どーもー、某IT・Web系の会社でjavaエンジニアとして働ている者です(当ブログの管理人です)
現在は、エンジニアとして働きながら、開発現場の担当者として、エンジニアの選考・採用にも関わっています(主に書類選考と1次面接)
というわけで今回は、採用者の目線から
IT・Webエンジニアの転職活動を成功させる方法や、失敗しない会社選びのポイントについて。
また、未経験の場合の転職活動のやり方についても、順に解説していきます。
以下、目次です。
- IT・Webエンジニアが転職活動を成功させる5つのポイントについて
- 転職を失敗させない「会社選び」のやり方について
- エンジニア未経験が転職活動を成功させる方法について
IT・Webエンジニアが転職活動を成功させる5つのポイント ~失敗しないやり方・方法について
まずは、エンジニアが転職活動する際のポイントについて、5つにまとめました。
- これまでのキャリアやスキルの棚卸しをして、転職先の軸を決める
- 知識・スキルの向上(資格取得よりも、ポートフォリオの作成をオススメします)
- 職務経歴書とポートフォリオの作成
- 技術的な選考・面接対策
- 転職サイトor転職エージェントを利用する
では、順に解説していきます。
1、キャリアやスキルの棚卸しをして、転職先の軸を決める ~IT・Webエンジニアが転職活動を成功させるポイント
まず、事前準備として最初にやるべき事。
「これまでのキャリアにおいて、自分がどのようなプロジェクト・サービスを担当して、どのような経験をして、どんなスキルを付けてきたのか」
これらを棚卸し・整理してください。
これをする事で、自分がエンジニアとしてのスキルやレベルが、どの程度あるのか。客観的に判断するためでもありますし、「職務経歴書」を作成する上でも欠かせません
(職務経歴書については、後のポイントで解説しています)
また、上記が終わったら、
転職したい企業の軸や、今後(転職してから)、どのようなキャリアを築いていきたいのか。
・開発領域は、インフラ?バックエンド?フロントエンド?
・プログラミング言語は?
・どのようなシステム(サービス)の担当となり、どのような業務内容を希望する?
・ポジション(役割)は、上流・下流、それともマネジメントや、テックリード?
上記の通り、転職したい企業や、やってみたい業務内容について、ちゃんと「軸」を決めてください。
もちろん、これまでの自分のスキル・経験が、転職先の募集要項とちゃんとマッチすることも重要です
2、知識・スキルの向上(資格取得とポートフォリオ作成) ~ITエンジニアが転職活動を成功させるポイント
こちらも、事前準備として必要に応じて、やっておくポイントとなります。
例えば、以下のようなケースですね。
といったケースです。
この場合、実務経験については、どうしようも無いとは思いますが、少なくともプログラミングの学習やスキル向上はできるはずです。
実際、エンジニアとしての開発・実務経験があれば、言語は問わず採用してくれるところも多いです
一つのプログラミング言語に精通しているので、他の言語でもすぐに習得して戦力になるだろうと判断されるわけですね。
ただし、「何もやってない。一度もプログラムを触ったことがない」だと、さすがに「やる気が無い」と判断されてしまいます。
プログラミングの学習なんて、自分1人でタダで、すぐにでも出来ますからね。
で、この時の学習方法についてですが、
一番の方法は、何かしらのアプリケーションを作成することです。
そして、それを転職活動用のポートフォリオとして利用することで、エンジニアとしてのスキルの証明にもなります。
(ポートフォリオについては、次のポイントで解説しています)
一方、資格の取得を考える方も多いと思います。
実際、IT業界には、様々な資格があって、
・言語独自の資格(javaであれば、ベンダー資格:「Oracle Certified Java Programmer」とか)
・他にも、ネットワーク系の資格や、データベースの資格まで、様々です。
ただし、結論から言うと、IT・Webエンジニアの転職において、「資格」はそこまで重要視されていません。
それは、企業は「知識」よりも「スキル」を求めているからです。
企業はあくまで「即戦力」を求めていて、実際にプログラミング等でシステムを実装していくスキルを求めています。
なので、資格の取得よりも、ポートフォリオの作成に集中した方が良いでしょう。
(もちろん、資格も意味が無いわけではありません。資格を持っている事で、「一定の知識・スキルがある」事は、証明できますからね)
3、職務経歴書とポートフォリオの作成 ~Webエンジニアが転職活動を成功させるポイント
IT・Webエンジニアの転職活動では、必ず職務経歴書が必要となります。
エンジニアとしての、これまでのキャリアやスキルをまとめていく事になりますが、
この内容次第で、書類選考の合否は、大体が決まると言ってもいいでしょう
当然、書類選考の次の面接のネタにもなりますしね。
そのため、転職活動の際は、非常に重要なポイントとなります。
ちなみに、職務経歴書では、以下の2つをメインに記載していく事になります。
・スキルセット(プログラミング言語やフレームワーク、DB、その他:開発環境やツールなど)
※それぞれのフォーマットやサンプル例、記載ポイントについては、以下の記事にて、詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
→ システムエンジニア(SE)の職務・業務経歴書の書き方とフォーマット・テンプレート例 ~未経験の場合も
また、
職務経歴書だけでなく、ポートフォリオを作成することで、エンジニアとしてのスキルを証明することができます。
成果物は、Webアプリで公開していれば、URLても良いですし、ソースコードそのもの(Github)でも良いです。
もちろん、ポートフォリオ(アプリ)の仕様書や設計書もまとめてください。
ただし、ポートフォリオは、職務経歴書とは違って、必須ではありません。
これまでの実務経験が豊富で、選考過程でちゃんとスキルがある事をアピールできるのであれば、必要ないでしょう。
中途採用であれば、最も評価されるのは、これまでの職務経歴となるので、そこまで重要視はされませんが、
それでも、ポートフォリオの質次第では、高い評価を受けることもあるので、時間に余裕がある方は、チャレンジしてみてください。
※逆に、これまでの実務経験がまったく無い未経験の場合であれば、ポートフォリオが、評価対象として高いウェイトを占めるので、作成すべきでしょう。
4、技術的な選考・面接対策 ~IT・Webエンジニアが転職活動を成功させるポイント
IT・Webエンジニア転職の場合、技術的な選考があるところがほとんどです(筆記or面接)
エンジニアとしてのスキルや知識を問われることになりますが、大きくは以下の2つに分かれます。
-
実際にプログラミングを組んでいくスキルチェック
-
言語やDB、ネットワーク・インフラ・セキュリティ対策などに関連する知識チェック
上記、それぞれを事前に対策・準備していく必要があります。
前者の対策については、転職サイトである「paiza転職」のスキルチェックにて、対策・練習することをオススメします
(私自身も利用していました)
※paiza(パイザ)転職とは、IT・Webエンジニア・プログラマーに特化した転職サイトで、
プログラミングのスキルチェックや、動画コンテンツ・演習問題など、エンジニア向けのサービス・機能が充実した転職サイトとなります。
登録している会員数も累計:40万人超えと、業界最大級の転職サイトです(2022/4時点)
paiza転職であれば、Bランク以上は必須で、できれば、A以上を目指してください。
これで、与えられた課題に対して、アルゴリズムを構築するチカラ、さらにそれをプログラムで実装していくチカラが鍛えられます。
・
・
一方で、後者の対策については、以下のような項目について最低限、整理しておいた方が良いでしょう。
- 得意とするプログラミング言語について、他の言語との比較(メリット・デメリット)
- 上記言語の、バージョンごとの違いや、利用しているフレームワークの特徴(他のフレームワークとの違いも)
- ソースレビュー時の確認ポイント
- DBについて、インデックスについてや、クエリチューニングの手順や確認ポイント
- セキュリティ対策について、XSS、CSRF、SQLインジェクションといった基本項目の知識
-
ネットーワークについて、TCP/IP、OSI参照モデル、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、ファイアウォール、DNS、SSH、といった基本項目の知識
(あとは、これまで携わってきたシステムの、ネットワーク構成図やシステム構成図くらいは、書けるようにしておいてください。)
ポイントとしては、とにかく解像度を高く整理することです。
例えば、面接の時に「javaができます」と言っても、面接官は、スキルレベルや能力が全然わかりません。。
・それとも、javaのフレームワークを使って、イチから、システムを構築することができるレベルなのか。
前者と後者では、javaのエンジニアとしてのスキルが全然違います。
なので、この辺を理解したうえで、正確に面接官に自分のスキルや能力を伝えられるように準備しておきましょう。
5、転職サイトor転職エージェントを利用する ~ITエンジニアが転職活動を成功させるポイント
転職活動の事前準備が終わったら、いよいよ転職サイトor転職エージェントに登録することになります。
それぞれの特徴や違いについて、以下にまとめてみました。
- 「転職サイト」 : 求人情報がまとめられたサイトで、求職者と会社(採用担当)が直接やりとりをしながら進めていきますが、転職活動に関するサポートは特にありません。
-
「転職エージェント」 : 求職者と会社の間に、エージェント(転職をサポートする会社の人)が仲介して、転職活動を進めていきます。
エージェントは、求職者にマッチするような求人の紹介であったり、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策など、転職に関するあらゆる活動のサポートをしてくれます。
というわけで、企業紹介や転職活動のサポートをしてもらえるという点で、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントでは、単なる求人情報からは分からない情報(実態)を、持っている事も多いです。
例えば、過去に対象の企業を受けた方からの情報です(企業が求めている人材や、面接で質問してきた内容、職場環境についてのリアルな声など)
これらの情報を事前に共有して、アドバイスをくれたりするので、転職エージェントはぜひ活用することをおすすめします。
ただし、転職エージェントは担当者(サポーター)の質や、相性の問題もあります。
エージェントの担当者が、ちゃんと
・転職希望者のスキルを客観的にちゃんと分析でき、さらに転職先の希望や条件を聞き入れた上で、どのような企業とマッチングできそうか判断できる。
・企業から内定がもらえるために、職務経歴書の添削や、面接のチェックができる。
このように、質の高い担当者であれば良いのですが、こればっかりは、担当してもらえるまでは分かりません。。
(担当者が、まったくの畑違いで、IT・WEB業界に疎(うと)く、javaとjavascriptの違いすら分からない。。なんて話も聞いたことがあります。)
あとは、転職活動の進め方などで、相性の問題も出てくるでしょう。
このような観点から、複数社の転職エージェントを並行利用していく事をおすすめします。
目安としては、2~3社です
(もちろん、転職サイトを並行して利用するのも良いです)
※おすすめの転職エージェントについては、以下の記事にて詳細にまとめているので、こちらもぜひ参考にしてください。
・ITエンジニア(SE)におすすめの転職エージェント:8社を徹底比較 ~未経験者についても
また、転職サイトの利用も検討している方は、以下の記事もぜひ。
以上です。
というわけで、当章では、IT・Webエンジニアが転職活動を成功させる5つのポイントについてまとめてきました。
IT・Webエンジニアが転職活動で失敗しない「会社選び」の方法・ポイント:3選まとめ ~未経験についても
続いて、会社選びで失敗しないポイントについて、以下にまとてみました。
- 開発要件をチェックする(ちゃんと、これまでに培ったスキルとマッチすること)
- 企業の業態をチェックする
- みなし残業について
- IT・webエンジニアの人数
- 勤務条件
では、順に解説していきます。
1、開発要件をチェックする(自分のスキルとマッチすること) ~IT・Webエンジニアが転職活動で失敗しない会社選び
希望する企業は、できれば、これまでの実務経験にて培ってきたスキルが活かせる企業が良いでしょう。
具体的には、プログラミング言語、フレームワーク、DB、開発環境&デプロイ環境、その他開発ツールについて。
求人情報には、このような開発要件が記載されているので、ちゃんとチェックしてください。
もちろん、これまでに実務経験が無い技術を採用している企業に応募することも可能ですが、相応の準備はしておいた方が良いでしょう(プログラミング学習など)
また、開発要件が曖昧な場合は、注意が必要です
曖昧な理由については様々で、
新規プロジェクトの採用になるけど、まだ開発要件が決まっていなかったり、
SIerなど受託開発の場合には、プロジェクトごとに開発要件が違うために、定めることができなかったり。
このように、様々な理由があるため、求人情報から判断することができない場合は、ちゃんと直接確認するようにしましょう。
(自分のスキルが活かせて、やりたい仕事かどうか・・)
2、企業の業態をチェックする ~ITエンジニアが転職活動で失敗しない会社選びのポイント
一般的に、IT企業は、大きく以下の3つに分類することができます。
-
自社でサービス提供&開発している企業(大手だと、GoogleとかFacebookとかYahooとか)
-
自社で受託開発をしている企業:SIerと呼ばれています
-
客先で受託開発をしている企業:SES(客先常駐)と呼ばれています
上から順に、人気度が高く、そのぶん転職倍率も高い傾向にあります。
また、下2つの受託開発企業は、クライアント企業からシステム開発の案件を請け負って、開発プロジェクトを進めていく事になります。
なので、プロジェクト毎に、関わるメンバーやサービスは変わりますし、プログラミング言語などの開発要件も変わる可能性があります。
SIerであれば、基本的には自社での開発となりますが、
SESの場合は、客先での開発となるので、プロジェクトごとに勤務地も変わります。
なので、基本的にSESは「派遣」と同じような認識で良いでしょう。
※SIerとSESの違いについては、以下の記事も参考にしてください。
というわけで、どのタイプの企業へ転職したいか?
人それぞれ違うと思うので、しっかりと考えてみましょう。
自社のサービスに集中して開発業務をしていきたい方は、自社サービス&開発の企業が良いですし、
様々なプロジェクトを通して、様々なサービス・技術的スキルを付けていきたい。という方は、受託開発の企業が良いでしょう。
また、SES(客先常駐)の場合には、プロジェクトごとに仕事現場が変わってしまう代わりに、煩わしい人間関係が少なかったり、フリーランスへの転向がしやすかったりと、
それぞれ、一長一短の特徴があります。
というわけで、それぞれ善し悪しはあるので、自分に合った業態をチェックするようにしましょう。
3、みなし残業について ~Webエンジニアが転職活動で失敗しない会社選びのポイント
最近では、みなし残業制の会社が、かなり増えてきているように感じます(特に、IT・Web系の企業では)
(私のいる会社も同じです)
みなし残業制自体が悪いわけではありませんが、以下については、転職前に確認しておいた方が良いでしょう。
ここで、40時間/月以下であれば、まだ良いとは思いますが、それ以上になると長時間労働を覚悟しておいた方が良いでしょう。
4、開発者の人数 ~IT・Webエンジニアが転職活動で失敗しない会社選びのポイント
エンジニアの人数は多ければ多いほど、開発体制・環境が整ってたり、開発ノウハウがまとまってる可能性が高いです。
その分、ガチガチにルール化されていますが、それも含めて大人数での開発に最適化されており、何かしら困った事があっても、すぐに解決できる仕組みやノウハウがあるでしょう。
IT・webエンジニアとしての自分のスキルを上げるといった観点でも、他のメンバーから学べる点も多いと思います。
一方で、転職先がスタートアップや、社内エンジニアの求人だと、人数が少ないところも多いでしょう(1~3人とか)
少人数の場合、リソースに余裕が無く、開発体制や環境が整えられていない場合もありますが、
自由に裁量をもって幅広い仕事を経験できるといったメリットもあります(インフラからバックエンド・フロントエンドと、幅広い仕事を任せられやすいです)
(人数が多い所では、ほぼ間違いなく「分業体制」となっていますから。)
というわけで、それぞれに善し悪しがあるため、自分の希望にマッチする転職先をチェックしましょう。
5、勤務条件 ~ITエンジニアが転職活動で失敗しない会社選びのポイント
こちらも当然、転職する際はチェックするとは思いますが、
「転職先の会社に、完全労働裁量性やフレックス、リモート勤務制度があるかどうか・・」
これは、様々な働き方の選択が可能であり、その仕組み化もちゃんとされている。ということなので、
会社がエンジニアが働きやすい環境をちゃんと作っている。という証拠でもあります。
この辺もちゃんとチェックするようにしましょう。
以上です。
というわけで、当章では、IT・Webエンジニアが転職活動で失敗しない「会社選び」のポイントについてまとめてきました。
エンジニア未経験者が転職活動を成功させる方法・やり方まとめ ~失敗しないポイントについて
最後に、未経験の場合の転職活動について、その流れやポイントについてまとめていきますが、
まず、そもそも「未経験可」の求人はあるのか?
大手の転職エージェントである「リクルートエージェント」にて、ちょっと調べてみました(以下)
「SE・ITエンジニア」の未経験可で、8千件を超える求人がヒットしました(非公開含め)
上記から、未経験可の求人でも非常に多いことが分かりますね。
ただし、ここで注意しなければいけないのは、
「IT・Webエンジニアとして働いた経験は無くても良いが、プログラミングについては、一定の知識・スキルが必要であることが、ほとんどである」
という事です。
プログラミングスキルが全く無い場合、選考で落とされてしまうケースがほとんどでしょう。
なかには、プログラミングスキルも無くて良い。。といった企業もあるとは思いますが、その場合でも注意が必要です。
ちゃんと、プログラミングなどの研修制度が充実していて、一人前のエンジニアに育ててくれる優良企業であれば良いのですが、
会社によっては、エンジニアとはまったく関係ないような雑務ばかりさせられたり、
ネットワーク監視ばかりで、プログラミングの実務経験が全く身に付かなかったり、なんて事もあります
なので、転職してから後悔しないためにも、プログラミングの学習など相応の準備はしておくことをオススメします。
というわけで、プログラミングの未経験者が、どのようにプログラミングを学んでいき、転職活動を進めていけば良いのか。
そのポイントを、以下にまとめてみました。
- 独学orプログラミングスクール
- プログラミング学習の注意点
- ポートフォリオ(Webアプリケーション)の作成
- 転職サイトとエージェントへの登録
では、順に解説していきます。
1、独学orプログラミングスクール ~未経験者がITエンジニアに転職活動を成功させる方法・やり方
まずは、プログラミングの学習方法を決めていきましょう。
学習方法は、大きく「独学orプログラミングスクール」の2つに分けられますが、
これまでに、全くプログラミングの経験が無いという方であれば、プログラミングスクールに通う事をおすすめします
それは、未経験者や初心者にとって、プログラミングの習得は非常にハードルが高く、
業界では、プログラミングを学習する際の挫折率は「90%」と言われています。
特に、未経験者が挫折するところは、プログラミングをしていく上で、エラーや不具合が出た時に、解決できないパターンです。
原因は様々ですが、
単純にコードが間違っているケースもあれば、開発環境に起因する場合もありますし、
言語などのバージョンの違いが影響することもあります。
当然、未経験者や初心者が解決するには、あまりにハードルが高いエラーも多々あります(学習者のレベルにもよりますが)
このように、全く知識・経験が無いところから、一人独学でやっていくのは、かなりハードルが高いのが実情です。
また、現在のプログラミングスクールでは、プログラミング学習のフォロー以外にも、ポートフォリオの作成や転職活動までサポートしてくれる所が大半ですし、
なかには、無料で通えるスクールもあります
(企業紹介や、履歴書などの添削、面接対策など、転職に関するあらゆる活動のサポートをしてもらえます)
なので、プログラミング未経験者の方は、スクールに通うのが一番良い選択と言えるでしょう。
一方、学生時代にプログラミングを学んでいた方など、プログラミングにある程度の自信がある方は、
ネット上で学習できる「プログラミング学習サービス」を利用するのが、まずは良いかと思います。
最も有名なのが、「Progate(プロゲート)」ですね。
コンテンツは、プログラミング経験ゼロの方を対象に作られているので、未経験でも挫折しにくい設計となっています。
無料でも確認できるコンテンツ(レッスン)が、いくつかあるので、まずは確認してみるのが良いでしょう。
ちなみに、有料コンテンツでも、月額1000円ちょっとで、すべてのコンテンツを受講可能なので、おすすめです。
以上です。
2、プログラミング学習の注意点 ~未経験者がITエンジニアに転職活動を成功させるポイント
続いて、未経験者がプログラミング学習をする際の注意点についてですが(特に独学で進める方)
よくあるのが、ネット上の入門サイトや、書籍を一冊買って、勉強していく。といったケース。
このようなケースで、注意しなければいけないのが、
情報のインプットだけで終わらせずに、ちゃんとPC上に開発環境を構築して、実際にプログラミングをしていきながら学んでいくこと
これが、プログラミング学習を進めていくうえで非常に重要なポイントとなります。
仮に書籍を読み進めていって勉強しても、「知識」は付きますが「スキル」は付きません。。
ですが、会社が求めているのは「スキル」です。
実際にプログラミングをして、システムやサービスを作っていくことができる「スキル」を求めています。
なので、プログラミングを学んでいく際は、ただ単に勉強して終わり。。ではなく、ちゃんと実際にPC上でプログラミングをしていきながら学習していく事を心掛けてください。
3、転職用ポートフォリオ(Webアプリケーション)の作成 ~未経験者がITエンジニアに転職活動を成功させる方法
プログラミング学習が一通り終わったら、次にやるべきことは、転職用ポートフォリオの制作になります。
成果物は、Webアプリで公開していれば、URLても良いですし、ソースコードそのもの(Github)でも良いです。
もちろん、ポートフォリオ(アプリ)の仕様書や設計書もまとめておく必要があります。
というわけで、プログラミングスキルを証明するために制作するのが、ポートフォリオとなります。
特に、これまで実務経験が一切ない未経験者は、プログラミングを学んできた集大成として、ポートフォリオを制作することを強くおすすめします。
コレがないと、(プログラミングスキルがあるという)何の証拠もありませんからね、、
また、資格を取得するという選択肢もあるのですが、
上述の通り、会社が求めているのは「知識」ではなく「スキル」なので、
資格勉強よりも、実際にプログラミングをしてポートフォリオ(Webアプリケーション)を作成した経験やスキルの方が、高く評価してもらえます。
4、転職エージェントを利用する ~未経験者がITエンジニアに転職活動を成功させるやり方
ポートフォリオが完成したら、いよいよ転職活動を本格的に進めていきます。
まずは、転職サイトor転職エージェントに登録するところからですが、
転職活動をイチからサポートしてくれる転職エージェントを利用するのが、おすすめです。
自己分析から企業紹介、履歴書・職務経歴書の添削や、面接対策まで、あらゆる活動のサポートをしてもらえるため、特に未経験者は転職エージェントを利用する方が良いでしょう。
※ちなみに、プログラミングスクールに通っていて、企業紹介や転職活動のサポートをしてもらえる場合は、そのままお世話になっても良いでしょう。
以上、
プログラミング未経験者が転職活動を成功させるポイントや進め方のまとめでした。
というわけで、
今回の記事では、IT・Webエンジニアが転職活動を成功させる方法・ポイントや、会社選びで失敗しないやり方について、順に解説してきました。
エンジニアの方で、今後転職活動をしようと思っている方の参考になっていれば幸いです。