どーもー、現在某IT系の会社でjavaエンジニアとして働ている者です(当ブログの管理人です)
昨今、リモートワークやフリーランスなど自由な働き方ができ、技術力さえあれば職にも困らないし高年収も期待できると、注目されているIT系のエンジニア・プログラマー。
2019年に経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査」では、年々、エンジニアやプログラマー等のIT人材不足の増加が予測されています(以下)
グラフから、2030年には、最大で79万人のIT人材が不足する事が予測されています
このように、今後も人材不足は続いていくということで、当然その分、ITエンジニア等の需要は高まっていきます。
というわけで今回の記事では、ITエンジニアやプログラマーに転職するために利用する「転職エージェント」について。
大手の総合エージェントと、ITエンジニアに特化した転職エージェント、それぞれのおすすめを徹底比較していきます。
転職エージェントとは・・・求職者と人材採用したい会社のあいだに入って、転職&採用活動をサポートする会社(または、そこに勤務する担当者)のことを指します。
よくある「転職サイト」では、会社の求人情報がサイト上にまとめられているだけで、求職者は気になる会社へ自分で応募する形となります。
当然、そこに制限やサポートは無く、自由に転職活動を進める事となりますが、
一方で、転職エージェントでは、求職者にマッチするような会社の紹介であったり(逆に会社への人材紹介もあり)、
履歴書・職務経歴書の添削(てんさく)、面接対策など、転職活動に関するあらゆる活動のサポートをしてくれます。
というわけで、今回の記事では、大手の総合エージェントと、ITエンジニアに特化した転職エージェント、それぞれのおすすめについて。
また、転職エージェントを利用する時のポイントや、メリット・デメリットについても順に解説していきます。
以下、目次となります。
- ITエンジニアが利用すべき大手転職エージェント:5社の比較 ~未経験者へのおすすめも。
- おすすめのエンジニア・プログラマー特化型転職エージェント:8社について
- 転職エージェントをITエンジニアが利用するメリット・デメリットと注意すべき事
- システムエンジニアが転職エージェントを利用する時の3つのポイントや注意点について ~未経験者についても
【管理人おすすめの転職サイト・エージェント:4選】
2023年1月時点で、当サイトが特におすすめする転職サイト・エージェントは以下の4社となります。
【経験者向け】:ITエンジニアとして働いた経験がある方に向けた転職エージェントです。
- 【マイナビクリエイター】:大手転職企業マイナビが提供するITエンジニアに特化した転職エージェントで、業界最大規模の求人数を誇り、転職活動のサポートも手厚いです。
- 【クラウドリンク】:自社サービス・自社開発に特化した優良企業のみを扱っている転職エージェントで、「転職支援・サポート満足度No,1」の実績を持ちます。
【未経験者向け】:ITエンジニアとして働いた経験が無い方に向けた転職エージェントです。
- 【GEEK JOB】:転職成功率:97.3%。20代の未経験者を対象として、プログラミングの学習支援から転職支援まで、フルサポートしてくれるIT専門の転職エージェントです。
- 【type転職エージェント】:30万人以上の転職支援実績あり。首都圏かつ未経験に強いIT特化の転職エージェントで、30代以降の未経験者にもおすすめです。
※2~3社を並行して利用するのがおすすめです。
ITエンジニア(SE)が利用すべき大手転職エージェント:5社の比較 ~未経験者へのおすすめも
ではまず、大手の総合転職エージェントについてです。
こちらは、IT系の求人以外にも、様々な業種・職種を扱っている総合的な転職エージェントとなります。
- type転職エージェント
- マイナビエージェント
- doda転職エージェント
- ワークポート
- リクルートエージェント
では、順に紹介していきます。
1、type転職エージェント ~ITエンジニアや未経験者にもおすすめの大手転職エージェント
こちらは、一都三県の首都圏の求人に特化した、特にITエンジニア転職に強い特徴を持ち、
サービス開始から19年、31万人以上の転職支援実績がある転職エージェントになります。
求人数も非常に多く、ITエンジニア職に絞っても1.8万件ほどの求人があります。
ITエンジニア全体の求人件数:約1.8万件(非公開求人を含め)
こうした⾮公開求⼈は、会社と提携している転職エージェントだけが求人情報を取り扱っています。
また、type転職エージェントでは、エンジニア未経験可の求人についても、多数取り扱っています(以下)
・エンジニア未経験可の求人件数:約700件(非公開含め)
さらに、type転職エージェントは、利用者の7割以上が年収アップに繋がり、キャリアアドバイザーの対応やサポートも良いと評判です。
というわけで、現役のITエンジニアの方や、他の業種・職種からのキャリアチェンジを考えている方にも、おすすめの転職エージェントです。
もちろん、会員登録からサービスの利用まで、すべて無料なので、首都圏の方はぜひ。
2、マイナビITエージェント ~SEにおすすめの大手転職エージェント
こちらは、マイナビグループが運営するIT特化型の転職エージェントで、
業界トップクラスの求人件数を誇り、ベンチャー企業から大手企業まで、さまざまな求人が揃っています。
求人数は、以下の通り、ITエンジニア・SEの職種だけで2万件を超えています。
・公開求人:1.4万人
・非公開求人:0.9万人
また、マイナビITエージェントは、20代の若手や未経験のITエンジニア転職に強い特徴を持っており、
「20代の転職エージェント満足度No,1」にも選ばれています(GMOリサーチ株式会社調べ。2021/12の実施)
このように、IT・Webエンジニアの転職事情に詳しいキャリアアドバイザーが、手厚いサポートを行ってくれると評判なので、
若手でITエンジニアへのキャリアチェンジを考えている方には、おすすめの転職エージェントです。
ちなみに、ITエンジニアの「未経験可」の求人件数については、以下の通り2千件を超えています。
・公開求人:1526人
・非公開求人:658万人
(「未経験可、第二新卒」で条件指定検索)
というわけで、10%程度もの求人が、未経験可となっています。
3、doda転職エージェント ~ITエンジニアにおすすめの大手転職エージェント
こちらもCMでお馴染み、国内最大規模の求人数を誇る転職エージェントとなります。
以下の通り、全体で18万件を超える求人数となり、ITエンジニア職に限っても、3万件を超えています。
・全体の求人件数:約18万件(非公開求人を含む)
・ITエンジニア・プログラマー:3.5万件(公開のみ)
・未経験可の求人:3296人(公開のみ)
というわけで、エンジニア未経験可の求人から、キャリアアップのものまで、幅広い求人が多数用意されています。
さらに、doda転職エージェントでは、業種・職種ごとに専任のキャリアアドバイザーがサポートを行ってくれ、キャリア相談や求人紹介はもちろん、
職務経歴書や履歴書の添削から、模擬面接などの面接対策まで、しっかりとサポートしてくれるのも特徴です。
4、ワークポート ~ITエンジニア未経験におすすめの大手転職エージェント
こちらも、業界では有名な総合転職エージェントであり、20年の転職支援実績を誇ります。
元々は、IT業界やエンジニア職に特化した転職エージェントであったため、特にITエンジニアに強い特徴を持ちます。
上記の通り、2022年上半期には「転職決定人数:1位」にも選出されています(リクナビNext主催の「GOOD AGENT RANKING」)
求人件数も多く、ITエンジニア職に限っても、公開求人だけで1.6万件を超えています。
・ITエンジニア職の求人件数:約1.6万件(公開求人)
・エンジニア未経験可:622件(公開求人)
また、ワークポートは、未経験や第二新卒でITエンジニアへの転職サポートが手厚い特徴があります。
なので、他の業界からのキャリアチェンジを考えている人にもおすすめの転職エージェントとなります。
5、リクルートエージェント ~ITエンジニアや未経験にもおすすめの大手転職エージェント
リクルートエージェントは、最多の求人数を誇り、30年以上の支援実績もある転職エージェントです。
CMでもお馴染みなので、知っている方も多いでしょう(私も、新卒の就職時には利用していました)
求人数は、以下の通り、ITエンジニアの職種だけで10万件を超えています。
(2022/7時点)
・「全体の求人件数」・・・公開:23万人、非公開:27万人
・「ITエンジニア・プログラマーの求人件数」・・・公開:6.3万人、非公開:6.8万人
また、リクルートエージェントでは、エンジニア以外のIT職種にも、多くの求人があります。
(ITコンサルやプロジェクトマネージャー、企画・設計、カスタマーサポート、デザイナー、運用監視etc)
このように、業種・職種を問わず幅広い求人数で、全国、全年代におすすめの転職エージェントです。
ちなみに、ITエンジニアの求人において、未経験可の求人はどれくらいあるのか。。
以下の通り、「未経験可」で確認してみました。
非公開求人:2626件
上記の通り、未経験でも多数の求人があるため、多くの人が利用できる転職エージェントになります。
以上、リクルート・エージェントの特徴まとめでした。
というわけで、ここまで大手の総合型転職エージェントのおすすめについてまとめてきました。
どの転職エージェントでも、公開求人の情報については確認ができるので、会員登録をしてぜひチェックしてみてください。
ITエンジニア・プログラマー特化型の転職エージェント:9選の比較 ~未経験者へのおすすめも
続いて、ITエンジニアに特化した転職エージェントについて、おすすめの9社をまとめてみました。
- マイナビクリエイター
- GeekJob(ギークジョブ)
- UZUZ:ウズキャリIT
- クラウドリンク
- Tech Clips
- プログラマカレッジ
- レバテックキャリア
- Geekly(ギークリー)
- Findy(ファインディ)
では、順に紹介していきます。
1、マイナビクリエイター ~おすすめのITエンジニア特化型転職エージェント
こちらは、前章(大手総合エージェント)でも紹介しているマイナビが提供している、「IT・Web・ゲーム」に特化した専門の転職エージェントとなります。
2013年にサービス開始、もうすぐ10年目と歴史と実績のあるエージェントです。
求人件数も、公開求人だけで4000件を超えており(2022/12時点)
非公開求人については不明ですが、大手総合エージェントのマイナビグループということで、多くの求人数が見込まれます。
また、業界特化の転職エージェントということで、サポートの質も高く、
業界出身者のキャリアアドバイザーによって、職務経歴書の書き方やポートフォリオの作り方、面接対策まで、専任でサポートしてもらえます。
もちろん、会員登録からサービスの利用まで、すべて無料なので、Itエンジニアの方はぜひ。
2、GeekJob(ギークジョブ) ~エンジニア未経験におすすめのIT専門転職エージェント
こちらは、プログラミング未経験者を対象とした、プログラミング学習支援と転職支援をセットにした、転職エージェントになります。
以下に特徴をまとめてみました。
-
利用者の転職成功率:97.8%で、1000名以上が異業種・実務未経験からITエンジニアに転職した実績を持ちます
- Java、PHP、Rubyといった転職需要の高い人気言語を選択でき、学習支援を受けられます。
- 受講者満足度:97.3%となっており、プログラミング学習支援は現役のITエンジニアから受けることができます。
- 転職支援は業界に精通したキャリアコンサルタントから、職務経歴書の添削や面接対策など、転職活動に関するあらゆるサポートが受けられます。
- エンジニア未経験でも転職可能な求人:500社以上を誇っています
- 現在仕事をしている社会人の方でもサービス利用ができるように、柔軟な学習スケジュールができます
-
料金は完全無料ですが、20代の方(第二新卒やフリーター等)が対象です。
- 30代以上の方は、有料となりますが「プレミアム転職コース(プログラミング学習支援あり、料金:約43万)」がおすすめです。
というわけで、
完全無料で、プログラミング学習支援から転職支援まで受けることができる、未経験者を対象とした転職エージェントです。
体験会や無料カウンセリングもやっているので、ぜひ。
3、UZUZの「ウズキャリIT」 ~エンジニア未経験におすすめのIT専門転職エージェント
こちらも、プログラミング未経験者を対象とした、プログラミング学習支援と転職支援をセットにした、転職エージェントになります。
2012年にサービス開始して以来、ITエンジニアへの転職サポートを得意として、累計3.6万人以上のサポート実績があります(2021年度までの実績)
2020年には、上記の通り「転職支援サービスのサポート満足度:No,1」にも選ばれています(ゼネラルリサーチ社の統計調査)
というわけで、ウズキャリITの特徴を以下にまとめてみました。
-
利用者の転職後の定着度は97%超えと非常に高い(それだけ、企業と転職者のマッチング率が高いという事です)
-
離職率・労働時間・社会保険の有無・雇用形態など、厳しい基準をクリアした優良企業のみ紹介する
-
インフラ(Linux)とjavaについて、学習支援を受けることができる
-
運営のUZUZは、ウズウズカレッジというプログラミングやインフラ関連のスクール事業もやっているため、学習コンテンツや学習支援のノウハウは蓄積されています
-
転職支援は業界に精通したキャリアコンサルタントから職務経歴書の添削や面接対策などのサポートが受けられます
-
現在仕事をしている社会人の方でもサービス利用ができるように、柔軟な学習スケジュールができます
-
料金は完全無料ですが、20代の方(第二新卒やフリーター等)に限ります
というわけで、
ウズキャリITは、完全無料で、プログラミング学習支援から転職支援まで受けることができる、未経験者を対象とした転職エージェントです。
まずは、無料相談から受けられるのでぜひ。
4、クラウドリンク ~おすすめのSE:システムエンジニア特化型転職エージェント
こちらは、IT企業の中でも、自社サービスや自社内開発、社内SEの求人に特化した転職エージェントとなります。
上記の通り、ITエンジニアのサポート満足度や、転職先とのマッチング度について、No.1の実績を持っています(2021/7、日本トレンドリサーチ調べ)
クラウドリンクが取り扱っている求人は、100%:自社開発企業で、大手からスタートアップまで幅広い優良求人が揃っています。
以下の通り、数値上でみても登録しているITエンジニア数や、求人数が多いことが分かります。
・IT人材登録数:6500名超え
・累計取扱求人数:2800件超え
(2022/12時点)
また、利用者の66%が、平均58万円の年収アップをしており、
定着率は98%をこえています
これだけ、利用者の満足度やマッチング率が高いということですね。
また、クラウドリンクでは、IT業界に精通したキャリアコンサルタントが履歴書の添削や面接対策・入社後のフォローまで、しっかりサポートしてくれるため、転職活動が不安な方にもおすすめです。
ただし、基本的にはエンジニア経験者を対象としているため、未経験の方には向いていない転職エージェントとなります。
というわけで、ITエンジニアの方はぜひ登録してみてください(もちろん、会員登録からサービスの利用まで、すべて無料です)
5、TechClips ~おすすめのITエンジニア・プログラマー特化型転職エージェント
こちらは、IT企業の中でも、自社でサービスを持つ事業会社の求人に特化した転職エージェントとなります。
求人数も豊富で、5000件を超えており(2022/12時点)
取り扱っている求人は、すべて年収:500万円以上で、高年収・高待遇の求人に特化しています。
そのため、利用者(ITエンジニア)の年収アップ率:93%と、驚異的な数値です。
さらに、現役のITエンジニアがキャリアコンサルタントとしてサポートしてくれるのが特徴で、
履歴書などの応募書類の添削、面接対策などを、ITエンジニアの立場からサポートしてもらえます。
このように質の高いサポートのため、TechClipsでは、転職後1年以内の離職者:ゼロと、業界最高レベルのマッチング率となっています。
ただし、基本的にはエンジニア経験者を対象としているため、未経験の方には向いていない転職エージェントです。
というわけで、ITエンジニアの方はぜひ登録してみてください(もちろん、会員登録からサービスの利用まで、すべて無料です)
6、プログラマカレッジ ~エンジニア未経験におすすめのIT専門転職エージェント
こちらは、プログラミング未経験者を対象とした、プログラミングスクールと転職支援をセットにした、転職エージェントになります。
プログラマカレッジは、上記の通り完全無料で、累計受講者数が3000名を超え、転職率:98.3%と非常に高いものとなっています。
以下に特徴をまとめてみました。
-
プログラミングスクールとITエンジニアの転職支援で、10年以上の実績があり、保有求人数は3500件を超えています(2022/12時点)
- HTML・CSS、js、PHP、Java、Rubyといった転職需要の高い人気言語の学習支援を受けられ、基礎から実践まで80以上の教材、100以上の問題集が用意されています。
- プログラミング学習支援は現役のITエンジニアから受けられ、現場で通用するレベルを想定したカリキュラムとなっています
-
転職率:98.3%、平均内定獲得数:3.7社を誇り、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで転職活動のサポートをします。サポート内容は、企業紹介から履歴書・職務経歴書の添削、面接対策まで一通りおこないます。
- 受講期間:1~3ヶ月(40~420時間)で、週末・夜間コースもあるため、現在仕事をしている社会人の方でもサービス利用できるように、柔軟な学習スケジュールができます
-
料金は完全無料ですが、20代の方(第二新卒やフリーター等)が対象です。
というわけで、
完全無料で、プログラミング学習支援から転職支援まで受けることができる、未経験者を対象とした転職エージェントです。
まずは、無料オンライン説明会にて相談や質問ができるので、ぜひ。
7、レバテックキャリア ~おすすめのITエンジニア特化型転職エージェント
こちらは、ITエンジニアに特化した転職エージェントとして15年の実績があり、
上記の通り、「ITエンジニアが利用したい転職エージェント」:1位にも、選ばれています(日本マーケティングリサーチ機構調べ(2021/1)
求人件数も非常に多く、全体で1.6万件を超えています。
・全体の求人件数:約1.6万件
・ITエンジニア・プログラマー職の求人:約8000件
また、レバテックキャリアでは、年収600万以上の求人が8割で、60%の利用者が50万円の給料アップを実現しています
このように、ハイクラス求人が多く、IT業界に精通する専門アドバイザーによるサポートを受けられることが特徴となっています。
そのため、レバテックキャリアも、エンジニア未経験の方には、あまり向いていない転職エージェントとなります。
また、レバテックでは、キャリア転職のエージェントだけでなく、以下のような様々なサービスを提供しているため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
- 「レバテック・ダイレクト」:ITエンジニア・プログラマーに特化した転職・求人サイト(スカウトあり)
- 「レバテック・フリーランス」:フリーランス用エージェント
- 「レバテック・ルーキー」:学生(就活生)を対象とした就活エージェント
- 「レバテック・カレッジ」:学生を対象としたプログラミングスクール
8、Geekly(ギークリー) ~おすすめのプログラマー特化型転職エージェント
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントで、11年以上の実績があります。
2021年には、リクナビNEXTが公開する「GOOD AGENT RANKING(2021上半期)」の総合部門:1位にも選ばれています。
求人数も非常に多く、公開求人だけで1.5万件を超えています。
・全体の求人件数:1.5万件(公開求人のみ)
・ITエンジニア・プログラマー職の求人件数:約8千件
また、ギークリーは、エージェント・サービスやサポートの質も非常に高く、それは以下の通り、統計結果からも分かります。
- 6ヶ月以内の離職率:2.6%(マッチング率がそれだけ高いという事)
- ユーザーの81%が満足している
- 88%が働きながら、転職成功している(エージェント登録~内定までのスピードが、平均1ヶ月と非常に早いのも特徴の一つです。通常だと2~3ヶ月が一般的。)
- 77%が年収アップしている
エージェント・サポートについては、公式サイトから以下の記載があります。
ギークリーでは職種ごとの知識に精通したコンサルタントが在籍しているため、あなたの希望や経歴をしっかりと活かした転職を実現いたします」
というわけで、ITエンジニア職に精通したキャリアコンサルタントからの、質の高いサポートが受けられそうですね。
ギークリーに限らず、このように専門的なサポートの質の高さは、エンジニア特化型・転職エージェントの強みです。
ただ一方で、ギークリーは、基本的には実務経験者を対象としているため、エンジニア未経験の方には、あまり向いていない転職エージェントとなります。
9、Findy(ファインディ) ~おすすめのITエンジニア特化型転職エージェント
Findyは、GitHubアカウントを連携しないと、登録できない転職エージェントとなっています。
Github必須ということで、かなりエンジニア・プログラマーに特化している事が分かりますね。
さらに、Githubの開発履歴情報から、スキルの偏差値と適正年収を算出してくれます
(javaなど、プログラミング言語ごとのスキル偏差値も算出してくれるようです)
また、求人件数については、
「人気のテック企業:400社を厳選して求人掲載」と公式サイトに記載があり、
求人件数から、かなり厳選された求人であることが分かります。
以上、Findyの特徴まとめでした。
というわけで、当章ではオススメのエンジニア特化型・転職エージェントについてまとめてきました。
どの転職エージェントでも、公開求人の情報については確認ができるので、会員登録をしてぜひチェックしてみてください。
また、
今回は転職エージェントのおすすめをまとめてきましたが、転職サイトについては、以下の記事にて詳細にまとめているので、こちらもぜひ確認してみてください。
→ IT・Webエンジニアにおすすめの転職・求人サイト比較ランキング:6社 ~未経験についても
転職エージェントをITエンジニアが利用するメリット・デメリットと注意すべき事 ~未経験の方も
最後に、ITエンジニアが、転職サイトではなく、エージェントを利用するメリット・デメリットや、注意点などについて解説していきます。
まずは、以下にメリットをまとめてみました。
-
「非公開求人に応募できる」
上述の通り、ほとんどの転職エージェントでは、非公開求人を抱えています。
非公開求人とは、転職サイトや企業のホームページなど、インターネット上では確認できない、⼀般に公開されていない求⼈情報のことですが、
企業が、公開したくない理由としては、
・求人情報から、新規に計画している事業やサービスの内容が、競合他社へ漏れてしまわないようにしたい。・自社に採用のリソースが無いため、本当にマッチする人材のみ、応募してきてほしい。(エージェント経由だと、エージェントが人材チェックをしてくれるため、効率的に採用活動ができる)
といった理由があります。
特に、後者のケースが多いでしょうね。
(私の働いている会社でも、紹介以外では採用しないようにしています。。)
応募者からしても、同じくミスマッチを防げますしね。
※ただし非公開求人は、ほとんどのケースで即戦力を希望しているので、未経験の場合は厳しいです(特に、ITエンジニア・SEなどの専門職は)
-
「転職活動のサポートあり」
こちらも、転職エージェントを利用する大きなメリットとなります。
履歴書・職務経歴書の添削(てんさく)から、面接対策など、転職活動に関するあらゆる活動のサポートをしてくれます。
企業が求める人材であったり、人材採用の背景や内情、過去に同じ会社に応募した方などの情報から、選考に関するアドバイスを貰える事もあるでしょう。
このようなサポートを無料で受けれるわけですから、非常に大きなメリットですよね。
もちろん、未経験の方も同じく利用するべきです。
以上です。
続いて、ITエンジニア・SEが転職エージェントを利用する時のデメリットについて、以下にまとめてみました。
-
「自分のペースで自由に転職活動ができない。。」
転職活動をする背景は人それぞれあると思います。
「すぐにでも転職したい」
「今は転職は考えていないが、どのような会社があるのか確認しておきたい」等々
この辺の意向によっては、転職エージェントの担当者とミスマッチが起きますし、
あとは、自分の想定・希望しているような求人を、エージェントが紹介してくれないとか、
強引に転職をさせようとしているとか(バンバン電話やメールが来たりとか)
エージェントがあいだに入っている以上、色々と制限や問題はあると思うので、その辺は考慮しておく必要があります。
特に、すぐに転職をしたいと思っていない方や、方向性が定まっていない方は、注意した方が良いでしょう。
ちなみに、転職エージェントの担当者との相性が悪いと感じたら、担当の変更申請を出すことで、対応はしてくれるようです。
以上、転職エージェントのメリット・デメリットまとめでした。
ITエンジニア・SEが転職エージェントを利用する時の3つのポイントや注意点について ~未経験の方も
続いて、転職エージェントを利用する際のポイントや注意点について以下にまとめたので、順に解説していきます。
-
「大手の総合型と、ITエンジニア特化型の転職エージェントの違いについて」
まずは、それぞれの違いについて理解しておく必要があります。
大手転職エージェントのメリットは、幅広い分野の案件を抱える豊富な案件数ですね。
IT業界に限っても、多くの案件が集中しています。
一方で、ITエンジニア特化型の転職エージェントのメリットは、サポートの質が挙げられます。
特化型ということで、ITエンジニアという職種・業種に精通している担当者が揃っていますし、転職先企業とのつながりも強いです
また、エージェントの担当者が、元々はエンジニアとして働いた経験があるという方であれば、より専門的で具体的なアドバイスをくれたりもするでしょう。
(例えば、エンジニアと一言でいっても、フロントエンドなのか、バックエンドなのか、Webかスマホか、データベース、ビッグデータ・AIなど、業務の幅は多岐にわたります)担当者によっては、転職用に作成したポートフォリオのレビューまでしてくれる方もいると聞きます。
一方で、javaとjavascriptの違いも知らない担当者もいるとの事なので、その辺は注意が必要ですね。
-
「複数の転職エージェントを並行して利用する」
上記の通り、大手の総合型と、ITエンジニア特化型の転職エージェントの違いは、もちろんのこと、
各エージェントごとにも、様々な特徴を持っています。
得意とする職種(エンジニアの中でも、javaに強かったり、インフラに強かったり、フロントエンドに強かったりと・・)
あとは、求人数やサポート内容など、様々な違いがあります。
また、担当者との相性問題もあるでしょう。
そのため、転職エージェントを利用するときは、複数社を並行して利用することをおすすめします。
目安としては、以下が良いでしょう。
・大手総合型の転職エージェント:2~3社
・ITエンジニア特化型のエージェント:2~3社
-
「ITエンジニア未経験の方について」
昨今では、IT人材不足ということで、未経験可の採用枠を設けている企業も増えてきています。
ただし、そういった求人には注意する点があります。
企業によっては、将来的にスキルアップに全く繋がらないような雑務ばかりを任せられたり、
ネットワーク監視ばかりで、プログラミングの実務経験が全く身に付かなかったり、
安い賃金に長時間労働と、ブラックなところも、少なからず存在します(昔に比べたら、だいぶ減ってはいますが、)
もちろん、未経験可の求人にも、ちゃんと一人前のITエンジニアへと育ててくれる研修制度の充実した優良企業もたくさんあるので、
一概にすべての未経験可の求人が悪い。なんて事は無いのですが、それでも転職先の企業を選ぶ際には注意が必要です。
また、未経験だからこそ、最低限のプログラミングスキルを付けておくといった準備もしておいた方が良いでしょう。
なので、未経験から転職したい場合には、上述でも紹介している「ギークジョブ」や「ウズキャリIT」といった、
プログラミング学習支援と転職支援の両方をおこなってくれる、未経験者を対象とした転職エージェントがおすすめです
こちらであれば、
離職率や労働時間・業務内容など、厳しい基準をクリアした優良企業しか扱ってないですし、転職活動において様々なサポートやアドバイスもおこなってくれます。
ただし、プログラミング学習支援と転職支援の両方がついて、完全無料の転職エージェントは、20代限定といった年齢制限があります。
これは、20代であれば、まだITエンジニアとして実務経験がなくても、ポテンシャルで採用してくれる企業も多いのですが、30代以降になれば、ポテンシャル採用が一気に減ってしまう背景が理由となります。
なので、30代でITエンジニアとして転職したい場合は、20代以上に努力して、即戦力となるようなプログラミングスキルを付けていく必要があります。
というわけで、30代の場合は、無料ではなく有料にはなってしまいますが、プログラミング学習支援と転職支援の両方がついたプログラミングスクールもありますので、そちらを利用するのがおすすめです。
※おすすめのプログラミングスクールについては、以下の記事にてまとめているので、ぜひチェックしてみてください。また、
(年代関係なく)未経験からITエンジニアに転職する際のポイントや注意点については、以下の記事にて詳細にまとめているので、こちらもぜひ。
以上、ITエンジニア・SEが転職エージェントを利用する時のポイントや注意点についてでした。
今後、転職エージェントを利用しようと思っている方の参考になっていれば、幸いです。