アスメル ステップメール

アスメル(メルマガ配信システム)の特徴(到達率や料金等)と利用手順(ログインやステップメール、迷惑メール対策設定など)

アスメルとは・・・ステップメール配信システムの事で、月間メール配信数・アドレス登録数が無制限であることが特徴(メリット)のサービスです。

また、ステップメールとは・・・メルマガに登録した読者に対して、「最初に送るメール」→「1日経過したら送るメール」→「3日経過したら送るメール」・・・といった具合に、

読者がメルマガに登録してから、ステップ毎に、送信するメール内容を定義しておく事で、自動的にそれらのメールが、設定してあるタイミングで送信される仕組みの事です。

この仕組みを、メルマガ配信システムとして提供しているのが「アスメル」なのです。

今回の記事では、このアスメルの特徴(メリット・デメリット)や、申込み手順・利用方法について、順に解説していきます。

以下、目次になります。

  • アスメル(メルマガ配信システム)の特徴と評判(到達率や料金など)
  • アスメルの登録・申し込みとログイン手順
  • 利用手順(ステップメール作成や一括配信など)
  • アスメルの「プラチナプラン」について
  • 迷惑メール対策(SPFレコードの設定など)

アスメル(メルマガ配信システム)の特徴と評判(到達率や料金など)

当章では、アスメルの特徴(メリット・デメリット)についてまとめましたので、順に紹介していきます。

●メリット

  1. 【メールアドレスの登録限度数 : 無制限】
  2. 【メール配信件数の限度数 : 無制限】

    数千~数万規模の一斉メール送信が可能です。

  3. 【ストーリー数 : 無制限】
  4. 【月額利用料(固定) : 3,333円】
  5. 【メール到達率 : 高】

    下記によれば、メールの到達率は、「99,5%」をたたき出したそうです(非常に高い数値です)

    アスメル:メール到達率を99.55%にする方法

  6. 【ステップメール : 可】
  7. 【読者名の差し込み : 可】
  8. 【他社の広告表示 : なし】
  9. 【特定読者層への配信 : 可】
  10. 【読者リストのインポート&エクスポート(CSV形式) : 可】
  11. 【レポートスタンドとの連携 : 可】

    自動登録・代理登録が可能となっています。

    自動登録については、「Xam(ザム)」と連携しています。

    参考元:メルマガアフィリエイトで稼ぐためのメルマガスタンドの選び方と比較

  12. 【サポートレベル : 高】

    メールサポートは、24時間以内に返答してくれ、電話でのサポートもあります。

●デメリット

  1. 【初期費用 : 15,750円】
  2. 【開封率チェック : なし】
  3. 【クリック計測機能 : なし】

参考元:アスメル公式サイト:機能一覧

以上です。

他の、同じ価格帯のメルマガスタンド(配信システム)と比較しても、

リストの登録限度数 and 配信限度数が無制限というのは、「アスメル」だけだと思います。

ただし、解析系機能(メルマガの開封率や、本文にあるリンクのクリック率の計測)が無いのが、かなり大きなデメリットかと思います。

もし、解析系機能が必要な場合は、同じ価格帯では、「エキスパートメール」がオススメです。

詳しくは、下記記事にもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

メルマガスタンドとは?メールマガジン配信システム(ASP)で、無料・有料のおすすめなモノを比較してみた

アスメル(メールマガジン配信システム)の登録・申し込みとログイン手順

当章では、アスメルの登録・申し込み手順について、順に解説していきます。

ではまず、下記の「アスメル・公式ページ」を開いてください。

ステップメールのアスメル

すると、下図のようなページが開くので、上部メニューから「お申込み」をクリックしてください。

アスメル お申込み(登録)-1

次に、お申込みページが開いたら、「クレジットカード払い」 or 「銀行振り込み」を選択して、「今すぐ申し込む」ボタンをクリックしてください(下図参考)

ちなみに、「銀行振り込み」の場合、

  • 「初期費用」 : 15,750円 + 6,666円(2か月分の使用料前払い)
  • 「月額利用料」 : 3,333円

※ちなみに、現在(2014/11/21)は、申し込み月の利用料が無料となっています。

となっています。

アスメル(ステップメール配信システム) 申し込み手順-1

上図の「申し込むボタン」を押したら、下図のように「申し込みフォーム」が開くので、こちらで、登録情報を入力して、「確定」ボタンをクリックしてください。

※ちなみに、アスメルの登録には、身分証明書の送付が必要になります。
下図にも記載がありますが、個人契約の場合には、「住民票」 or 「運転免許証」 or 「保険証」 or 「パスポート」。のどれかが必要となります。

アスメル(ステップメール配信システム) 申し込み手順-2

次に、登録情報の確認画面(下図)が開くので、次へ進んでください。

アスメル(ステップメール配信システム) 申し込み手順-3

下図のように、「仮登録を受け付けました!」といった画面が表示されたら、仮登録は完了です。

銀行振込先の情報などが表示されているので、こちらを確認して、初期費用を振り込んでください。

※5営業日までが期限となっているので注意してください。

アスメル(ステップメール配信システム) 申し込み手順-4

また、登録したメールにも、「アスメル仮申し込みを受付いたしました」というタイトルのメールが届きますので、こちらも確認してください。

次に、

初期費用の支払いが済んだら、「入金完了通知」をおこなってください。下記のページからおこなえます。

アスメル:入金完了通知フォーム

下図のようなページが開いたら、各フォームを入力して、「送信」ボタンをクリックしてください。

アスメル(ステップメール配信システム) 申し込み手順-5

下図のように、「ご入金確認通知を受け付けました」と表示されればOK!です。

アスメル(ステップメール配信システム) 申し込み手順-6

また、同時にアスメルからメールも送られてきます。

そのメールでは、次に、身分証明書(コピー可)の提出を求められるので、

メールに記載されている手順にしたがって、提出してください。

※送付方法としてメール可なので、身分証明書を写メって、そのデータをメール送信するのが、簡単かつ速くて良いでしょう。

身分証明書の提出が終わったら、アスメルの方からメールが送られてきます。

そのメールに、アスメル・アカウントのIDとPW が記載されているので、その情報でログインしてください。

アスメル会員ログインページ

ログインしたら、下図のようなページが開きます。

アスメル(ステップメール配信システム) 申し込み手順-7

以上です。

※銀行による自動引落しをご選択の方・・・後日、アスメル運営から、「銀行自動引き落し利用申込用紙」が送付されるので、そちらにご記入後、返送してください。

アスメルの利用手順(ステップメール作成や一括配信など)

当章では、アスメルの4つの主要機能の利用手順について、順に解説していきます(以下)

  1. ステップメール(シナリオ)の作り方
  2. 一括配信(スポット配信)の手順
  3. メルマガの登録フォーム作成
  4. リスト管理(読者情報の、CSVインポート・エクスポート)

では、順に説明していきます。

シナリオ(ステップメール)の作り方

まずは、アスメルの基本機能「ステップメール」の作り方から。

※アスメルでは、ステップメールの事を「シナリオ」として扱っているようです。

アスメル管理画面上の、左メニューから「シナリオ新規作成」をクリックしてください(下図参考)

すると、新規作成画面が開くので、ステップメール情報と、メルマガの登録フォーム情報を入力して、「設定」ボタンをクリックしてください。

アスメル ステップメールの作成手順-1

以下、上図で示しているピックアップすべき入力項目の説明です。

  1. 【配信回数】 : ステップメールとしての配信回数です
  2. 【購読完了ページURL】 : ユーザーがメルマガの登録を完了した時に、表示されるページです

    デフォルトのページは決まっていますが、変更したい場合は、ここでURLを指定します。

    「デフォルトページ」
    アスメル 購読完了ページ-3

  3. 【登録確認画面を省略する】 : ユーザーが、メルマガの登録情報を入力したあとに、確認画面を表示させるか否かを指定できます。

    必要ない場合は、チェックを外しておきましょう。

  4. 【登録フォームの使用】 : アスメルの方で用意されている登録フォームを使用するか否かです。

    当ブログのように、直接Webサイトに、登録フォームのHTMLを貼り付ける場合は、必要ないでしょう。

    また、使用する際は、セキュリティ的に「暗号化」しておいた方が良いです。

  5. 【ステップメール配信完了後の処理】 : ステップメールで設定しているメールが全て送られたあとの処理を、ここで指定できます。

    例えば、別の「シナリオ」を一から配信していく。といった事が可能です。

  6. 【別シナリオNo】 : もし、上記で「別のシナリオを配信していく」とした場合、ここでシナリオNoを指定します
  7. 【重複登録を許可する】 : 同じメールアドレスの重複登録を許可するか指定できます。基本は、「許可しない」で良いでしょう
  8. 【解説】 : 各項目の解説リンクです。入力項目について、何かわからない場合は、ここを見てみると良いでしょう
  9. 【登録フォームの表示項目設定欄】 : ユーザーが、メルマガに登録する際の入力フォームの設定欄です。

    各項目を使用するかどうかや、表示順番、入力を必須とするかどうかを設定できます。

以上です。

設定が完了したら、下図のように「シナリオ管理」画面上に、先ほど作った「シナリオ」が表示されています。

次に、ステップメールの配信スケジュールや配信内容(タイトルや本文)を設定していきます。

まず、シナリオの横にある「設定」リンクをクリックしてください(下図参考)

アスメル ステップメールの作成手順-2

すると、「ステップメール(シナリオ)設定」画面が開くので、

「配信スケジュールの編集」や、各配信内容の「編集」リンクをクリックしてください(下図)

すると、配信のスケジュールや内容(本文など)を設定することができます。

アスメル ステップメールの作成手順-3

以上です。

※ちなみに、ステップメールの第1回目は、ユーザーが登録フォームで申込後すぐに送信さるメールになります。

また、メール本文の編集画面では、メール種別の指定や、差し込み文字列の設定ができるようになっています(下図参考)

アスメル ステップメールの作成手順-4

差し込み文字列には、ユーザーの名前や住所・電話番号などがあり、ユーザーごとに配信メールを最適化する効果があります。

また、メール配信するさい、必ず記載しないといけない「配信解除用のリンク」も、

「配信解除URL」 or 「一括解除URL」を差し込むだけで、OK!です。

※配信解除URLと、一括解除URLの違いについては、下記にて解説されています。

アスメル:使い方 Q&A
(2009年1月22日 15:08 の質問への回答)

以上です。

一括配信(スポット配信)の手順

次に、メルマガに登録しているユーザーへの一括配信手順です。

※アスメルでは、一括配信を「スポット配信」としています。

ではまず、管理画面の左メニューから「一括配信」を選択して、シナリオをチェックし、「一括配信」ボタンをクリックしてください(下図参考)

アスメル 一括配信(スポット配信)-1

すると、下図のように「スポット配信」画面が開くので、メール種別や件名・本文を設定して、「確認画面へ」ボタンをクリックしてください。

※属性(年齢や住所など)により絞り込んで配信することもできます。

アスメル 一括配信(スポット配信)-2

あとは、入力した内容を確認して、「送信」するだけです。

メルマガの登録フォームを、Webサイト上に貼り付ける手順

次に、先ほど作成したステップメールの登録フォームを、自分のWebサイト上に貼り付ける手順について解説していきます。

ではまず、アスメル管理画面のメニューから「シナリオ管理」を選択して、該当のシナリオの「HTMLソース」をクリックしてください(下図参考)

※ちなみに、アスメルの方でデフォルトで用意してくれている登録フォームは、「登録フォームURL」から確認することができます。

アスメル登録フォーム設定-1

「HTMLソース」画面が開いたら、「登録フォーム」タブを選択して、

「登録フォーム(PC 向け)」の下に記載されているソースを、丸々コピーしてください(下図参考)

スタイルシートも用意されているので、こちらも利用しても良いでしょう。

※ちなみに、登録フォームは、PC 向けだけじゃなく、スマホ向けなど、いくつか種類があるので、用途によって使い分けるようにしてください。

アスメル登録フォーム設定-1

先ほどコピーしたソースを、自分のサイト上の表示させたい箇所に貼り付けることで、下図のように「登録フォーム」を表示できます。

アスメル登録フォーム設定-2

ちなみに、各項目を入力して「確定」ボタンをクリックすると、下図のようなページに飛び、メルマガ登録が完了します。

アスメル登録フォーム設定-3

また、登録フォームの設定として、

  1. 読者数の制限
  2. 登録の有効期限
  3. 登録のIPアドレス制限
  4. スパム対策
  5. 入力画面・確認画面のヘッダー・フッター文面

などを設定することができます。

こちらに関しては、下図を参考に、設定していってください。

アスメル登録フォーム設定-4

アスメル登録フォーム設定-5

以上です。

リスト管理(読者情報の、CSVインポート・エクスポート)

アスメルでは、リスト(登録者情報)の管理もおこなえます。

具体的には、リストのインポート(取り込み)とエクスポート(ダウンロード)を、CSV形式でおこなう事ができます。

ではまず、アスメル管理画面上のメニューから「シナリオ管理」を選択して、該当シナリオの「講読者数」をクリックしてください(下図参考)

アスメルリスト管理(CSVインポート・エクスポート)-1

すると、下図のように「ステップメール(シナリオ)購読者一覧」ページが開くので、

インポートしたい場合は、「CSVファイルアップロード」を選択し、
エクスポートしたい場合は、「CSVファイルダウンロード」を選択してください。

アスメルリスト管理(CSVインポート・エクスポート)-2

以上です。

アスメル・プラチナプランについて

当章では、アスメル(通常プラン)の上位版:プラチナプランについて、通常プランとの違いを、紹介していきます。

※上述している内容は、全て「通常プラン」が対象となっています。

では、具体的な「違い」ですが、主に、以下の3つになります。

  1. 【月額費用】 : 5400円(税込)/月
  2. 【サーバー】 : 専用サーバー

    専用サーバーとは、登録者一人に対して、メールサーバー1台を利用可とすることです。

    ※アスメルでは、厳密には、1つのサーバーではなく、1つの「IP」となる

    ちなみに、通常プランは、1つのメールサーバーに対して、登録者複数人が共有で利用しています。
    (これを、共有サーバーという)

    専用サーバーと共有サーバーの最も大きな違いは、「他者(共有者)の影響を受けない事」と「メールの到達率」です(詳しくは後述)

    通常、専用サーバーを用いたプランの場合、月額2〜10万円の高額利用料になってしまいますが、アスメル(プラチナプラン)の場合、価格面で費用対効果が良いといったメリットがあります。

  3. 【到達率】 : 高

    アスメル運営が独自に行なった測定では、「99,77%」を叩きだしたそうです。

    このように「到達率」が高い理由は、1つは、上述している通り「専用サーバー」であることです。

    ここが、「通常プラン」と「プラチナプラン」との、最も大きな違いになります(というか、唯一の違い?w)

参考元:アスメル・プラチナプラン:サービス概要

以上です。

迷惑メール対策(SPFレコードの設定など)

上述しているとおり、アスメルを利用している場合、迷惑メール対策をおこなっておけば、

限りなく100%に近い「到達率」を実現できます。

そこで当章では、迷惑メール対策でおこなっておく事を、3つに分けて、順に解説していきます。

  1. 【送信者アドレスを、独自ドメインのモノにする】

    ドメインとは、@マーク以降の文字列のことです。なので、下記であれば「yahoo.co.jp」になります。

    例:「viral-1111@yahoo.co.jp」

    このドメインが自分専用のモノである場合、「独自ドメイン」になります。

    逆に、Google Yahoo といった共有で多数のユーザーが利用しているのは、「共有ドメイン」といいます。

    到達率を考えた場合、送信者のアドレスは、独自のドメインを利用することが推奨されています。

    なので、フリーのアドレス(Yahoo や Gmail など)を利用しない。という事ですね。

  2. 【送信ドメイン認証(SPFレコード)の設定をおこなう】

    送信ドメイン認証(SPFレコード)とは・・・「このドメインのアドレスで送信するメールは、このメールサーバーを使う」といった事を、明示的にするためのモノです。

    メールを受信するサーバーによっては、この「SPFレコード」が設定されていないドメインからのメールは、迷惑メールとする。

    といった設定がされている場合があるので、その対策となります。

    ではまず、「SPFレコード」が設定されているかの確認をとりましょう。

    手順は簡単で、下記ページを開き、メールアドレスを入力するだけです。

    SPFレコードチェックツール

    下図のように、「PASS」と表示されれば、SPFが設定されている事になります。

    アスメル-spfレコード設定-1

    ※ただし、「Pass」となった場合でも、SPFに、アスメルの提供しているメールサーバーが設定されていなければ意味がないので、注意してください。

    SPFの設定手順については、下記の記事で解説されているので、参考にしてください。

    アスメル・マニュアル:SPFレコードの設定方法

    上記では、レンタルサーバー・ドメイン会社別の設定手順も公開されているので、非常に便利です。

    ちなみに、当ブログは「ロリポップ」なので、ロリポップの設定例を参考にしました(下記)

    SPF設定例(ロリポップ、ムームードメイン)

    また、どうしても設定ができない・分からないといった方は、アスメルの方で代行してくれるサービスもあるようなので、そちらを利用すると良いでしょう。

    アスメル:SPFレコードの代行設置サービス

    以上です。

  3. 【特定電子メール法を順守する】

    メルマガを配信していく場合、配信者は、法的に「特定電子メール法」を順守しなければなりません。

    なので、当たり前の事なのですが、

    到達率的にいうと、

    到達率が低下する原因の最たるものは、読者からの迷惑メール報告だそうです。

    Gmailなどのフリーアドレスでは、この通報機能が備わっていて、

    複数回、迷惑メール報告を受けてしまう事で、そのアドレスからは、Gmailあてのメールの場合、二度と届かない、、、といった最悪のケースにもなりえます。

    なので、その対策をしておく必要があります。

    具体的には、迷惑メール報告を受けてしまう、2つの主な原因を対策しておく事です(下記)

    ・配信解除方法が分かりづらい。
    ・送信者情報に、心覚えがない。

    この原因ですが、実は、どちらも「特定電子メール法」に抵触してしまう恐れがある内容です。

    なので、「特定電子メール法」を順守することは、到達率にも大きく関係してくる訳ですね。

    上記から、メール配信する際は、必ず、本文に「配信解除方法」を記載して、

    メルマガの登録フォームに、「●●●から、メールがいきます」と表記し、メール本文にも「●●●です」と分かりやすく明記しておく必要があるのです。

参考元:アスメル:メール到達率を 99.55% にする方法

以上、迷惑メール対策でおこなっておくべき「3つ」の事でした。

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