どーもー、某IT系の会社でjavaエンジニアとして働ている者です(当ブログの管理人です)
現在は、エンジニアとして働きながら、開発現場の担当者として、エンジニアの採用面接にも関わっていますが、
最近では、正社員の採用よりも、フリーランスのエンジニアの方々と、業務委託契約を結ぶことの方が多く、その際の選考にも関わらせていただいてます。
というわけで今回は、javaの現役エンジニア兼、採用側の立場として、フリーランスエンジニアが、案件を獲得するための方法(手順)や、必須スキル。
また、フリーランス・エージェントのおすすめ等について、順に解説していきます。
※java以外の言語でも、参考になる内容となっているのでぜひ確認してください。
以下、目次です。
- javaフリーランス案件・求人の特徴まとめ ~案件数や平均単価・年収、在宅ワーク(リモート)の可否など
- フリーランスエンジニアの開発案件の獲得方法 ~エージェントの選び方など
- Javaフリーランス・エージェントのおすすめ:3選
- Javaフリーランスエンジニアになるための必須スキル ~未経験・初心者の可否や、高単価案件についても
- フリーランスエンジニアとして働く注意点 ~業務委託契約や、確定申告(税金対策)について
【管理人おすすめのフリーランスエージェント:2選】
2022年11月時点で、当サイトが特におすすめするフリーランス・エージェントは以下の2社となります。
他のエージェントと比較すると、リモートワーク可能な案件や高単価案件が豊富となっています。
- 【Pe-BANK】:案件数5万件、平均年収848万と、業界最大規模のエージェントです
- 【Midworks】:リモート案件が豊富で、3年連続:「エンジニアが選ぶIT専門エージェント」1位に選ばれた実績のあるエージェントです
※2~3社を並行して利用するのがおすすめです。
javaフリーランス案件・求人の特徴まとめ ~案件数や平均単価・年収、在宅ワーク(リモート)の可否など
上記は、ITエンジニアの案件に特化したフリーランス求人をまとめた「フリーランス・スタート」の公式ページの情報になりますが、
約40万件の案件数のうち、5万件以上が、javaであることが分かります。
他の言語と比較しても、圧倒的に案件数が多い事が分かりますね。(PHPやRUBYも多いですが、1万件以上の差があります)
※「フリーランス・スタート」とは、250社以上のフリーランス・エージェントと提携して、それらの案件・求人情報をまとめて掲載しているサービスになります。
(フリーランス・エージェントとは、企業とフリーランスエンジニアを仲介する企業・サービスのことを指します)
2022/11時点で、47万件以上の案件が登録されていて、
各案件の詳細情報も確認できるので、どのような案件があるのか知りたい方は、ぜひ登録してみてください(以下)
このように、java案件の特徴として、まず案件数が多いことが挙げられます。
javaは、昔から多くの企業・サービスで採用されており、非常に需要の高いプログラミング言語となっています。
案件の種類については、大きく以下の3つに分類することができます。
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「企業の業務系・基幹系システム」
会社で働いている場合、日々様々なシステムを利用していると思います。
勤怠管理システム、決済管理、会計管理、受注管理、商品・在庫管理システムなど、多くの業務系・基幹系システムにjavaが採用されています。
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「Webアプリ・サイト」
javaは、世界的なグローバルIT企業でも、多数採用されているプログラミング言語です。
GoogleやAmazonをはじめ、Twitter、ebay、楽天、Yahoo、Github、Lineなど、多くの大手IT企業で採用されています。
もちろん、上記のような大手でなくても、Webアプリ・サイトにjavaが採用されているケースは非常に多いです。
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「アンドロイド・アプリ」
2大スマホOSの1つである、アンドロイドのアプリケーションも、javaで開発されているケースは非常に多いです。
最近では、モダンな言語の一つである「kotlin」を利用するケースが増えていますが、
とはいえ、これまでにJavaで開発されてきたアプリケーションは非常に多く、それらの保守の観点からも需要は続くでしょうし、
今後も、昔からの人気言語として「java」が選ばれることは多いでしょう。
(そもそも、kotlinは、javaを元にして作られたプログラミング言語でもあります。)
以上、java案件の3つの種類でした。
また、java案件の特徴として、自社サービス・自社開発の案件よりも、他社から開発案件を請け負っている「請負企業」の案件の方が多いと、よく言われています。
いわゆる、SIerと呼ばれる企業ですね。
IT業界では、昔からこの「SIer」、特に「客先常駐(SES)」や、多重下請け構造について、問題が取り沙汰されてきています(以下、参考)
といった感じですね。
たしかに、javaは、(他の言語と比較して)SIerからの案件も多いですが、一方で、自社サービス・自社開発の案件も多いですし、
昨今では、SIer案件でも、上記のような明らかなブラック案件は、だいぶ減ってきています。
フリーランスを対象とした案件であれば、尚更(なおさら)です。
※どちらかと言えば、フリーランスというよりも、未経験の方がエンジニアとして転職する際に、注意しなければいけません。。
そもそも、未経験の全くスキルが無い方が、フリーランスエンジニアとして案件を獲得するのは、ほぼ不可能です。
逆に、未経験でも獲得できるような案件であれば、それはかなり注意した方が良いでしょう
(上記で挙げている、悪質なSES(客先常駐)の会社である可能性が高いです)
どちらにしろ、案件の求人情報から、請負企業のモノなのかや、客先常駐なのかは、すぐに分かるので、チェックするようにしましょう。
※未経験で、フリーランスエンジニアになりたい場合は、まずは「実務経験」を積む必要があります。
まずは、どこかしらのIT企業に転職して、実務経験を積みスキルを付けた上で、フリーランスになる。というのが、順当な流れとなります。
ただし、そもそも未経験からITエンジニアとして転職するのも、一定のハードルがあります。
転職するためのポイントについては、以下の記事にて詳細にまとめているので、こちらも確認してみてください。
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また、フリーランスエンジニアとして働く場合、リモートワーク(在宅)を希望する方も多いでしょう。
先ほどの「フリーランス・スタート」で、確認してみると、
java案件では、9000件以上のリモート案件がヒットします。
全体が、約5万件なので、20%弱がリモート可ということですね。
また、フリーランス・エージェント大手のレバテックでは、75%以上が、リモート可の案件となっています(javaに限りません)
昨今の環境・情勢からも、今後もリモート案件は増えていくでしょう。
続いて、
フリーランスのjava案件の平均単価についてです。
こちらも、「フリーランス・スタート」の統計データになりますが、平均単価(月)が、60万を超えてる事が分かりますね。
単純に年収換算すると、720万なので、かなり良い条件ですね。
(私は正社員勤務で、550万程度なので羨ましいです、、w)
他の言語と比較すると、若干低い値ですが、そこまで大差はありません(Go言語など、なかには70万を超える平均単価もありますが、、)
Javaフリーランスエンジニアの開発案件の獲得方法 ~エージェントの選び方など
フリーランスのエンジニアが、案件(仕事)を受注するためには、以下の2つの方法があります。
※当章では、javaに限らない内容となっています。
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知人からの紹介によって、開発案件を受注する
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フリーランス用エージェントを利用して、案件を受注する
前者は、コネによる案件取得です。javaに限らず、元々エンジニアとして働いていれば、前の職場の同僚からの紹介とかですね。
以前、働いていた会社と(正社員ではなく)フリーランスとして契約することもあるかと思います。
ただし、「コネなんて無いよ」って方が、おそらく大半ではないでしょうか。
そんな方は、フリーランス用エージェントを利用することになります。
前章でも、すこし記載していますが、
双方の間に入って、案件の契約に関する調整や手続き(契約書や見積書・請求書などの作成や発行など)を代行することが基本ですが、
エージェントによっては、フリーランスエンジニアへの福利厚生サービスの紹介や、確定申告など税金対策のサポートをしてくれるところもあります。
また、エージェント経由でクライアント企業からの案件を受注する場合、クライアントではなく、エージェントと「業務委託契約」を締結することになるので、ここは覚えておいてください。
とはいえ、
「じゃ、どこのエージェントを利用すれば良いのか」
おすすめのフリーランスエージェントについては、次の章にてまとめていますので、ここでは、エージェントを選ぶ際のポイントについて、まとめていきます。
(javaに限りません)
-
「案件の保有数が多いかどうか」
案件数は当然多い方が、それだけ選択肢が増えるので良いですよね。
また、以下の観点でも、エージェントごとに特徴があるので、チェックが必要です。
・リモート可の案件数・エンド直請けの案件数 : エンド直請けとは、クライアント企業と直接契約するケースとなります(IT業界の場合、下請けのさらに下請け企業と契約するケースなどが、よくあるので、、このような場合、単価や労働環境など、条件が悪いことが多いです)
・高単価の案件数
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「各種サポートの有無」
フリーランスエージェントによっては、以下のようなサポートをしてくれるところがあります。
・職務経歴書やスキルシートの添削
・面接対策
・キャリアカウンセリング
・確定申告など、税金対策のサポート(税理士を紹介してくれるサービスなど) -
「福利厚生サービスの有無」
上記にも関係してくるポイントになりますが、
フリーランスは、会社員とは違い、各種福利厚生が利用できません。
例えば、会社員では当たり前の「法的福利厚生」である、
・雇用保険や健康保険、厚生年金保険
あとは、「法的外福利厚生」でよくある
・交通費の支給や、健康診断の受診費用の負担など
これらが、フリーランスではありません。
ただし、エージェントによっては、フリーランスエンジニア向けの福利厚生サービスを提供していて、
よくあるのが、
・法律・税金関連の無料相談(確定申告や節税セミナー)
・情報漏洩や著作権侵害、納期の遅延などの賠償リスクに対応する「賠償責任保険」
・働けなくなったときに保険金が貰える「所得補償制度」
・有事の際の弁護士紹介サービスなどがあります。
-
「手数料(中間マージン)を公開しているか」
フリーランスエージェントは、中間マージン(仲介手数料)を得ることで、利益を出しています。
ただ、フリーランスエンジニアとしては、どれくらい中抜きされてるかは気になりますよね。。(自分に入ってくる金額に影響するので)
エージェントによって公開しているかどうかは違いますが、非公開のところが多い印象です。
大体、相場は10%~20%とのこと。
以上、エージェントを選ぶ際のポイントについてでした。
ちなみにフリーランスエージェントを利用する場合は、
一つだけでなく、複数の登録をしておくことをおすすめします。
3つほど登録して、比較しながら利用していけば良いでしょう。
Javaエンジニア向けフリーランス・エージェントのおすすめ比較:5選
続いて、具体的におすすめのフリーランスエンジニア・エージェントを以下にまとめたので、順に紹介していきます。
※今回、紹介するエージェントは以下となります。
- PE BANK
- ギークスジョブ
- Midworks(ミッドワークス)
- レバテック・フリーランス
- フリーランス・スタート
※javaに限らず、おすすめのフリーランスエンジニア・エージェントとなります
では、順に紹介していきます。
1、PE BANK ~javaエンジニア向けフリーランス・エージェントのおすすめ比較一覧
PE BANKは、30年以上の運営実績があり、案件数も5万件超えと最大規模のjavaエンジニア向けフリーランス・エージェントとなります。
扱っている案件の平均年収も847万と非常に高い水準です。
では以下、その他の特徴になります。
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「30年以上の運営年数がある」
javaエンジニア向けフリーランス・エージェントのPE-BANKは、元々は「首都圏コンピューター」という団体で、1989年に設立されています。
歴史的には最も古いエージェントとなります。
(私の会社でも、当時に首都圏コンピューターを利用して、フリーランスのjavaエンジニアに参画してもらっていました)(2014年に、「PE-BANK」と名前が変わったようです)
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「全国主要12都市に拠点がある」
PE-BANKは、全国の主要都市に拠点があるため、地方の会社のフリーランス案件にも参画することができます。
(現状は、リモート案件が増えてきているため、特に地方に住んでいても問題はなくなってきていますが・・)
-
「java案件:20%弱」
上記の通り、フリーランス・エージェント:PE-BANKで扱っている案件は、5万件以上で、
そのうち、javaの案件が20%弱となっており、割合的にはトップとなっています。
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「エンジニア数:約2200人(案件参画中)」
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「福利厚生サービス」
・確定申告サポート(青色申告や納税に関わる各種手続きのサポートあり)・所属エンジニアが主催する勉強会やコミュニティに参加可能。
・保険サービス:フリーランス特有の所得補償や、一般的な生命保険や、がん・医療保険あり
・健康診断や人間ドックの割引サービス:上限2万円まで。
などなど、その他多数のサービスがあります。
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「マージン(手数料):公開」
現状、ほとんどのフリーランスエンジニア・エージェントでは、マージン率が非公開となっていますが、
PE-BANKでは、明確に公開されていて、透明性の高いエージェントとなっています。
マージンは、報酬の受取回数によって決まり、8~12%がセットされます。
ちなみに、マージン率は、一般的に「10~25%」程度と言われているので、PE-BANKは「低マージン」であることが分かりますね。
以上、PE-BANKの特徴でした。
2、ギークスジョブ ~おすすめのjavaエンジニア向けフリーランス・エージェント比較一覧
こちらも、業界では有名なjavaエンジニア向けフリーランス・エージェントで、案件数も業界最大規模となっています。
上記の通り、80%以上が在宅リモート可の案件で、平均年収:867万と、高単価案件が多いエージェントです。
では以下、特徴をまとめてみました。
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20年以上のフリーランスエンジニア支援実績があり、運営のギークス株式会社は、東証一部上場企業となります
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java案件の割合:20%弱
上記は、公開案件の全体件数とjavaの件数になります。
案件割合的には、大体20%弱であることが分かりますね。
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福利厚生サービス:あり
「フリノベ」という名称で、以下のようなサービスを提供しています。
・会計ソフトの割引や確定申告セミナー・健康診断の割引サービス
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手数料(中間マージン):非公開
以上、フリーランス・エージェント:ギークスジョブの特徴まとめでした。
3、Midworks(ミッドワークス) ~javaエンジニア向けフリーランス・エージェントのおすすめ比較一覧
ミッドワークスは、上記の通り「エンジニアが選ぶIT専門フリーランス・エージェント:3年連続1位」を取るなど、実績のあるエージェントとなっています。
案件数:3000件以上、リモート案件や、週2~3案件も多数とのこと。
その他、特徴を以下にまとめてみました。
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「運営企業:Branding Engineer」
運営は、マザーズ上場企業となります。
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「javaの案件割合」
上記は、公開案件数と、プログラミング言語ごとの案件数となります。
このように、サーバーサイドの言語では、javaが断トツで多いことが分かります。
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「福利厚生サービス」
・フリーランス協会のベネフィットプランを無償で利用可能(フリーランス協会は、個人事業主のための保険・所得補償制度・福利厚生サービスを提供している団体です)
・freee、または弥生会計の無料利用など、経理支援サービス
・保険サービス(フリーランス賠償責任補償など)
(情報漏えいや納品物の瑕疵(かし)、著作権侵害や納期遅延等、フリーランス特有の賠償リスクに備えた補償となっています)
等々、その他多数のサービスがあります。
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「マージン(手数料):非公開」
以上、フリーランスエンジニア・エージェント:ミッドワークスの特徴まとめでした。
4、レバテック・フリーランス ~おすすめのjavaエンジニア向けフリーランス・エージェント
こちらも、業界では有名なjavaエンジニア向けフリーランス・エージェントで、取り扱っている案件数も最大規模となっています。
上記の通り、登録者数や認知度も「1位」となっており、案件の平均年収も「876万円」と非常に高いですね。
以下、「フリーランス・スタート」の統計データでも、java案件数は、レバテック・フリーランスがトップとなっています。
では、以下に特徴をまとめてみました。
- エンド直請け、高単価案件:多数
- リモート案件:75%以上
- 福利厚生サービス:あり
- 手数料(中間マージン):非公開
以上、レバテック・フリーランスの特徴でした。
5、フリーランス・スタート ~javaエンジニア向けフリーランス・エージェントの案件比較検索サイト
こちらは、上述でも何度か紹介している、フリーランス・エージェントの比較検索サイトであり、
250社以上のエージェントと提携していて、提携しているエージェントの案件・求人情報をまとめて掲載しています。
※当記事でも紹介している、レバテック・フリーランスや、Midworksなども提携しています。
そのため、各エージェントの案件をまとめてチェックできるため、非常に効率的です。
(参考:フリーランススタート公式HP:提携パートナーの一覧ページ)
2022/11時点で、掲載している案件数は、47万件を超えており、
プログラミング言語や、エリア、職種、単価などから、案件を検索することができます。
無料で、会員登録から案件の確認・紹介など、すべてのサービスが利用できるので、ぜひ登録してみてください。
以上です。
というわけで、おすすめのjavaエンジニア向けフリーランス・エージェントの一覧まとめでした。
javaに限らず、フリーランスエンジニアの方は、とりあえず2~3社のエージェントに登録して活動していく事をオススメします。
Javaフリーランスエンジニアになるための必須スキル ~未経験・初心者の可否や、高単価案件についても
続いて、Javaのフリーランスエンジニアとして案件を受注し働いていくための必須スキルについて、以下にまとめたので順に解説していきます。
※java以外の言語でも、参考になる内容となっています。
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「実務経験」
エンジニアとして、フリーランスとして働く場合や、転職する場合、こちらが最も重要なポイントとなります。
「javaの実務経験があるか・・」
年数的には、最低でも、2年以上が条件となっているところが多いです
というわけで、上記のため、基本的に「未経験」でフリーランスエンジニアとして案件を得れることは、基本的にはありません。。
フリーランスであれば、尚更、即戦力のエンジニアが求められるため。
仮に受注ができたとしても、1~3ヶ月など、短期間で契約を切られてしまうでしょう(エンジニアとして、求められる能力が無く使えないため、、)
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「フレームワークの利用経験」
javaに限らず、各プログラミング言語には、フレームワークがいくつか提供されています。
javaであれば、代表的なのは「spring」rubyであれば、「Rails」と。
大体の現場では、何かしらのフレームワークが利用されているため、これまでの開発経験において、フレームワークを利用した事がある方は歓迎されます。
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「Webアプリケーションに関係する各種技術の知識・経験」
javaに関わらず、多くの案件では、Webアプリケーションの開発・運用が対象となっています。
そのため、サーバーサイドのプログラミングである「java」以外にも、
・フロント部分のhtml,css,js
・サーバー、ネットワーク、
・データベースこういった、java以外にも必要となる技術の知識・経験があることも、重要なポイントとなります。
最近では、クラウドサービス(AWSやGCP)を採用している企業が多いため、この辺の知識・経験もあると良いでしょう。
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「アンドロイド・アプリケーションの開発経験」
上述でも解説している通り、アンドロイドのアプリは、javaで開発しているケースが多く、その分、案件数も多いです。
なので、javaで言えば、大きく以下の2つに絞ることができるでしょう。
・Webアプリの開発をするか、
・アンドロイド・アプリの開発をするか後者の方は、「kotlin」に移行&開発するケースが増えてきていますが、それでも、まだまだjavaでの案件も多い状況となります。
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「チーム(複数人)での開発経験」
javaでの実務経験があれば、大抵の人は、チームでの開発経験はあるでしょう。
チームで開発を進めていく場合、色々とルールや制限があります。
・実装時のルール
・ブランチ作成、マージ・プルリク時のルール(git・githubでの運用ルール)
・配信時のルール(CI/CDのシステムで効率化されていたり、)
などなどこういったチームでの開発をこれまでに経験してきたかどうか・・これも、求人の条件の一つとなっている事が多いです。
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「職務経歴書・ポートフォリオについて」
javaに限らずフリーランスエンジニアとして、案件を受注する際には、必ず職務経歴書のチェックがまず最初におこなわれます。(書類選考ですね)
この時、ちゃんと、これまでの実務経験やスキルシートが、アピールできる形で分かりやすくまとめられているかどうか・・
これも非常に重要なポイントです。
これまでに、いくら素晴らしい実務経験があったとしてお、それをうまくPRできなければ意味がありません。。書類選考で落ちてしまいます、、
なので、職務経歴書については、ある程度時間をかけて、フリーランスエンジニアとしての営業用として、まとめておく必要があります。
※職務経歴書については、以下の記事を参考にしてください。また、職務経歴書の他に、ポートフォリオを制作しておくことも、PRの一つになります。
具体的には、javaエンジニアとしてのスキルを示すために、営業用のアプリケーションを作成し、それをPR用として、職務経歴書に掲載します。
アプリのリンクや、ソース(github)のリンクを貼っておくことで、javaプログラミングができることの証明にもなります。
※ポートフォリオの作成については、以下の記事にて詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてください。※ポートフォリオについては、マストではありません。。職務経歴書に対して、javaフリーランスエンジニアとしての営業のポイントが加算される扱いです。
これまでの実務経験が豊富で、アピールできる点が多々ある方なんかは、特に無くても問題はないので、参考程度に。
-
「高単価の案件について」
こちらは、javaに限りませんが、フリーランスエンジニアとして、高単価の案件を受注するには、
一番は、上流工程やPM(プロジェクトマネジメント)の実務経験があり、この領域でも業務の遂行が可能な事です。
あとは、テックリード的な領域でも業務が可能な方ですね。
具体的には、
・インフラの設計からシステム構築に携わる事ができる。(CI/CDのシステム構築が可能だったり、システム(オンプレミス)の、クラウドサービスへの移行・運用が可能だったり)
あとは、
・負荷分散やパフォーマンスを意識した、インフラレベルからの実装やアーキテクチャの設計が可能である。
このような方は、かなり高単価(少なくとも、単月:100万超え)な案件にも参画が可能となります。
以上、Javaフリーランスエンジニアになるための必須スキルまとめでした。
フリーランスエンジニアとして働く注意点 ~業務委託契約や、確定申告(税金対策)について
最後に、フリーランスとして働く上での注意点について、
主に契約周りの事について、解説していきます。
※言語は、javaに限らず関係ありません。
まず、一般的にフリーランスのエンジニアが、企業と契約を結ぶ際には「業務委託契約」が基本となります。
業務委託契約とは、その名の通り、企業が他の企業や個人(フリーランス)に業務を委託する時に結ぶ契約となります。
法的には、業務委託契約に関する定めはありませんが、一般的には、以下の2つのどちらかに大別しています。
- 請負契約(民法632条)
- 委任(+準委任)契約(民法643条) ※フリーランスエンジニアの場合は、準委任となります
※それぞれの特徴は、このあと解説していきます。
上記2つのどちらかの法的な扱いに加えて、企業とフリーランス間で作成する契約書にて、契約内容を確定させます。
なので、契約書の内容が非常に重要となります。(後で、揉めた時などに)
一般的には、以下のような内容を記載することになります。
【業務委託契約書】に記載する項目。
- 具体的な業務内容、仕事の流れ
- 契約期間
- 発注方法
- 契約形態(請負or準委任)
- 報酬について:金額や支払日、支払い方法
- 交通費などの諸費用の扱いについて
- 禁止事項、契約解除、違約金、損害賠償について
- その他(業務委託契約書に記載されていない事柄の扱いなど)
上記のような内容で、業務委託契約書を作成することになりますが、この辺の事務作業や、企業との交渉については、エージェントを利用している場合には、
エージェントが代理でおこなってくれる事になります。
また、業務委託契約を結ぶフリーランスエンジニアは、通常の正社員とは大きく違います(以下)
まず、正社員や派遣・アルバイトの場合、企業と「雇用契約」を結びます。
なので、労働基準法などの労働者を守る法律に守られていますし、
・健康保険、雇用保険(失業保険)、労災保険:あり
・有給休暇:あり
・厚生年金:あり
・源泉徴収制度:あり
など、労働者向けの各種制度があります。
ただし、フリーランスの場合、これらの制度の対象外となります。
なので、正社員のように、失業して失業給付を貰う事も、病気やケガをした場合の、医療費や賃金の給付もありません。。
また、源泉徴収制度は無いので、所得税などの税金も、自分自身で納付(確定申告)しなければいけません。
上記の通り、一般的な労働者とは、大きく扱いが違うので、これらは理解しておいてください。
あとは、
上述でも挙げている、業務委託契約の2つの法的扱いについて、以下にまとめてみました。
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「請負契約」
こちらは、契約書にて記載している業務の完成をもって、報酬が支払われる形態となります。
なので、もし納品したシステムに欠陥があったり、仕様と違っていた場合には「完成」とは見なされず、報酬がもらえないといったリスクがあります。
-
「準委任契約」
一方のこちらは、業務の完成義務はありません。
業務をしている事自体に、報酬が発生します。
なので、もし納品したシステムが発注側(企業)の意図したものと違ったとしても、フリーランスエンジニア側は報酬を受け取る事ができます。
ただし、だからといって何でもアリではありません。
受注側(フリーランス側)には、「善管(ぜんかん)注意義務」が課せられ、委託された業務に対して、必要となる知識や経験を用いた業務の遂行が求められます。
なので、善管注意義務に違反するような業務をおこなった場合は、契約解除や損害賠償に発展するケースがあるため、注意が必要です
以上、業務委託契約する際は、上記どちらかの法律形態で契約することになります。
ただし、請負契約の方は、フリーランスにとってはリスクが大きいので注意が必要となります。
一般的に、準委任契約が適用されるはずですが、念のためチェックはしておきましょう。
というわけで、
ここまで、javaのフリーランスエンジニアとして、案件を獲得するための方法(手順)や、必須スキル。
エージェントのおすすめ等について、順に解説してきました。
今後、フリーランスエンジニアになりたいと思っている方の参考になっていれば幸いです。
では。