独自ドメインと無料ドメインの比較

「独自ドメイン」と「無料ドメイン」のメリット・デメリットをまとめてみる(間違ったドメイン取得をしないために)

ドメインとは、一言でいうと「サイト(ブログ)の住所」です。

例えば、当ブログのドメインは、下図になります。

ドメイン

※「ドメイン」の役割や、種類についてはこちらで詳細に解説しています→【ドメインとは?2分で「ドメイン」を理解するためのまとめ記事】

ドメインは、大きく下記2つに分けることができます。

  • 独自ドメイン
  • 無料ドメイン

上記2つの特徴や違いを理解しておかないと、

  • アクセスの集まるサイトにしていきたいのに、全くアクセスが集まらない
  • 運営コストを抑えたいのに、コストがかなり掛かっている

といったような事が起きてしまいます。

なので今回の記事では、「独自ドメインと無料ドメインの違いや、それぞれのメリット・デメリット」をまとめていきます。

以下、目次になります。

  • 独自ドメインと無料ドメインの違いについて
  • 独自ドメイン・無料ドメインのメリット・デメリット

独自ドメインと無料ドメインの違いについて

独自ドメインと無料ドメインの違い

「独自ドメイン」と「無料ドメイン」ですが、大きな違いとしては下記二点になります。

  • 自分だけが利用できるドメインなのか・他人と共有して利用するドメインなのか
  • お金(費用)が掛かるか・掛からないか

「ドメインの取得業者(ムームードメインやお名前.com)」から、お金を払って取得できるのが「独自ドメイン」です。
また、「独自ドメイン」は、一つのドメインに対して、自分(自社)だけが利用できます。

一方「無料ドメイン」は、その名の通り、無料で利用することができますが、一つのドメインを複数人で共有して利用しなければなりません。

例を挙げたら、分かりやすいでしょう。
例えば、ブログサービスの「アメブロ」や「ライブドア」・「FC2」等が、当てはまります。

アメブロを利用すれば、自分のサイト(ブログ)を持つことができますね。しかも無料です。
ですが、ドメイン的には「自分のドメイン」ではなく、「アメブロのドメイン」を利用することになります。

下図では、「無料ドメイン」に該当するブログサービスの構成を、サイトのURLから解説しています。

無料ドメイン

上図のように、「無料ドメイン」では、”一つのドメイン内に各ユーザーのサイト(ブログ)が設定されている”事になります。

以上、「独自ドメイン」と「無料ドメイン」の違いは理解できたでしょう。

つぎは、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

独自ドメイン・無料ドメインのメリット・デメリット

独自ドメインと無料ドメインのメリット・デメリット

当章では、独自ドメインと無料ドメインを比較した上で、「独自ドメイン」のメリット・デメリットをまとめていきます。

独自ドメインのメリット

  • 【自分のサイト(ブログ)を、完全に管理することができる】

    「独自ドメイン」の場合は、基本的に自分でサーバーを用意しなければなりません。
    なので、ITに精通していない人の場合、”サイトを公開するまで”のハードルは高いですが、一度設定してサイトを公開したら、あとは自分の思うようにサイトを管理することができます。

    これは、非常に重要な事で、例えば「無料ドメイン」であるブログサービスを利用した場合、ブログサービスを提供している会社の一存で、自分のサイトが、ある日突然に無くなっている、、、なんて事もあります。

    もちろん、ブログサービス自体がサービスを終了した場合でも、自分のサイトは無くなってしまいます。

    「独自ドメイン」であれば、このようなリスクはありません。

  • 【SEO的にリスクがない】

    SEOとは、検索エンジンで自分のサイトを上位に表示させるための施策です。
    検索エンジンで、上位表示すれば、それだけアクセスアップに繋がります。

    独自ドメインの場合、コンテンツは自分のサイトのみなので、検索エンジンからの評価も自分のサイトのみが対象です。

    ですが、「無料ドメイン」の場合は、他人のサイトも「同じコンテンツ」と見なされるので、もし、他人のサイトが検索エンジンからペナルティを喰らっていたら、自分のサイトの評価まで落ちてしまいます。

    評価が落ちるということは、それだけ検索順位が下がってしまいます。

    「独自ドメイン」では、上記のように ”自分の知らない間に” 検索エンジンからペナルティを喰らっている。といったリスクはありません。

  • 【SEO的に、ドメイン内の競合コンテンツがないので有利】

    Google(検索エンジン)では、上位1ページ内に表示するコンテンツの制限に、「同じドメイン内のページを二つ以上表示させない」といった制限があります(必ずではありませんが)

    なので、「無料ドメイン」を利用していた場合、例えば「SEO」というキーワードで、同じブログサービスのユーザーサイトが、上位1ページ内に表示されていた場合、自分のサイトが「上位1ページ内」に表示される事はありません。

    ※同じブログサービスのユーザーサイト(競合)より、Googleからの評価が高ければ、上位1ページに表示されます。

    なので、「無料ドメイン」を利用している場合は、まず「同じブログサービスのユーザーサイト(競合)」に勝たなければならないので、検索エンジン上位表示への道のりが険しくなります。

    「独自ドメイン」の場合は、自分のサイトのみがコンテンツなので、競合なんていません。
    なので、検索エンジン上位表示へのハードルは、その分下がります。

独自ドメインのデメリット

  • 【サイトの運営費が掛かってしまう】

    「独自ドメイン」でサイトを運営していく場合は、年間に「ドメイン」の料金と「サーバー」の料金を支払わなければなりません。

    ドメイン代は、「.com」であれば年間1000円以下と、安く済みますが、「サーバー」代は、サイトの規模やアクセス数が大きくなればなるほど、価格がどんどん上がっていきます。

    最初のうちは、月間200~300円で済ませる事ができますが、ある程度の規模になると月間に数千円~数万円となってしまい、個人利用なら、かなり痛い出費になってしまいます。

    一方「無料ドメイン」では(ブログサービスの場合)、ドメイン代もサーバー代も掛かりませんので、無料でサイト(ブログ)を運営できます。

  • 【サイト立ち上げや、管理のハードルが高い】

    「独自ドメイン」の場合は、サイトを公開するまでに、ドメインを取得して、サーバーを用意して、サイトを自分で作成しなければなりません。

    ITに精通していない人の場合は、非常にハードルが高く、立ち上げの段階で諦める方も出てくるでしょう。

    また、サイトを公開してからも、サイトへの機能追加やセキュリティ対策等、Webサイトに関するあらゆる事を自分で管理していかなければなりません。

    「無料ドメイン」では(ブログサービスの場合)、セキュリティ対策やサーバーの管理等、サービスの提供会社がやってくれる事が非常に多く、「独自ドメイン」の場合に比べ、ユーザーの負担はかなり軽くなっています。

以上が、独自ドメイン・無料ドメインのメリット・デメリットです。

まとめ

今回の記事では、「独自ドメインと無料ドメインの違いや、それぞれのメリット・デメリット」をまとめてきました。

ちなみに、当ブログは「独自ドメイン」を採用しています。

理由は上記で述べてる通り、ブログを100%管理・コントロールすることができる事と、SEOにて、多数のアクセスを集める運営方針だったからです。

デメリットである費用も、

・ドメイン維持費 : 1,000円 / 年
・レンタルサーバー代 : 250円 / 月

となっていて、月額換算すると「500円」にも満たない額になります。

これなら、個人でも余裕でやっていける額ですよね。

なので、会社ブログ or ホームページはもちろん、個人でも、アクセスの集まるパワーサイトを作っていきたい場合は、「独自ドメイン」をオススメします。

ちなみに、独自ドメインの取得と、レンタルサーバーを利用したい場合は、下記がおすすめです(当ブログでも利用中)

以上です。

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