どーもー、現在某IT系の会社でjavaエンジニアとして働ている者です。(当ブログの管理人です)
javaは、各プログラミング言語の中でも、昔から非常に人気が高く、現在でも多くの企業にて利用されています。
当然、求人数も非常に多く、以下のITエンジニアに特化した転職サイト「レバテック」の統計レポートでは、断トツの1位となっています。
参考:レバテック公式:プログラミング言語別求人案件ランキング(2020年度版)
このように、求人数も多く需要が高いjavaですが、一方で、
「Javaエンジニアとして年収や給料をアップさせるには、どうしたら良いの?」
※javaについては、以下の記事にて詳細に解説しているので、良かったらぜひ確認してください。
→ Javaとは?プログラミング言語の特徴や歴史、人気な3つの理由をわかりやすく解説!
では以下、目次となります。
- Javaエンジニアの平均年収・給料金額について ~正社員・フリーランス・未経験別にまとめ
- 他の言語との平均年収の比較
- Javaエンジニアとして収入を上げる方法 ~転職やフリーランス等
Javaエンジニアの平均年収・給料金額について ~正社員・フリーランス・未経験別にまとめました
さっそく、javaエンジニアの平均年収がどれくらいなのか、まとめていきますが、
その前に、現在日本で働く全労働者(フルタイム労働)の平均年収が、国税庁の「民間給与実態統計調査」にて、まとめられています(以下)。
上記から、全職種・全労働者の平均年収が433万円であることが分かりますね。
では、javaエンジニアの平均年収・給料を、「正社員・フリーランス・未経験」と、3つに分けてまとめてみました。
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「Java正社員エンジニアの平均年収・給料」
・求人ボックス・給料ナビの公式HP:Javaエンジニアの仕事の年収統計データ
上記は、求人検索サイトの「求人ボックス」が、統計・算出したJavaエンジニア(正社員)の平均年収データとなります。
(2022/9時点で、求人ボックス上で掲載されていた求人情報から算出した給料情報)
平均年収は、505万とのことで、全職種の平均年収(433万)よりは、だいぶ高い事が分かりますね。
(現在、javaエンジニアである私の年収も、大体同じくらいとなりますw)
※ちなみに、求人ボックスとは、株式会社カカクコムが運営する求人情報の一括検索サイトで、1000万件以上の求人情報から、条件を入力して仕事を探すことができます。
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「javaフリーランスエンジニアの平均年収・給料」
・フリーランススタート公式HP:Javaのフリーランス求人・案件の月額単価相場
こちらは、「フリーランス・スタート」の統計データになりますが、平均単価(月)が、60万を超えてる事が分かります
単純に年収換算すると、720万ですね。
あくまで60万が相場で、100万以上の案件も、少なからずあることが分かります。
※「フリーランス・スタート」とは、250社以上のフリーランス・エージェントと提携して、それらの案件・求人情報をまとめて、掲載しているサービスになります。
各案件の詳細情報も確認できるので、どのような案件があるのか知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
※フリーランス・エージェントとは、企業とフリーランスエンジニアを仲介する企業・サービスのことを指します。
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「エンジニア未経験転職者の平均年収・給料」
続いて、エンジニア未経験の方が、最初に転職した際の平均年収について、どのくらいの水準なのか。
以下、プログラミングスクールを運営する「GeekJob(ギークジョブ)」の記事では、「平均:302万円」とのことです。
参考:GeekJob公式HP:プログラマーの年収ってどのくらい?リアルな実績も交えて解説します
※Javaのエンジニアだけでなく、他の言語のエンジニアも含めた値です。
※GeekJob(ギークジョブ)とは、1000名以上(2022/9時点)の実務未経験からのエンジニア転職を成功させた実績のある、転職特化型のプログラミングスクールです。
以上、正社員・フリーランス・未経験、それぞれのjavaエンジニアの平均年収・給料情報でした。
Javaエンジニアの平均年収・給料について、他の言語との比較をしてみました
「上記の統計データについて」
・転職サイトの「doda」に会員登録を行った20代~50代のITエンジニアを対象。
・有効回答数:5599名
上記は、TechStreetがまとめた統計データで、プログラミング言語別に年収ランキングがまとめられています。
javaの平均年収は、505万円となっていて、12位となっていますね。(真ん中より、ちょい下)
とはいえ、そこまで差が開いているわけではないです。(トップと最下位では、100万近く差がありますが、、)
どの言語にも言える事ですが、あくまでこれらは平均値であって、同じ言語でも会社によって全然違いますし、参考程度に留めておきましょう。
※上記は30代の情報ですが、他の年代の情報が見たい場合は、公式サイトのリンクを飛んでください。
Javaエンジニアとして、年収・収入を上げる方法 ~転職やフリーランス等
続いて、年収・給料をアップさせる方法についてです。
また、javaエンジニアとして年収を上げるために必要となるスキルについても、順にまとめていきます。
※javaに限らず、他のプログラミング言語でも当てはまる内容となっています。
まずは、方法についてですが、大きく以下の2つになるかと思います。
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「転職をする」
こちら、最も王道な方法になります。
転職をして、年収をアップさせる。。javaに限らずエンジニア界隈としては常識ですね。
一部の大手や外資でもない限り、新卒で入った会社では給与水準がかなり低く設定されています(しかも、中々アップしない。。)
なので、2~3年で転職していくケースが、一般的ですね。
特にjavaのエンジニアであれば、冒頭で記載している通り、求人数が圧倒的に多く、転職の際は有利となります。
また、エンジニアとして転職するためには、まずはエージェントを利用することがおすすめです。
転職するためのポイントや、おすすめのエージェントについては以下の記事にてまとめているので、ぜひ参考にしてください。
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「フリーランスになる」
昨今では、javaに限らずエンジニアとして、フリーランス(個人事業主)で働く。といった方が、非常に増えています。
私のいる会社でも、正社員として採用するよりも、フリーランスの方と業務委託契約を結ぶことが、断然多いですね。
フリーの場合、仕事(案件)を探すことをネックと考えがちですが、現在ではエンジニア用の「フリーランス専用エージェント」が多数あるので、
一定のスキルを持ったエンジニアであれば、エージェントを利用して、仕事に困る事は無いでしょう。
(特にjavaの場合、転職と同様に、案件数が非常に多い特徴があります。)
※フリーランスエンジニアになる方法や、おすすめのエージェントについては、以下の記事にて詳細にまとめているので、こちらを確認ください。
以上です。
※ちなみに、「できれば転職をせずに同じ会社で給料をあげたい」と考える方も多いとは思いますが、現実問題、ソレは厳しいと思いますし(仮に交渉して給料アップできたとしても、少額だったり、、)
そこに、時間と労力を使うのであれば、転職する方向で動いた方が良いと思います。
では、
続いて、javaエンジニアとして年収を上げるために必要となるスキルについて、以下にまとめてみました。
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「実務経験の年数」
転職サイトの求人票を確認すれば分かりますが、
エンジニアとして転職をする場合、必ずと言っていいほど、実務経験が求められます。
そして、その年数は大体が3年以上。
逆に1年程度の実務経験では、年収の高い企業への転職は厳しかったりします。
(ただし、実際は技術スキルと経験年数が比例しないことも多々あるので、あくまで目安としてください。)
(実務と言っても幅が広いので、仮に10年以上の経験があっても、企業が求めているスキルでないケースも多々あります)
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「PM(プロジェクトマネジメント)や、上流工程」
javaに限らず、エンジニアの業務領域は、主に以下の3つとなります。
・PM
・上流工程(PMを含む扱いとなるケースも多々)
・下流工程このうち、ガシガシ手を動かしてプログラミング開発をするのは下流工程となります。
ただし、年収や単価が高いのは、PMや上流工程となります。
PMでは、プロジェクト全体の進捗管理や進め方の決定、各メンバーのリソース管理や業務指示といった、プロジェクト全体に関わる管理。
上流工程では、クライアントとの調整(仕様決めなど)、仕様書・設計書の作成、プログラマーへの仕様共有といった業務が主になります。
というわけで、年収が高い求人が多い、PMや上流工程の実務経験がある方は、年収アップへの期待も高くなります。
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「テックリード」
テックリードとは、エンジニアのチームの中でも、代表的な立ち位置にいる人材のことで、技術的な部分で、チームやプロジェクトを引っ張っていける存在のことです。
java(バックエンド)に限らず、サーバー・ネットワークなどのインフラから、各種ミドルウェア、フロント部分まで、幅広い知識・スキルを持っていることが求められます。
具体的には、
・インフラの設計からシステム構築に携わる事ができる(CI/CDのシステム構築が可能だったり、システム(オンプレミス)の、クラウドサービスへの移行・運用が可能だったり)・負荷分散やパフォーマンスの観点で、最適な技術選定や、インフラレベルからの実装やアーキテクチャの設計が可能である。
・効率的な開発フローの整備、コードレビューなど開発メンバーの技術的育成
などなど
上記のようなスキル・経験があり、開発チームにて欠かせない中心的な人物が、テックリードとなります。
このように、技術的にかなりスキルが高い人物は、当然年収が高い求人に受かる可能性も高くなります。
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「資格の扱いについて」
javaに限らず、エンジニアの転職において、資格の重要性は高くありません。。
上述の通り、最も重要視されるのは、実務経験であり、そこで培われたスキルになります。
資格取得で培われるのは、あくまで知識なので、現場の業務では足りない部分が多々あります。
なので、年収アップといった観点でも、資格の取得は優先度は低いです。
(もちろん、意味が無いわけではありませんが、、)
もし、何かやるとすれば、資格の勉強では無く、実際にアプリケーションを開発してみることです。
転職活動の際、自分自身のスキルを証明するためのモノとして、ポートフォリオ用アプリケーションを作成して、それを職務経歴書とともにまとめてください。
優先順位としては、以下のようなイメージですね。
・実務経験>>>ポートフォリオ>資格 -
「職務経歴書とポートフォリオをちゃんとまとめる」
javaに限らず、エンジニアとして転職活動をする際、必ず「職務経歴書」をまとめることになります(フリーランスも同じ)
そこに、これまでの実務経験の経歴をまとめていくことになるので、非常に重要な書類です。
最初の書類選考は、この職務経歴書で決める。と言っても良いでしょう。
仮に、どんなに素晴らしい実務経験があったとしても、職務経歴書にうまくまとめられてなければ本末転倒、、書類選考で落とされることになります。
なので、ある程度時間を掛けて、きちんとまとめておく事が必要です。
また、ポートフォリオ用アプリケーションを作成している方は、それも合わせて、職務経歴書とともにまとめると良いでしょう。
※職務経歴書やポートフォリオの書き方やポイントについては、以下の記事にて詳細にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
以上、javaエンジニアとして年収を上げるためのスキルまとめでした。
というわけで、今回の記事では、
Javaエンジニアの平均年収・給料金額や、他の言語との比較について。
また、収入を上げる方法や必要となるスキルについても、順にまとめてきました。
現在、javaエンジニアとして働いている方や、今後転職を考えている方の参考になっていれば幸いです。では。