どーもー、某IT系の会社でjavaエンジニアとして働ている者です(当ブログの管理人です)
私の経歴としては、エンジニア・プログラマーとして、今年で10年目に入り、
現在は、ITエンジニアとして働きながら、開発現場の担当者として、エンジニアの選考・採用にも関わっています(主に書類選考と1次面接)
そんな中、ネット上では、
「エンジニアの労働現場は過酷だよ。現実はかなりきつい」
なんて書き込みがよくありますが、
これについての私の意見としては、「半分ホントで半分ウソ」だなと。
私自身の話で言えば、新卒からIT系の会社へ入社し、その後ずっとITエンジニアとして働き続けてきましたが、後悔したことはありません。
むしろ、エンジニアで良かったなと思うし、今後も会社を変えることはあっても、エンジニアを辞めることは無いと思います。
ただし一方で、私の周りのエンジニアの方で、かなり厳しい現場で働いて、うつ病になった過去があったり、
いつも会うたびに、「転職したい」と言っている方も居ます。
(ただし、両者とも転職したりフリーランスに転向したりしましたが、エンジニアは今も続けています)
なので、過酷な現場がある事も、また事実です。
他にも、「エンジニアなんてやめとけ」と言われる理由は、複数あるでしょう。
というわけで今回は、その理由についてと、逆に未経験からエンジニアに転職するメリットについて。
さらに、未経験から転職する際の、後悔しないポイントについて、順に解説していきます。
以下、目次です。
- 「未経験からのITエンジニア転職はやめとけ」と言われる5つの理由
- ITエンジニアに転職するメリット
- 未経験から転職する際の後悔しない進め方と会社選び ~やめとけと言われる厳しい会社の特徴も
「未経験からのITエンジニア転職はやめとけ」と言われる5つの理由 ~後悔してしまう厳しい現実と実態
まずは、エンジニアなんてやめとけ。と言われる理由について、以下にまとめたので、順に紹介していきます。
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「長時間労働や休日出勤が多いイメージ」
参考:doda公式サイト:平均残業時間ランキング(2022年度版)
上記は、大手転職サイトのdodaが公開した、職種別平均残業時間ランキングとなりますが、
全職種の平均残業時間が約20時間となっており、
それに対して、エンジニア含めIT業界の職種毎の平均残業時間の統計データとなります。
コンサルが多少残業時間が多めですが、それ以外は、平均残業時間とほとんど変わらない事が分かります。
上記のデータから、平均的には、ITエンジニアの残業時間が多いとは言えません。
もちろん、慢性的に長時間労働や休日出勤があるようなブラック企業もありますが、それは、どこの業界も同じかと思います。
また、ITエンジニアあるあるになりますが、システム開発プロジェクトの納期前になると、忙しくなったりするので、時期によっても変わってくるかと思います。
また、システムの障害対応などで、休日出勤をしなければならない。。ってことも普通にあります。
例えば、皆さんもYoutubeやツイッター、Googleのサービスが、急に使えなくなったら困りますよね。。
このように、システムに何かしらの障害が起きたら、その対応をしなければいけません。
もちろん休日出勤をしたら、その分の給料手当、もしくは代休が貰えます。
一昔前は、エンジニアの長時間労働や過労死が社会問題となって、ニュースを騒がせたのですが、
その影響もあって、現在ではブラックIT企業も、だいぶ減ってきています。
というわけで、現在のIT業界では、平均残業時間:20時間前後が多いということで、長時間労働や休日出勤が多いようなブラック企業は一部となります
また、そのような企業には特徴があるので、転職活動時に避けることも十分に可能です(これについては、最後の章にて解説しています)
※未経験からのエンジニア転職にて、会社選びのポイントについては、以下の記事でも解説しているのでぜひ。 -
「ITエンジニアの35歳定年説」
こちらも、昔からよく言われている事ですね。
エンジニアは、35歳までだと。。
このように言われる背景としては、キャリアが長くなれば、プロジェクトのマネジメントや、設計書の作成などの上流工程のお仕事が中心となっていき、プログラミングを中心に仕事をすることは減ってくる。
という、キャリアの流れや、30代後半以上になると、集中力も落ちてきてプログラミングの生産性が落ちてくるから。。といった話から、流れた説かと思います。
ただし、実際はそんな事なく、30代後半以上でも、プログラミングをガシガシ組んで活躍するプログラマー・エンジニアの方はいっぱい居ますし、
経験値が高い分、40~50代で優秀なプログラマー・エンジニアも、たくさんいます。
一方で、未経験の場合は別です
30代後半以上の未経験者が、ITエンジニアに転職するのは、かなり苦労するでしょう
無理とは言いませんが、相当の準備が必要となります。
20代とかであれば、ポテンシャルを買われる事も多分にあるため、転職もしやすいですが。
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「グローバル化の影響で、人材確保が海外に向いている」
これは、その通りですね。今後もこの流れはさらに加速していきそうです。
プログラミングの技術やスキルは、世界共通ですからね。
当然、日本なので言語の壁はありますが、「ブリッジSE」という、他国のエンジニアとの調整役のエンジニアがマネジメントをすることで、
東南アジアなどから、安い賃金で人材確保がされています。
高い賃金で日本のエンジニアを採用するより、安い賃金で海外の人材を採用するわけですね。
実際、私のいる会社でも、ベトナムのエンジニアを10名程度、業務委託でプログラミング開発を依頼しています(ブリッジSEも、ベトナムの方です)
正直、仕事を任せた時の認識祖語の少なさや、生産性の高さに驚いています。皆さん若いし素直で、すごい優秀です。
下手に日本のエンジニアに業務委託するよりも、全然良いなと個人的にも思っています。
ただし、システムの要件定義や設計書の作成、トラブル対応や顧客対応などは、さすがに日本メンバーじゃないと厳しいし、
やはり、言語の壁は大きいです。
なので、日本のエンジニアの業務が奪われる事について、現段階でそこまで心配する必要はないでしょう。
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「目や腰などの健康被害がある」
ITエンジニアの場合、基本的にPCデスクに座りっぱなしという方も多いでしょう。
その場合は、目や腰などの健康面でも注意が必要です。
正直、私もエンジニアになってから腰を痛めることが多くなっています。
なので、適度に休息をいれたり、日頃から身体を動かすようにして注意しましょう。
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「プログラミングなど学ぶことが多く、業務レベルも高く難しそう」
たしかに、ITエンジニアの仕事は、専門的で学ぶことが非常に多いです。
業務領域が広いと、プログラミングだけでなく、ネットワーク・データベース・クラウドサービス、その他ミドルウェアなど、様々な知識や技術が必要になります。
未経験から、これらの知識やスキルを付けるとなると、相当の時間と労力が必要になります
日々、各分野の技術も進歩しているので、学習し続けなければいけませんしね。
また、ITエンジニアの仕事は、人によってパフォーマンスが大きく変わってくるのも特徴です。
同じプログラミングでも、10日掛かる人もいれば、1日で終わる人もいます。
なので、「この人は優秀」・「この人は使えない」って、すぐにバレてしまいます。
優秀なエンジニアであれば、年収も倍以上の金額だったり、リモートや週3日勤務など、自由な働き方も可能ですし、フリーランスになることもできるでしょう。
このように、スキル次第で実力主義なところも、ITエンジニアとして働くメリットでもあるし、デメリットでもありますね。
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「年収が低い」
・doda公式サイト:職種別平均年収ランキング(2021/12公開)
上記は、転職サイトのdodaが公開した、全職種の平均年収と職種別のデータになります。
ITエンジニアは、「技術系(IT/通信)」に含まれますが、上記から、平均年収よりも高いことが分かりますね。
他の職種と比べても、平均的には全然低くありません。むしろ高い方ですね。
ただし、ITエンジニアは、上下の差が激しい職種ではあると思います。
未経験から転職した場合、最初は240~300程度でしょう。
一方、スキル次第で、700~800万以上になることも十分に可能です。
このように、スキル次第・会社次第で年収が大きく変わるのも、ITエンジニアの特徴ですね。
※ITエンジニアの年収については、以下の記事でもまとめています。→ Javaエンジニアの平均年収・給料金額!他言語との比較や、収入を上げる方法(転職やフリーランス等)
(javaエンジニアと記載してますが、他の言語でも参考になる内容になっています。)
以上、「未経験からのITエンジニア転職はやめとけ」と言われる理由まとめでした。
色々と理由はありましたが、実際のところは問題視するほどの事ではありませんし、調査会社の統計結果からも、それは明らかですね。
ITエンジニアとして長年働いていてきた私からも、
「ITエンジニアへの転職はやめとけ」ではなく、「ブラックIT企業への転職はやめとけ」の方が、納得できます。
未経験からITエンジニアに転職するメリット ~「やめとけ」と言われる、きつい実態の一方で。
当章では、逆にITエンジニアとして働くメリットについて、以下にまとめたので、順に紹介していきます。
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「スキル次第で実力主義なところ」
こちらは、前章のデメリットでも挙げたポイントになりますが、
ITエンジニアへの転職は、学歴も文系・理系も、性別も関係ありません。
スキル次第でいくらでも転職先はありますし、年収も上がりますし、働き方も選ぶ事ができます。
これは、転職の観点で言えば、メリットになるでしょう。
一方で、スキルが低ければ、年収も低いし、転職先も限られますし、
「こいつ、使えない」と思われて、居心地も悪くなってしまうでしょう。
パフォーマンスの差が歴然となってしまうことも、ITエンジニアの特徴ですからね。
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「年収が高い」
こちらも上記に関連してきますが、エンジニアの年収はスキル次第で、大幅に上げることが可能です。
年収の差が激しいのも、この業界の特徴ですね。
(ちなみに私の年収は、500~550程度で、経験年数の割には低い方かと思います、、泣)
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「自由な働き方が可能」
エンジニアの仕事は、PC一つあれば可能です。
昨今では、ミーティングについてもビデオ会議で十分ですしね。
なので、リモート勤務がやりやすい職種と言えるでしょう。
労働時間がフリーな労働裁量性であれば、場所も時間も関係なく働く事もできます。
実際に私の会社でも、コロナが流行って以降、全員がリモート勤務となり、
家やワーキングスペース、カフェなど、自由に働く事ができます。
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「求人倍率が高く、転職がしやすい」
上記を見てください。
一目瞭然ですね。「エンジニア(IT)」だけ求人倍率が「10」を超えてます
これは、転職希望者1人に対して、10の求人があることを示しています。
このように、昨今のIT業界では人手不足も問題となっています。
スキル次第ですが、高い年収になりやすいのも、この人手不足が要因の一つとなっています。
当然、ITエンジニアの方や、今後なろうと思っている未経験の方には、追い風です。
さらに、プログラミングスキルや各種IT技術は、世界共通のものです。
なので、会社が変わっても、即戦力になりやすいのもメリットの一つですね。
技術的な専門知識やスキルは、イチから覚えていく必要が無いので。
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「体調不良に強い」
これは、個人的な実体験で感じたことなのですが、
ITエンジニアの場合、頭さえ働けば、なんとか仕事ができるんですよね。
体力を必要としないので。
なので、多少喉が痛かったり、しんどかったりしても、何とかなったりします。
特に、リモート勤務の場合は、コミュニケーションも最小限に済ませられますしね。
(会議が多い方は別ですが、、)
これは、エンジニアとして働くメリットだなと感じます。
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「人間関係の悩みが少ない」
これも、会社やポジションにもよるのですが。
ITエンジニアは、プログラミングを含め、一人黙々と業務をする事が多いので、無理にコミュニケーションを取ったりする必要が少ないです。
もちろん、一人で仕事をするわけでは無いので、協調性は必要だし、コミュニケーション能力もいります。
※ここで言うコミュニケーション能力とは、相手の伝いたいことをちゃんと理解する能力と、自分の考えを正確に伝えられる能力を指します。
ただ、変に気を使ったり、忖度をしたりと言った事は、(他の職種に比べたら)少ない方でしょう。
あとは、そもそもITエンジニアの方は、穏やかで協調性があり、優しい方が多いように感じます。
仕事柄、論理的思考力が強く求められるので、感情的になったり、筋の通らない理不尽な事を言ったりする方も少ない傾向にあるでしょう。
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「フリーランスになりやすい」
こちらも、ITエンジニアの特徴ですね。
現在は、フリーランスのエージェントサービスを介して、仕事を受注できる仕組みも整ってるので、スキルさえあれば、いつでもフリーランスになれる時代です。
フリーランスになれば、より高い年収を期待でき、自由な働き方も可能です(週3勤務とか)
※フリーランスエージェントについては、以下の記事にて詳細にまとめているので、良かったらぜひ。
以上です。
「エンジニアなんて、やめとけ。きつい・厳しい」と言われる一方で、メリットもたくさんあるよって、お話でした。
未経験からITエンジニア転職の後悔しない進め方と会社選び ~やめとけと言われる厳しい会社の特徴も
続いて、転職活動の進め方やポイントについてまとめていきますが、
まず、エンジニア転職において、「未経験可」の求人というのは、どれくらいあるのか。
試しに、大手転職エージェント:リクルートエージェントで、調べてみました(以下)
上記、「SE・ITエンジニア」の未経験可で、8千件を超える求人がヒットしています(非公開含め)
未経験可でも、だいぶ多いことが分かりますね。
これだけ見ると、十分に可能そうに見えます。
ただし、ここで注意しなければいけないのは、
「ITエンジニアとして働いた経験は無くても良いが、プログラミングについては、一定の知識・スキルが必須」
といった求人が、実際はほとんどとなります。
(応募は可能だけど、選考で落とされる場合がほとんどでしょう)
なかには、「プログラミングの経験も無くて良い」といった企業もあるとは思いますが、
こういった場合、「SES(客先常駐)」である可能性が高いので、注意が必要です。
エンジニアは、派遣先の会社に常駐して働く事になるので、客先常駐とも呼ばれていますが、
こちら注意しておかないと、せっかく転職できても、後悔してしまう結果に陥ってしまいます。
現場(客先)によっては、将来的にスキルアップに繋がらないような雑務ばかりを任せられたり、
ネットワーク監視ばかりで、プログラミングの実務経験が全く身に付かなかったり、
ブラック労働すぎて、精神を病んだり・身体を壊したり
(ブラック企業については、昔に比べたら、だいぶ減ってはきていますが)
このように、長時間労働・低賃金など、ITエンジニアの労働問題として、よく話題になるのが、「SES」になります。
※SES(客先常駐)については、以下の記事にて詳細に解説しているので、こちらもぜひ確認してみてください。
というわけで、仮に転職できたとしても、会社によっては後悔してしまうケースも多いので、
未経験だからこそ、相応の準備が必要になってきます。
というわけで、プログラミングの未経験者が、どのようにプログラミングを学んでいき、転職活動を進めていけば良いのか。
そのポイントを、以下にまとめてみました。
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「独学 or プログラミングスクールを利用して、プログラミングを学んでいく」
まずは、プログラミングの基礎スキルを付けていく必要があります。
プログラミング学習については、大きく「独学 or スクール」に分けられますが、
これまで、全くプログラミングをやった経験がないという方であれば、プログラミングスクールに通う事をおすすめします
業界では、プログラミング学習の挫折率は「90%」と言われています。
このように、全く知識・経験が無いところから、一人独学でやっていくのは、かなりハードルが高いわけですね。
さらに、現在のプログラミングスクールでは、学習フォロー以外にも、ポートフォリオの作成や転職活動までサポートしてくれる所が大半ですし、
なかには、無料で通えるスクールもあります
(「無料 プログラミングスクール」とググれば、いくつかヒットします)
なので、プログラミング未経験者の方は、スクールに通うのが一番良いでしょう。
※おすすめのプログラミングスクールについては、以下の記事にてまとめているので、こちらを確認ください。一方、学生時代にプログラミングを学んでいた方であったり、「まずは独学でやってみたい」という方については、
ネット上で学習できる「プログラミング学習サービス」を利用するのが、まずは良いかと思います。
最も有名なのが、「Progate(プロゲート)」ですね。
ネット上の入門サイトや、書籍を一冊買って、勉強していく。というのもアリですが、注意してほしいのが、
「ちゃんと、PC上に開発環境を構築して、実際にプログラミングをしていきながら学んでいく」ということが、非常に重要なポイントです。
書籍を読み進めていって、勉強しても、「知識」は付きますが「スキル」は付きません。。
ですが、転職時に会社が求めているのは「スキル」です。
実際にプログラミングをして、システムやサービスを作っていくことができる「スキル」を求めています。
なので、プログラミングを学んでいく際は、ただ単に勉強して終わり。。ではなく、ちゃんと実際にPC上でプログラミングをしていきながら、学んでいってください。
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「ポートフォリオ(Webアプリケーション)の作成」
※ポートフォリオとは、エンジニアとしてのスキルを証明するために、何かしらのアプリケーションやシステムをプログラミングで作成し、完成した成果物の事です。
成果物は、Webアプリで公開していれば、URLても良いですし、ソースコードそのもの(Github)でも良いです。
もちろん、ポートフォリオ(アプリ)の仕様書や設計書もまとめた上で、転職活動時にPR用として利用します。
特に、これまで実務経験が一切ない未経験の場合は、プログラミングを学んできた集大成として、ポートフォリオを制作することを強くおすすめします。
コレがないと、(プログラミングスキルがあるという)何の証拠もありませんからね、、
また、資格を取得するという選択肢もあると思いますが、
上述の通り、会社が求めているのは「知識」ではなく、「スキル」なので、
資格勉強よりも、ポートフォリオの作成によって、実際にプログラミングをして、Webアプリケーションを作成した経験やスキルの方が、高く評価してもらえます。
※ポートフォリオの作り方やサンプル例については、以下の記事にてまとめているので、こちらも参考にしてみてください。 -
「転職サイトとエージェントへの登録」
ポートフォリオが完成したら、いよいよ転職活動の本番です。
まずは、転職サイトとエージェントに登録して、それぞれ複数社を並行して進めていくことをオススメします。
ちなみに、それぞれの違いについては、
・転職サイト:求人情報がまとめられたサイトで、求職者と会社(採用担当)が直接コンタクトをとって進めていく。転職サポートなどは特になし。
・転職エージェント:求人情報がまとめられてる部分は「転職サイト」と同じですが、求職者と会社の間に、エージェント(転職をサポートする会社の人)が入ります。
エージェントは、求職者にマッチするような求人会社の紹介であったり、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策など、転職活動に関するあらゆる事のサポートをしてくれます。
というわけで、未経験の場合は、転職活動をイチからサポートしてくれる転職エージェントを、特に活用していくのが良いでしょう。
ただし、エージェントの場合は、転職活動の進め方などで、担当者との相性問題も出てくるでしょう。
なので、複数社を同時並行で利用することをおすすめします。
イメージとしては、以下ですね。
・転職サイト:2~3社・エージェント:2~3社
※おすすめの転職サイトとエージェントについては、以下の記事にて詳細にまとめているので、こちらもぜひ参考にしてください。
以上、プログラミング未経験者の学習ステップや、転職活動の進め方についてでした。
未経験からの転職注意 ~「エンジニアなんてやめとけ」と言われるような、厳しくきついITブラック企業の特徴について
最後に、転職する際に、注意すべき会社(求人)の特徴について。
上述でも紹介している、SES(客先常駐)の会社については、注意する必要があります。
ただし、SESについては、いくつか分かりやすい特徴があるので、求人情報をチェックする段階で、十分に避けることができます。
というわけで、その特徴について、以下にまとめてみました。
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「勤務地について」
こちらが、一番分かりやすい特徴となります。
SES(客先常駐)の場合、プロジェクトが変わる毎に、現場(客先)が変わるので、勤務地が固定じゃありません
なので、大体は以下のような表記になっています。
「都内近郊」とか、「プロジェクト先による」とか。 -
「勤務時間や勤務条件についても」
SES(客先常駐)の場合、勤務地だけでなく、勤務時間や勤務条件等についても、客先ごとに変更になるケースが多々あります。
なので、求人情報の記載が曖昧になっているような場合は、こちらも注意が必要です。
自社での開発の場合、勤務状況や残業時間などは、当然上司やチームによって管理されるでしょう。
ただし、客先常駐の場合は、そもそもチェックすらされず、すべて現場の社員に丸投げといったケースも多々あります。
なので、客先によっては、ブラック的な労働になってしまうリスクが高くなってしまうわけですね。
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「業務内容や開発要件について」
ITエンジニア採用の場合、求人情報には、ちゃんと業務内容やサービス(システム)内容、開発要件などが明記されています。
開発要件では、プログラミング言語やフレームワーク、DB、開発環境&デプロイ環境、その他開発ツール等々。
ただし、業務内容や開発要件が曖昧な場合も、注意が必要です
曖昧ということは、ハッキリと決まってないという事なので、これも「SES(客先常駐)」の可能性が高いです。
プロジェクト(案件)ごとに、客先が変わるので、当然担当するサービスや技術も変わります。
特に、現場(客先)によっては、エンジニア業務とは全然関係ないような雑務ばかりを任せられたり、
ネットワーク監視ばかりで、全然スキルが身に付かなかったりと。
このようなケースもあるので、注意が必要です。
以上、未経験からのエンジニア転職において、避けた方が良いIT企業の特徴についてでした。
というわけで、今回の記事では「エンジニアなんてやめとけ」と言われてしまう理由や、その実態について。
また、逆にITエンジニアとして働くメリットについても順に紹介してきました。
現在、転職活動中だったり、今後しようと思っている方の参考になっていれば幸いです。