昨今、SEO対策で検索すると、ネット上には様々な情報(間違った情報含め)が溢れかえっています。
情報に対しての正誤判断ができる中級者以上の方であれば、問題ないのですが、初心者の方では「何が正しくて何が間違っているかの判断」ができません。
ですので、作業内容のベクトルがズレ、大幅に時間も労力も無駄にすることが多々起きてしまっている、、そうゆう業界です。
そこで、今回の記事では、初心者を対象に「SEO対策をする上で欠かせない6つの要素」を順に解説していきます。
SEOに適したサイト構成にする
検索エンジン対策を考慮したサイト構成のポイントを下記6つにまとめました。
■検索エンジン向けXMLサイトマップを用意する
XMLサイトマップとは、ブログ内の構造と全てのコンテンツを示すページのことだ。
XMLサイトマップを用意しておくことで、検索エンジンがサイト全体を認識しやすくなります。
ワードプレスでブログを構築している場合は、”Google XML Sitemaps”プラグインを使うと、簡単に設定することができます。
■サイトのサイズ量を向上させる
サイトのサイズ量が多い=情報量が多くコンテンツが豊富と、検索エンジンは見なすので、評価が高くなります。
■サイトのテーマに一貫性を持たせる
サイト内のコンテンツに一貫性があれば、検索エンジンは高評価します。
なので、1サイト内で、「ビジネス」「料理」「スポーツ」と多テーマを扱うことは止めましょう。
■各記事はカテゴリ分けして、URLも「カテゴリ名/記事名」とする
各記事をカテゴリー分けしておけば、検索エンジンも「同じテーマの記事」と認識しやすくなり、適切に評価します。
さらに、検索エンジンは「各記事のテーマや内容」をURLからも判断しているので、各記事のURLも「カテゴリ名/記事名」と最適化しておくと良いでしょう。
※URLの設定ですが、全く意味のない又は何かの暗号のようなURLをよくみかけます。(下記のような)
■https://viral-community.com/dir1/?p=7000.html
上記を、下記のように変更することで、ユーザーも検索エンジンも「URLをみただけで、ある程度何に対してのコンテンツなのか」分かるようになります。少しでもユーザーかつ検索エンジンに親切に取り組むようにしましょう。
■https://viral-community.com/seo/search-engine-optimize.html
■わかりやすいグローバルメニューを設定する
グローバルメニューとは、ヘッダーの下にあるメニューのことです。
下記、当ブログのグローバルメニューです。
グローバルメニューを設定する目的は、「ユーザーが目的のコンテンツへ最短で辿りすけるようにする事」と、「検索エンジンが、そのブログではどのようなテーマ(カテゴリ)を扱い、テーマ毎にどのようなコンテンツがあるのかを認識しやすくする事」です。
ですので、ブログを作ったら、ブログで扱っていくコンテンツをテーマ(カテゴリ)分けして、各テーマをグローバルメニューの項目として設定してください。
なお、Googleはグローバルメニューをテキストリンクにすることを推奨しています。
なぜなら、テキストリンクの方が検索エンジンにサイトの情報を記録するクロウラーと呼ばれるロボットが巡回しやすくなるからです。
ですので、ドロップダウンメニューや画像リンクは出来るだけ控えましょう。
■パンくずリストを設定する
パンくずリストとは、ユーザーが「ブログ内のどの位置のページ」を見ているのかを表すリストです。
例えば、下図は当ブログの、トップページ → ”SEO”カテゴリー → ”まとめ!検索エンジンサイト(Google)への登録手順”という記事を見ていることを表します。
パンくずリストを用意することで、「ユーザーの利便性が高まる」と同時に、「検索エンジンが、該当ブログを適切に理解し評価する」といったメリットがあります。
■トップページから2リンクで全てのコンテンツにアクセスできるサイト構成にする
リンクの階層が深い場合は、検索エンジンが全てのコンテンツを認識しない可能性があります。なので、理想はトップページから2リンクで全てのコンテンツにアクセスできることです。
「例」:トップページ → カテゴリページ → 各コンテンツページ
■サイドバーの位置と設定すべき項目
SEOの視点で、サイドバーに必要な項目は、
- 「新着記事」
- 「カテゴリ」
- 「RSSボタン」
- 「SNSの拡散ボタン」
- 「SBM(ソーシャルブックマーク)の登録ボタン」
大体、上記があれば問題ないでしょう。
なるべく、サイドバーは、シンプルにしておくことを推奨します。
なぜなら、多数のパーツを設定することによって、ごちゃごちゃ感が出て、ユーザビリティを損なうからです。
そして、サイドバーからのリンク数にも注意が必要です。
リンク数が多いと、それだけ各リンク一つ一つに対しての価値が分散してしまいますので。(リンクジュースの分散)
さらに、ユーザービリティを考慮した場合、「サイドバーは右に設定」しましょう。
なぜなら、ユーザーにとって、検索後遷移してきたページ内容(コンテンツ)の質が全てですので、記事が直ぐに目に飛び込んでくるように、左にコンテンツ・右にサイドバーの構造が良いでしょう。
さらに、コンテンツがHTMLソースの上部に来る事により、SEO効果が高まるというメリットもあります。
※「RSSフィードボタン」・「SNS拡散ボタン」・「SBM(ソーシャルブックマーク)登録ボタン」について
これらのボタンは、サイドバーの他にも、「ページ上部」・「コンテンツ下部」にも設定することを推奨します。
なぜなら、これらのボタンは、アクセス数の向上に欠かせません。
自サイトへの入り口を増やし、記事の露出を増やす事で、多くの人に見てもらえます。
そして、結果的に(上質なコンテンツの場合)被リンク数も増えていきます。
ですので、ユーザーが必ず見る「ページ上部」と、ユーザーがアクション(ココではボタンをクリックする)を起こす確立が一番高い「コンテンツ下部」には、設定しておきましょう。
ちなみに、具体的には、「Twitter」、「Facebook」、「Google+」、「はてブボタン」を用意しておけばよいでしょう。
■サイトの表示スピードは高速(1秒以内)に保っておく
2010年に、Googleは「ウェブページの表示速度を、検索順位を決める要因の1つとして取り入れた」ことを正式に公開しました。
それ以降、Googleは「サイトの表示スピード」も重要な評価対象としており、
サイトの表示スピードが遅いと、それだけ新しい記事の公開や更新も、検索エンジンに伝わりづらくなります。
もちろん「表示スピード」が遅い事によって、ユーザーの「サイト離れ」にもつながりますので、サイトの表示スピードは高速に保っておきましょう。目安としては1秒以内が良いでしょう。
もし、1秒以上かかる場合は、サイト構成を見直し、全く意味のない無駄なブログパーツ等は削除してサイトの最適化を行ってください。
さらにネット上には、「サイトの表示スピードを向上させる方法」も数多く紹介されていますので、参考にしてみてください。
また、「サイトの表示スピードが遅い原因」が単純にサーバーのスペックが低い場合もあります。
例えば、安価なレンタルサーバーでブログを運営していると、アクセス数が増えていった場合に、サーバーの負荷が高まり、動作が遅くなる原因となります。
ですので、適切なスペックのサーバーを選定する必要があり、安価にこだわりすぎることは危険となります。
オススメのサーバーとして、私は「Xサーバー」を推します。
さらに当ブログのようにWordPressでサイトやブログを運営しているなら「Xサーバー」が、WordPressの為に最適化した「WPXサーバー」がオススメです。
オススメ理由として
- 高速にストレスなく動作する
- 安定した運営である(サーバエラーが少ない)
- WPのプラグインで不具合がでない
- セキュリティがしっかりしている
- バックアップ体制がしっかりしている
- サポート体制がしっかりしている(電話サポートが付いている)
- 初心者でも簡単にWPをインストールできる
404エラーページを設置する
404エラーページとは、ブログ内の存在しないURLにアクセスしてしまった時に表示されるページのことです。
これを用意しておくことで、ブログのユーザビリティを高めることができます。
そして、検索エンジンロボットがこのページをインデックスしないように設定もできるので、設定しておきましょう
下記が、404エラーページを作る際の注意点です。
- 「見つかりません」や「404エラー」という文言だけ、表示することは避けましょう
- 404エラーページでは、ブログのトップページや人気のあるページへのリンクを用意しておきましょう
デザイン指定はCSSにまとめる
デザイン指定をHTMLタグの属性値として定めるのではなくて、CSSに一括してまとめます。
そうする事で、HTMLがシンプルとなり検索エンジンからも好かれる(適切に評価される)ようになります。
構造的にHTMLを記述する
ここでいう構造的とは、見出しタグ(h1~h6)を適切に使用して、「大見出し(タイトル) → 中見出し → 小見だし」を中心としたコンテンツ(HTML)構成にする。ということです。
テキスト情報中心のサイト(コンテンツ)構成にする
検索エンジンはテキスト情報しか認識することができません。
なので、JavaScript、フレーム、DHTML、Flashなどの機能が使われていると、正しくサイト全体を認識することができません。
そのため、検索エンジンから「適切に評価を受ける」ためには、なるべく上記のような機能を使用しないようにしてください。
SEO対策を考慮した「キーワード選定」をする
- 【1記事に対して1キーワードのみ設定する】:基本は1記事1キーワードで設定してください。理由はキーワードを多くすると、それだけ1つのキーワードに対する検索エンジンからの評価が下がってしまうからです。
- 【ブログ開設当初は、複合キーワードを設定する】:単体キーワードは競合度が高く、上位表示するのが困難です。特に最初のうちは、複合キーワードで競合度の低いものから設定していきましょう。
- 【キーワード選定は、Googleキーワードアドバイスツールを利用する】:Googleキーワードアドバイスツールを使えば、キーワードの月間検索数や競合度を知ることができますので、キーワード選定をする際の必須ツールです。
SEOに適した「タイトル選定」をする
- 【タイトルは32文字以内に設定する】:グーグルの検索結果には、タイトルの32文字以降は「…」と表示されて、ユーザビリティを落としてしまうので、タイトルは32文字以内を設定しましょう。
- 【タイトルにキーワードは必ず含ませる】:検索エンジンは、(SEOの内部対策の中で)タイトルタグの内容を最も重要視しています。
なので、上位表示させたいキーワードをタイトルに含めるのは必須となります
- 【タイトルはページごとに固有なものを設定する】:検索エンジンからの評価が最も高いタイトルタグの内容をサイト内で重複させてしまうと、評価が重複したページに分散されてしまう恐れがあるので、重複のないように注意してください。
- 【ユーザーが一目見て惹き付けられるタイトルを設定する】:タイトル構成としては、前半に強調ワードを設定して、後半にコンテンツの要約や(記事を読むことでの)メリットを設定するようにしましょう。
理由は、SNSでの拡散を狙う、かつバックリンクを多く獲得するためです。
例:「初心者必見!SEOに必須のタイトル選定の4つのポイント」
Googleから推奨されている「メタタグ」を設定する
- 【メタ ディスクリプションの設定】:グーグルのメタタグに対しての重要度は低いですが、公式に推奨がされています。なので設定はしておきましょう。
さらに、「メタディスクリプション」は検索エンジンの検索結果に、タイトルの次に目立つ存在として表示されます。
ユーザービリティ向上にも繋がりますので、それを考慮して設定する必要があります。
- 【メタ キーワードの設定】:上記と一緒で、重要度は低いですが、設定はしておきましょう。
基本1記事1キーワードで設定してください。多くても2キーワードで。理由は、多ければ多いほど重要度が分散されてしまうためです。
- 【リフレッシュタグの設定は非推奨】:リフレッシュタグとは、ページにアクセスがあった場合、他のページへリダイレクトさせることができます。
ですが検索エンジンは、減点対象としているので設定はしないようにしましょう。
- 【Author情報の設定】:「コンテンツ著作者の評価に基づいて重要度や信頼度の重み付けを行うランキングアルゴリズム」が近いうちに本格的に投入されます。
それは、米Google・Eric Schmidt氏の言及「”認証されたオンラインプロフィールと結びつけられた情報は、認証なしのコンテンツよりも検索結果の上位に表示する”」からも明らかな事です。
ですので、自サイトのコンテンツに対して「Author情報」を設定しましょう。
Googleは、各サイトコンテンツの「Author情報」を”Google+”のプロフィール情報から認識しています。
ですので、設定手順としては「Google+のアカウント取得+プロフィール設定」→「サイトコンテンツとGoogle+のプロフィール情報を紐付けする」以上が、設定手順になります。
さらに、この「Author情報」を設定する事で、検索結果ページのスニペット(個々のページの説明文を表示するエリアのこと)に、顔写真やプロフィールを表示することが可能となります。
これによって、検索ユーザーにとって「信頼性」につながるので、クリック率の向上が期待できます。
検索エンジン対策かつユーザー対策にも有効になるので、今後は必須の設定項目となるでしょう。
SEO対策で最も重要!コンテンツを設定する
- 【コンテンツは頻繁に更新する】:検索エンジンは、コンテンツの更新頻度もチェックしています。1日1記事を新規で追加していく事を目安にしましょう。
- 【1記事1000文字以上を目安にする】:検索エンジンは、100~200文字といった内容が薄いコンテンツよりも、1000文字以上の内容の濃いコンテンツを高評価します。
- 【隠しテキストは減点対象となるので設定しない】:例えば、背景色と文字色が一緒で、文字が見えてない場合、検索エンジンは、減点対象にします。
上記の他にもHTML・CSSの専門的な話になりますが、よくある手法で「HTMLにはテキストとして記述しているが、CSSで「text-indent:-9999px」と設定し、テキストを画面外へ排除したうえで背景画像を表示する手法」があります。
こちらも画面上にテキストは表示されてませんが、HTMLソース上はテキストが存在しています。
このテキストに「キーワードを不自然に詰め込む」と検索エンジンから「スパム評価」されてしまいます。
- 【重複コンテンツは減点対象となるので、注意する】:同じサイト内で、重複コンテンツがある場合、減点対象となってしまうので、どちらかを削除するようにしましょう。
- 【見出しタグにキーワードを設定する】:検索エンジンの見出しタグ(h1~h5)に対しての重要度は高いです。
※1が一番高く、順に下がっていきます。
ですので、キーワードを見出しタグに含ませるのは、SEOに効果的であります。
- 【コンテンツ下部に、関連記事の表示枠を設ける】:コンテンツ下部は、ユーザがアクション(ココではリンクをクリックする事)を一番起こす箇所です。
ですので、該当記事と関係のある過去記事をコンテンツ下部に表示する事によりクリック率が高まり、PV数アップの効果があります。
- 【画像設定を最適化する】:画像情報も検索エンジンから適切に評価されるように最適化する必要があります。
なぜなら、画像情報は何も設定せずに使用した場合、検索エンジンからしたら「ただの点(ビット)の集まり」としか認識してくれません。
なので、適切に設定する必要があります。
まず、ファイル名は「image1.jpg」「1.png」のような意味のわからないものではなく、「dog.jpg」のように意味のわかるものにしてください。
次に、「alt属性」を設定してください。alt属性とは、ブログ読者の使っているブラウザ設定などの問題で、画像が表示されない時に、代わりに表示されるテキストのことです。
alt属性に設定すべき値は「その画像が何の画像なのか、端的に表せるもの」です。
検索エンジンは、このalt属性の情報によって、「この画像は、~の画像である」と認識できるようになります。
- 【アイキャッチ画像を設定する】:アイキャッチ画像とは記事の冒頭に置かれる、言葉通り人目を引くための画像です。
SEOには影響はありませんが、このアイキャッチ画像があるかないかで読者の第一印象がまるで違います。有名ブログには大体この「アイキャッチ画像」が設定されています
-
【パーソナルヒストリーを考慮する】:Googleには「パーソナルヒストリー」という概念があります。
検索ユーザーが、何らかのキーワードで検索をした時に、その中に、過去に見たサイトや頻繁に訪れているサイトがある場合、検索結果には、それらのサイトを優先的に表示するようになっています。
これによって、コンテンツの質の低いサイトは自然に淘汰され(頻繁に訪れる事はないので)、質の高いサイトは生き残るようになっているのです。この事からもコンテンツの質がいかに重要化が分かるでしょう。
- 【オリジナル性が高く、ユーザーの役に立つコンテンツ制作を心がける】:googleは当項目に合致したコンテンツを上位表示させるようにアルゴリズムを日々更新しています。
それは、googleの理念「世界中のあらゆる情報を整理して、検索ユーザーに最高の情報を届けることを使命としていること」からも、あきらかな事です。
ですのでSEO対策で一番重要な項目として、当項目を覚えておきましょう。
当項目に合致するコンテンツかどうかの目安としては、SNSで拡散されているかどうかを一つの目安としましょう。
なぜなら、ユーザーはそのコンテンツをみて「役に立った」と思ったから、いいねボタンやツイートをするのです。
さらに、googleからしても「TwitterやFacebookで共有されたリンクが検索順位に直接影響する」ことを認めています。
SEO対策を考慮した「リンク」を最適化する
- 【被リンクは数より質を重視する】:理由は検索エンジンの被リンクに対するチェックが非常に厳しくなっているからです。
自作自演と疑われるリンクや、短期間に被リンク数が不自然に増えた場合は、減点対象となるので、注意してください。
- 【アンカーテキストを最適化する】:検索エンジンは、アンカーテキストの内容によって、リンク先のコンテンツを認識します。
なので、リンク先にマッチしたアンカーテキストを設定してください。(内部リンク対策も同様)
- 【相互リンクは関連性のあるサイトとのみ行う】:例えば、当ブログであれば「SEO」に関連したサイトと相互リンクを行うことが、SEOに効果的であります。
全く関連性のないサイトと相互リンクを貼っても、ほとんど意味がないので止めましょう。
- 【リンク切れは減点対象となるので注意する】:リンク切れがあった場合は、減点対象となりますので、再度設定しなおしてください。
- 【ゲストライターとして記事を寄稿する】:ブログを開設してすぐは、どんなに良質な記事を書いてもブログの存在自体が知られていないためにアクセスにつながらない状態がしばらく続きます、、、
そんな状態を打破するためにゲストライターは有効な手段です。
ゲストライターとは:他サイトに記事を寄稿する人です。既にアクセスのあるサイトに記事を提供して、そこからのリンクを得て、自サイトにアクセスを繋げる。ということです。
短期間にアクセスアップするために使われる手法になります
- 【PageRankの高いサイトからリンクを受けるように注力する】:PageRankとは、ページ自体の人気や値打ちです。
略してPRで、PRが高いサイトはたくさんの被リンクを持っていて、コンテンツ量も豊富なサイトです。
PRが高ければ高いほど、そのサイトからの被リンクの価値は上がります。
逆に、「PR」が “0” のページから被リンクを受けても、ほとんど意味がありません。
なので、PRの高いサイトからの被リンクの獲得に集中しましょう。
- 【発リンク数を適切に設定する】:発リンク数を増やせば増やすほど、一つのリンクに対する価値は分散してしまいます。(リンクジュースの分散)
ですので、むやみにリンクを張れば良いというものではありません。
内部リンク・外部リンクともに価値の無い又は関連のないページへのリンクは控えましょう。前述のとおりサイドバーに張るリンクも適度な量に抑えます。
特にコンテンツ部分からのリンクは、検索エンジンからの評価も高いので、サイトテーマと関係の無いページへのリンクはさけ、やむを得ない場合には”nofollow”を付けましょう。
- 【ソーシャルシェアの数と質を重視する】:2011年頃から、Facebookのシェア、Twitterのリツイート、Googleプラスの+1ボタンが「SEO」に及ぼす影響は拡大していて、リンクの数と同じように、ソーシャルシェアの数もGoogleが重視する要素となっています。
ですがここで注意しなければならないのが、単に数だけじゃなく質もチェックされているということです。
従ってファイスブックのアカウントを量産して、見せかけの「いいね!」や「ツイート」をしても、SEO的な効果はほとんどないので注意してください
まとめ
SEO対策に近道はありません。そして「SEOに効果的な対策内容」も日々進化しつづけてます。
それは、Googleが日々検索アルゴリズムを更新しつづけている事からもあきらかな事です。
ですが、どんなにアルゴリズムが変化しつづけていても、Googleの理念は変わりません。
それは、「世界中のあらゆる情報を整理して、検索ユーザーに最高の情報を届けること」です。
この理念だけはブレずに、この理念を基に日々アルゴリズムが変化し続けていると言っていいでしょう。
ですので、ゆいつ SEO対策に近道があるとすれば「検索ユーザーの有益になるコンテンツを製作しつづけることです。」
そして、これが「SEO対策において一番難しい事」でもあります。
このことをぜひ、肝に銘じておいてください。
いつも拝見させていただきとても参考にさせて頂いております。ありがとうございます。
サイトへの誘導を試みるため、新たにブログも作成しようと考えておりますが、サイト内でブログを始めたらよいのか別のドメインで始めた方が良いのか少し迷っております。
さておきまして、小見出し(■検索エンジン向けXMLサイトマップを用意する)の欄のGoogle XML SitemapですがGoogle XML Sitemaps もしかしてSのある方でしょうか?
コメントありがとうございます。
>サイトへの誘導を試みるため、新たにブログも作成しようと考えておりますが、サイト内でブログを始めたらよいのか別のドメインで始めた方が良いのか少し迷っております。
A、メインサイトへの誘導という事で、作成するブログ内容もメインサイトの内容(テーマ)に合わせるかと推測します。であれば、同ドメインで良いでしょう。または、ブログ専用に「サブドメイン」を作成して運用しても良いかもしれません。
サブドメインの例:「blog.メインサイトドメイン」
>小見出し(■検索エンジン向けXMLサイトマップを用意する)の欄のGoogle XML SitemapですがGoogle XML Sitemaps もしかしてSのある方でしょうか?
A、すいません、「Google XML Sitemaps」が正しいです。コンテンツを更新しておきます。
チャンさん
ありがとうございます。
もう一つ教えて頂けるようでしたらお願いします。
小見出しの ■サイトのサイズ量を向上させる
とありますが、
1.メインサイトにひとつのコンテンツとしてブログを設置すれば純粋に「サイズ量」の向上に結びつくと思うのですが
2.サブドメインとして作成した場合は「サイズ量」はメインサイトのものとしてカウントされるのでしょうか
こうした質問になりますのは、「初めからブログでない(固定ページ中心の)メインサイトへの誘導が目的だったんですね」とブログを見た利用者が感じることを避けるため、別ドメインにした方が良いかもしれないと思っていたからです。メインサイトは「サイズ量」を増加させ続けることはで難しい状況です。
「サイズ量」を判断軸に、同ドメインにするか別ドメインにするかを考えた場合は、同ドメインにした方が良いでしょう。
その方が、アクセスを最終的に集めたいサイト自体もSEO的に価値が上がります。
>サブドメインとして作成した場合は「サイズ量」はメインサイトのものとしてカウントされるのでしょうか?
サブドメインとした場合、ルートドメインに対してのSEO的な評価の恩恵は受けれないと認識した方が良いでしょう。要は、サブドメインとした時点で、ルートドメインとは独立したものとして検索エンジンからは認識されるようです。
なので、返答としては「カウントされない可能性が高い」です。
参考元→「サブドメインとサブディレクトリをGoogleはどう扱うか? 新規サイトはどちらを使うべきか?」
>「初めからブログでない(固定ページ中心の)メインサイトへの誘導が目的だったんですね」とブログを見た利用者が感じることを避けるため、別ドメインにした方が良いかもしれないと思っていたからです。
上記は、同ドメインだろうが別ドメインだろうが関係ないと思いますが。普通にサイト(ブログ)を運用してても、内部リンクは当たり前のように使うわけですから、あまり気にする点ではないかと思います。
解決しました。
いろいろありがとうございました。