稿戦略

今回の記事では、ユーザーのリアクション(イイネ!やコメント等)を最大化させるための戦略を解説していきます。

ですが、その前に前提知識として理解をしておくことが必須なワードがあります。

それが「エッジランク」です。

私たちはこれからもユーザーにとって親しい人たちや興味のある投稿を表示させるようにニュースフィードを最適化させていきます。

この考えが、全てのニュースフィードの投稿がユーザーにとって友達や家族の投稿のように重要になることにつながると考えています

エッジランクとは、上記の「Facebook社が掲げる方針」を実現するための、最も重要な仕組みで、簡単に言えば

「ニュースフィードの、1つ1つの投稿に対して、Facebook独自のアルゴリズム(エッジランク)で優劣を付けて、自分にとって価値ある情報を優先的に表示してくれる仕組み」になります。

この仕組みを、まだ理解していない方は、下記記事を読んでおいてください。

エッジランクとは?Facebookからのアクセス数を増やすための超重要項目

では、本題に入っていきますが、

Facebookページのウォール運用では、「成果が出やすいウォール投稿方法」というのがあります。

今回の記事では、その戦略を10にまとめて解説していきます。

ウォール投稿する「文章」は短く設定する

Facebookの場合は、ブログと違って ファンはコンテンツを“読む”のではなく“見る”のだということを意識してください。
長いテキストは読んでもらえないという前提に立ち、Twitter程度の簡潔な投稿を心がけましょう。

buddymedia社の調査レポートによると、80文字以下のウォール投稿はエンゲージメント率が27%高いという結果が出ています。

※エンゲージメントとは:ユーザーに「イイネ!」や「コメント」など、投稿に対して反応をしてもらう事です。

これは、日本語の文字数に換算すると、だいたい全角40文字です。
なるべく、ウォール投稿は40文字以内での投稿を目安にすると良いでしょう。

ウォール投稿する際「短縮URL」を使わない

※短縮URLとは→Wiki「短縮URL」

ウォールにURLを投稿する際は、独自URLで投稿しましょう。短縮URLだと効果が下がってしまいます。

buddymedia社の調査レポートによると、短縮URLをウォール投稿するよりも、独自URLをウォール投稿したほうが3倍のエンゲージメント率を出しています。

投稿コンテンツは量より質を重視する

1日にいくつもリンクを貼っただけのコンテンツを投稿しても見てもらえません。
それよりは、ファンが興味をひくと思われる内容のコンテンツを1つ投稿する方がよほど効果があります。

イイネ!やコメントをもらえるような投稿を心がけましょう。

1日に2回の投稿頻度に調整する

「どのくらいの頻度で投稿すればいいんだろう?」

Facebookページを運用していて、上記の疑問が出てくると思います。

1日2回の投稿頻度が最適な理由を下記に示します。

  • 【95~99%のファンはあなたのFacebookページに二度と戻ってこない】:非常に衝撃的ですが「95~99%」というのは、広告だけではなくWebサイトやニュースフィードをたどってFacebookページに訪れてファンになったユーザーも含めての数値なのです
  • 【投稿の寿命は3時間】:Facebookページ分析の専門会社「EdgeRankChecker」が、『投稿記事へのファンのリアクション(イイね!やコメント)が最盛期の10%に落ちるまでが平均3時間7分だった』という調査結果を出しています。
    この事から、1日に1回だけの投稿だと1日のうちの他の21時間、基本的にあなたのFacebookページは見られていない。ということになります。
    ここで注意してほしいのが、「3時間ごとに記事を投稿するべき」という事ではありません。”最も効果的な3時間を2つ3つ見つけ、毎日その時間帯に投稿することが重要”なのです
  • 【様々な属性のファンがいる】:ファンの中には、サラリーマンの方もいれば、学生もいたり、主婦もいたりします。そういった属性が違うと、もちろんFacebookにアクセスする時間帯もバラバラになります。
    このことを考慮すると、1日に1回の投稿の場合、その周辺の時間にオフラインだった多くの人には届かずに取りこぼしてしまっているのです。
    ですので、『あなたのページのファンを2~3つにセグメント化し、セグメントごとの記事を1日にわけて投稿すること』をオススメします。

上記理由から、1日2回の投稿頻度がベストですが、必ず「コンテンツの質」をチェックしてください。
コンテンツの質が落ちてしまう場合は、投稿頻度は落として下さい。

ウォール投稿に人間味を出す

ウォール投稿は、機械的にならず人間味のある投稿をしましょう。
特にツール等で自動投稿している場合は、非常に危険です。
なぜなら

  • 機械的な投稿の場合、友達の投稿の中に表示されると広告っぽくなる
  • 自動投稿してFacebookページを頻繁に確認していない場合、ユーザとのコミュニケーションをする機会を失っている

上記理由から、投稿する際は機械的にならないように注意しましょう。

コメントしてくれたら必ず返事をする

投稿したコンテンツに、ファンがコメントをしてくれた場合は、必ず「いいね!」をして感謝の気持ちを示しましょう。
回答ができるコメントの場合は、必ずコメントも返します。
そうすることで、ファンとのコミュニケーションが生まれ、後々リアクションを取ってくれる率が高まります。

ウォール投稿する時間を最適化する

ウォール投稿する際、エンゲージメント率は時間帯によって変わってきます。

”どの時間帯にウォール投稿するのが、効果が高いのか・・・”

こちらはそれぞれのFacebookページ毎に異なってきます。
なぜなら、Facebookページで発信しているコンテンツや運営する企業の事業内容によって、対象となるファンも異なるからです。

まずは、どのようなファンが多いのか分析をしましょう。
なぜなら、ファンがサラリーマンなのか・主婦なのか・学生なのか、、、それぞれファンの層によって、Facebookページを確認する時間帯は異なってきますよね。

例えば、サラリーマンであれば仕事が終わって帰宅した後の20:00~22:00に頻繁にFacebookにアクセスしていると予測します
また、主婦であれば子供を保育園に送って行って帰宅した後の、11:00~12:00にアクセスしていると予測できます。

上記はあくまで予測にすぎませんが、「ファン層によってアクセスする時間帯が違う」という事は明白です。

ですので、日々の運用でファンが見ている時間を分析して、ウォール投稿しましょう。

さらにもうひとつ「投稿時間を最適化する」理由があります。

それは、「他のウォールに埋もれないようにする」事です。

buddymedia社の調査レポートによれが、「全体の60%の投稿が10時~16時に投稿される」そうです。
ですので、ウォール投稿する際は、「10時~16時」を避けて埋もれないようにすることも必要です。

ファンに素直にお願いする

ファンにリアクションを取ってほしいということを、素直にお願いしましょう。

「いいね!」を押して欲しければ、ウォール投稿で「いいね!を押して下さい!」とお願いしましょう。
「コメント」を投稿して欲しければ、「コメントをお願いします!」とお願いしましょう。

効果的な文言として、
「いいね!」なら、『いいね!して』『参加して』、「コメント」なら『コメントして』『投稿して』『教えて』当たりが良さそうです。

質問をウォール投稿する

疑問形でウォール投稿することで、エンゲージメント率増加を期待できます。

buddymedia社の調査レポートによると、「質問」のエンゲージメント率は、他のウォール投稿に比べて15%も高い。という結果も出ているそうです。

質問する際の注意点として、質問は「文末」に入れる事が重要です。

なぜ、質問するとファンの反応が良くなるのでしょうか・・・

下記理由が当てはまると思います。

  • (うんちく披露や自慢につながる質問をする事で)ファンの自己顕示欲をくすぐれる
  • ウォール投稿するきっかけを与えられる
  • そもそも人間の脳は「質問されたら答えを考える」と癖付けされている

写真・画像をウォール投稿する

写真を投稿することで、リアクション増加につながる理由としては、

  • 写真をウォール投稿する事により「ニュースフィードの占有面積」を増やせる
  • 写真を投稿することで、テキストだけのウォール投稿よりも目を引くことができる

そして、Facebookの”エッジランク”的にも「テキストなどのウォール投稿よりも写真投稿に、より大きな価値を置いています」

まとめ

今回、「ファンのリアクションを最大化するウォール投稿戦略」を10個に分けて解説してきましたが、
それぞれのFacebookページ毎に、コンテンツ内容も違えば、ファンも違い、ファンが求めているコンテンツも違います。
まずは、この事を理解する必要があります。

この事を理解した上で、
今回解説した内容をもとに「どのようなタイプの投稿が良い反応を得ているのか・・」を分析する取り組みを行って下さい。
そうして、良いエンゲージメントをもたらしているのは、どのタイプのコンテンツなのか・・・
反応が鈍いのはどのタイプのコンテンツなのか・・・といった事を、それぞれ(Facebookページ管理者は)独自に特定していってください。

さらに、同業他社の成功していると思われるFacebookページやベンチマークにしたいFacebookページを徹底的に研究することも大切です。

これらを日々繰り返し行い、Facebookページを運用していきましょう。

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