キーワードツール

キーワードツールとは?GoogleAdwordsの「キーワードアドバイスツール」終了に伴って、代替ツールをまとめてみた

キーワードツールとは・・・検索エンジンで検索されるキーワードを調査・確認するためのツールになります。

具体的には、検索キーワードの「月間の検索数」や「競合のレベル」だったり、関連するキーワード一覧なども確認することができます。

下図は、Googleが提供しているキーワードツールで「SEO」というキーワードを調査した画面になります。

キーワードプランナー 検索キーワード確認

上図の「月間平均検索ボリューム」というのが「月間の検索数」の事で、「競合性」というのが競合サイトのレベルの事です(競合サイトというのは、既に上位表示しているサイトの事で、レベル(質)が高ければ、それだけ自分のサイトを上位表示するのが難しくなります)

また、関連するキーワードも確認できますよね。

このような検索キーワードに対する有用な情報を得るためのツールが、「キーワードツール」になります。

このキーワードツールですが、主な用途としては検索エンジンの検索結果ページに広告を出稿したい場合や、

サイトの管理者でSEOをして、サイトを上位表示させたい場合に利用されます。

【Googleの広告表示例】
検索結果 広告表示例

広告出稿者からしても、SEO対策者からしても、「検索キーワードが月にどれくらい検索されているのか・・・」といった情報は、必要不可欠ですからね。

当サイトも、SEO対策の重要なポイントである「キーワード選定」には、必ずこのキーワードツールを利用しています。

※SEOのキーワード対策については、こちらで解説しています→SEOで「キーワード対策」をおこなう本質と、6つの対策ポイント

このキーワードツールですが、最近まではGoogleが提供していた「キーワードアドバイスツール」というのが、最も一般的に使われていたツールになります。

ですが、2013年8月に、この「キーワードアドバイスツール」が提供終了となってしまい、多くの愛用者が、「次のキーワードツールを何にするのか」と思考したと思います。

Googleが提供していたキーワードツールの他には、同じく検索エンジンのYahooが提供している「キーワードアドバイスツール」や、「Ferret」というWebマーケティングに特化した会社が提供している「キーワードアドバイスツール」が、有名どころだと思います。

また、Googleも「キーワードアドバイスツール」の終了に伴って、移行ツールとして同社が新たに提供開始した「キーワードプランナー」もあります。

実際に、Googleの「(旧)キーワードアドバイスツールの公式ページ」にアクセスすると、代替ツールとして「キーワードプランナー」を推奨した表記が確認できます。

そこで、今回の記事では、Googleが提供していた「キーワードアドバイスツール」に代わる「代替ツール」に関しての解説をしていきたいと思います。

以下、目次になります。

  • Googleが提供していた「キーワードアドバイスツール」に代わる代替ツールの選定について
  • Googleの「(旧)キーワードアドバイスツール」と「キーワードプランナー」の違いについてまとめてみた

Googleが提供していた「キーワードアドバイスツール」に代わる代替ツールの選定について

Google「キーワードアドバイスツール」の代替ツール

まず最初に・・・上述している通り、キーワードツールというのはGoogle以外にも、いくつか主要な提供元が存在します。
もちろん、それぞれのツールに特徴はありますが、「キーワードツール」を利用する際は、最も良いと判断したツールのみに絞って、利用すれば良いでしょう。

要は、二つも三つも使う必要はないという事です。

当章では、当サイトの運営元が最も良いと判断したツールについて解説していくので、参考にしてください。

Googleは、上述している通り「キーワードアドバイスツール」に代わる新たなツールとして「キーワードプランナー」を提供しています。

Googleは、「キーワードアドバイスツール」の代替ツールについて「キーワードプランナー」を推奨していますし、今まで「キーワードアドバイスツール」を愛用していた方は、操作性の観点からも「キーワードプランナー」を利用した方が良いでしょう(キーワードアドバイスツールの操作手順や画面構成を「踏襲」している部分が多いので)

また、キーワードツールというのは、検索エンジンを対象としていますので、検索エンジンの最も大手であるGoogle自体が提供しているという事や、「GoogleAdwords」と連携している点も大きなメリットでしょう。

以上の点からも、「キーワードプランナー」を利用することを推奨します。

では、「キーワードアドバイスツール」と「キーワードプランナー」でどのような点が変わったのか・・・次章でまとめています。

Googleの「(旧)キーワードアドバイスツール」と「キーワードプランナー」の違いについてまとめてみた

キーワードアドバイスツールとキーワードプランナーの違い

基本的に「キーワードアドバイスツール」から踏襲している部分が多い「キーワードプランナー」ですが、一部異なっている部分もあるので、そちらを下記にまとめました。

  • 「GoogleAdwordsへのログインが必要になる」

    google adwords(アドワーズ)

    「キーワードプランナー」はGoogleAdwordsの一機能となっているため、「GoogleAdwords」へのログインが必要です。
    なので、「キーワードアドバイスツール」と比べて、利用時に手間は増えますが、「GoogleAdwords」のアカウントは、誰でも自由に作成できるので、特に制限はないです。

    ※GoogleAdwordsのアカウントを作成する手順については、こちらで解説しています→Google AdWordsとは?アドワーズに登録・ログインしてみる

  • 「ローカル検索ボリュームとグローバル検索ボリュームが一括で確認できない」

    ※「グローバル検索ボリューム」とは、世界中の検索数で、「ローカル検索ボリューム」とは、条件指定した国のみの検索数になります。
    例えば、日本のみで検索された回数が「ローカル検索ボリューム」になります。

    以下、(旧)キーワードアドバイスツールの画面です。

    キーワードアドバイスツールとキーワードプランナーの違い1

    このように、キーワードアドバイスツールでは「グローバル」と「ローカル」両方の検索数を一括で確認することができたのですが、「キーワードプランナー」では条件指定した国のみ(ローカル)の検索数しか確認する事ができません。

    以下、「キーワードプランナー」の画面になります。

    キーワードアドバイスツールとキーワードプランナーの違い2

    ※キーワードプランナーでも、「ターゲット設定」を “全ての国” と設定すれば、世界中の検索数を確認することはできます。

  • 「デバイスの種類を条件指定できない」

    デバイスごとの検索数確認が不可

    「(旧)キーワードアドバイスツール」では、デバイスの種類(PC、スマホ、タブレット等)を条件指定して、検索数を確認できましたが、「キーワードプランナー」では、デバイスごとに確認することができません。

    ※キーワードプランナーでは、「全てのデバイスの合計値」である検索数が表示されます。

  • 「検索ボリューム数を算出する際、デフォルトのマッチタイプが「完全一致」に変更されている」

    ※マッチタイプには、「部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」という三つのタイプがあります。
    こちらについては、下記で解説してます。

    【Adwords(アドワーズ)の必須知識!マッチタイプの【部分一致・完全一致・フレーズ一致】とは?】

    キーワードアドバイスツールでは、下図のようにデフォルトでは「部分一致」が選択されていて、用途に合わせてタイプを変更することもできました。

    キーワードアドバイスツールとキーワードプランナーの違い3

    ですが、「キーワードプランナー」ではデフォルトで「完全一致」が選択されています。

    「キーワードアドバイスツール」から「キーワードプランナー」に移行して、”月間検索ボリューム数” が減っているな、、、と感じている方は、このためです(デフォルト値が「部分一致」から「完全一致」に変更されているため)

    ※キーワードプランナーでも「マッチタイプ」を変更して、検索数を確認することはできます。

以上が、Googleの「キーワードアドバイスツール」と「キーワードプランナー」の相違点です。

キーワードプランナーの使い方については、下記にて一から解説していますので、参考にしてください。

キーワードプランナーの使い方をまとめてみた

まとめ

今回の記事では、キーワードツールの必要性と、Googleが提供していた「キーワードアドバイスツール」に代わる代替ツールについて解説してきました。

上述している通り、SEO対策をおこなう上で必ず必要になるツールになるので、サイトの管理者でSEO対策をおこなっている(又は、これから行う)方は、必ず利用するようにしましょう。

また下記に、サイト管理がおこなうべき「SEO対策」の項目について、網羅的にまとめていますので、ぜひ確認しておいてください。

SEO対策でブログ運営者がやるべき6つの項目

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