SEO対策的に、タイトルタグの内容というのは、最も重要性の高い要素になります。
それは、Google が、コンテンツ内容を認識・評価するときに、最も優先的に考慮されるのが、タイトルタグの内容だからです。
なので前提として、タイトルタグには、コンテンツを端的に表した概要・テーマを設定する必要がありますが、
その他にも、SEO 的に考慮しておくべきポイントがいくつかあります。
そこで今回の記事では、タイトルタグを設定する際に、SEO 的に考慮すべきポイントについて、順に解説していきます。
以下、目次。
- タイトル設定の前に必ずやっておくべき、キーワード選定
- SEO的に最適なタイトルの文字数について
- ページタイトルの重複は、SEO的に危機的状況、、、
- 内部SEO!タイトルタグの内容は、h1(見出しタグ)にも設定する
1、タイトル設定の前に必ずやっておくべき、キーワード選定
タイトルを設定するにも、コンテンツを作成するにも、まず最初にやっておかなければならないのが、キーワードの選定です。
SEO 的に「キーワード選定」は、最も重要な作業で、ここで選定したキーワードによって、
タイトルやコンテンツ内容を設定してくのが、SEO のセオリーです。
例えば、当記事であれば、
「SEO タイトル」という複合キーワードを最初に選定したうえで、それに沿ったタイトル・コンテンツにしています。
また、キーワード選定をおこなう際は、いくつかポイントがあります(以下)
- キーワードの検索数をチェックする(需要の調査)
- 現状の検索順位を確認する
- 1記事=1メインキーワードで設定する
- タイトルタグと見出しタグ(hタグ)に設定する
- コンテンツ内のキーワード出現率について
こちらについては、下記の記事にて、詳細にまとめているので、必ず見ておいてください。
・SEO対策キーワード選定の5つのポイント(検索数調査や順位チェック・出現率について)と、使用すべきツール
ん~で、、、
上記のポイントにも挙げてますが、
タイトル設定をする際は、必ず選定したキーワードを含めるようにしてください。
当記事のタイトルにも、「SEO タイトル」はそれぞれ含まれていますよね。
最初に述べた通り、タイトルタグの情報は、検索エンジンから最も重視される要素なので、対策キーワードは、必ず含ませておきましょう。
(検索エンジンは、ページタイトルから、そのページのテーマ・概要を認識していると思えば良いです)
2、SEO的に最適なタイトルの文字数について
SEO的に最適なタイトルの文字数は、Google の仕様的に判断すると、
- 「半角」 : 60文字前後
- 「全角」 : 30文字前後
になります。
下図を見てください。
上図は、Google の仕様(上限数)を超えた、タイトルの表示のされ方です。
このように、半角:60文字前後 or 全角:30文字前後、を超えると、「…」といった具合に、端折られてます。
なので、Google の仕様 = SEO のスタンダードということで、タイトル文字数の最適解は、
- 「半角」 : 60文字前後
- 「全角」 : 30文字前後
になります。
ただし、、、
この上限数を超えたタイトルであっても、Google は、ちゃんとその超越分も、評価対象にしています。
例えば、当ブログの記事では、ほとんどが、Google の仕様をはるかに超越しています。
以下、具体例
記事 : 「wordpress(ワードプレス)のスマホ最適化!レスポンシブWebデザインでスマートフォン対応するテーマ・テンプレート」
こちらは、Google の仕様をはるかに超越している1具体例ですが、
現状(2015/2/16)、「wordpress スマホ」にて、Google検索:1位を獲得しています。
で、ここからが本題ですが、
仮に、Google が、全角:30文字以上の文字列を評価対象にしないのであれば、上記タイトルの ”スマートフォン対応するテーマ・テンプレート” は評価対象に入らないはずです。
そこで、「wordpress スマホ テーマ」で試しにググッてみましょう。
結果・・・
見事、「1位」に表示されてましたーーー
って事で、Google はちゃんと、全角:30文字以上の文字列も評価対象にしていることが証明されました。
※以下の記事も参考になります。
・海外SEO情報ブログ : Googleは、長いTitleタグをすべて見てくれるのか?
ただ、一点注意として、対策したいキーワードは、なるべく文頭付近に持ってきてください。
(Google は、文頭付近のワードを、高く評価する傾向があるので)
3、ページタイトルの重複は、SEO的に危機的状況、、、
何度も言及していますが、タイトルタグの情報というのは、Google が、そのページを認識する上で、最も重要視している情報になります。
なので、仮にタイトルが重複しているページが、複数あった場合、、、
それらは、Google から「大体、同じようなページ」と認識される可能性があり、
SEO 的に見ても、同じタイトルのページが複数あることに対して、全くメリットがありません。
むしろ、Google からコピーコンテンツとして認識されてしまう恐れもあります、、、(低品質コンテンツとしてペナルティを受ける危険性が、、、)
なので、コンテンツを作成する場合は、それぞれに必ず「一意」のモノを設定してください。
また、Google の提供している「ウェブマスターツール」では、現状、サイト内に重複しているページがないかの確認がおこなえます。
以下、確認手順。
まず、ウェブマスターツールのメニューから「検索のデザイン」→「HTMLの改善」を選択してください(下図参考)
すると、下図のような画面が開くので、こちらで確認がおこなえます。
●下図は、特に問題がない場合。
●重複しているページがある場合。
上図の、「タイトルタグの重複」リンクをクリックすると、どのページが重複しているのかを確認することができます。
以上です。
※Google ウェブマスターツールは、SEO対策をおこなう場合は、必須のツールになりますので、必ず導入しておいてください。
インストール手順や使い方など、詳しくは下記の記事にて解説しています。
・Google対策に必須!ウェブマスターツール(WebMasterTool)へのサイト登録と基本的な使い方
4、内部SEO!タイトルタグの内容は、h1(見出しタグ)にも設定する
タイトルタグというのは、ソース上を確認すれば見れますが、公開されているページ上では確認できません。
なので、一般的なブログシステム等では、タイトルタグに設定された値は、「h1(見出しタグ)」に設定され、公開ページ上で表示されます。
これは、SEO的にも理にかなっていて、「hタグ」というのは、タイトルタグの次に、Google から評価されるタグになります(特に、h1)
なので、自分でサイトやブログを立ち上げた場合は、ちゃんとタイトルタグの内容が、「h1」として、公開ページ上に表示されるように設定しましょう。
ちなみに、SEO的に最適化されているコンテンツというのは、下図のように、ちゃんとピラミッド状の「見出し構成」になっています。
【コンテンツ例】
※コンテンツの作成について詳しくは、下記の記事にてまとめているので、参考にしてください。
・コンテンツ(contents)とは?検索エンジンとユーザー双方に最適化したコンテンツ作成手順をまとめてみた
以上です。