今回は当ブログ運営者も使用している「SEO対策に必須の4つのWEBサービス」をご紹介していきます。
SEO対策で重要な事として、「数値化されたデータ(指標)に基づいて対策項目を決定する」ということが上げられます。
ここでいう「対策項目」とは、
- 「サイト(ブログ)の主要テーマ決定」
- 「キーワード選定」
- 「タイトル選定」
- 「コンテンツ内容の決定」
- 「外部リンク対策」
など、様々あります。
何が言いたいのかと言うと・・・
例えば、SEO対策で必須である「キーワード選定」がありますが、選定する際に「このキーワードは競合が少なそうだから狙い目だろう!」
といった「自分の知識・勘のみの、何の(明確な)根拠もない選定方法」は危険である!ということです。
特に初心者が「自分の知識・勘のみで判断する事」は非常に危険であり、「上位表示されアクセス数が向上されるまでの道のり」が大幅に遠回りになる可能性が高いです。
要するに、全てのSEO対策は「数値化されたデータ(指標)をもとに、一つ一つの施策内容を決定すべき」であるのです。
では、「数値化されたデータ(指標)」とは、どのようなデータが必要なのでしょうか?
それは、大きく三つの要素のデータが必要になります。
- 市場のデータ
- 競合のデータ
- 自社のデータ
ピン!ときた方も多いでしょう。これは、「マーケティングの3Cの法則」で構成されている要素でもあります。
この三つの要素をもとに、各SEO施策を決定していくのです。
で、、ここからが本題なのですが、
今回の記事では、この「三大要素」のデータを調査するツール・WEBサービスを紹介していきます。
実際に、当ブログでも使用している厳選した4つのツールで、SEO対策をする上で必須となるモノなので、ぜひ確認しておいてください。
SEOチェック(診断)ツール「その一」:【Googleキーワードアドバイスツール】
現在使用されているサイト運営者の方も多いでしょう。
こちらのツールで調査できるデータは、下記の二つになります。
- 【市場規模】:webの業界で言い換えると、「検索数」になります。
こちらのツールで「キーワードあたりの検索数」を調査することで「市場規模」を把握することができます。
キーワード選定をする際に必須の指標値で、市場規模が小さいキーワードに関しては、「対策するのが無駄」ということになります。目安としては、月間検索数が2000以上のものが良いでしょう(最低でも1000以上はあるもの) - 【競合レベル】:こちらのツールで「該当キーワードの競合レベル」を三つのレベル(低・中・高)に分けて、把握することができます。目安として、サイト立ち上げ初期の初心者である場合は、「低レベル」のキーワードのみ対策するようにしましょう。
例え、「市場規模」がでかくても、競合が強い場合は上位表示は難しくなりますので。
SEOチェック(診断)ツール「その二」:【SEO難易度チェックツール「rishirikonbu.jp」】
コチラのツールで調査できるできるのは、【競合レベル】になります。
上記「Googleキーワードアドバイスツール」でも把握できますが、把握できるのは(低・中・高)の三段階のみになります。
こちらのツール「rishirikonbu.jp」では、より詳細に100段階(1~100)の指標で、競合レベルを把握することができます。
数値が上がっていくにつれて競合レベルも高くなっていきます。
目安としては、初心者の場合は「40以下のキーワードのみ」対策しましょう。
競合レベルの調査の順序としては、まずは「Googleキーワードアドバイスツール」で”低”レベルのキーワードをピックアップして、その中からさらに「rishirikonbu.jp」にて、”40以下”のキーワードを対策候補としましょう。
SEOチェック(診断)ツール「その三」:【SEOチェキ!】
こちらのツールで調査すべきデータは下記の3点です。
- 【競合(上位10位)のコンテンツ】:対策するキーワードが決定したら、次にすべき事は上位表示している競合サイトのコンテンツをチェックすることです。「どのような内容や特徴を持ったコンテンツが上位表示しているのか」を調査して、自分が作るコンテンツの質は「それらを上回る」ように作成してください。
- 【自社サイトの検索順位】:こちらは自社サイトのコンテンツが出来上がり、Googleにインデックスされた後にチェックすべき項目です。「該当キーワードに対して、自分のサイトは何位に位置しているのか」を、定期的にチェックしていってください。
- 【自社サイトのPR(ページランク)・インデックス数・被リンク数】:こちらでは、自分のサイトのレベル(検索エンジンからの評価)がどれぐらいの位置にいるのかを把握できます。ちなみに、競合サイトの「PR(ページランク)・インデックス数・被リンク数」もチェックできるので、自社サイトと比較してみてください。
SEOチェック(診断)ツール「その四」:【GoogleWEBマスターツール】
こちらのツールで調査すべきデータは下記三つになります。
■自社サイトがGoogleからペナルティを受けているかの可否
Googleからペナルティを受ける事により、評価が低下して検索順位が落ちてしまいます。ですので定期的に「ペナルティを受けていないか?」のチェックをしておきましょう。特に「急に順位が大幅に落ちた場合」は要チェックです。
チェック項目は、下記三つです。
- 【GoogleWEBマスターツールの管理画面の「メッセージボックス」】:こちらでは、Googleからのメールを確認でき、もしペナルティを受けている場合は「ペナルティとなった原因に関するメール」が届きます。
- 【GoogleWEBマスターツールの管理画面の「クロールエラー」】:クロールとは、検索エンジンに各サイトを登録するためにGoogleのロボットが各サイトの情報を収集していくことです。その際、何らかの理由でサイトの情報を収集できなかった場合、エラーとなります。ここで注意しなければならないのが、エラー内容によっては「ペナルティ」となってしまうので、こちらも定期的に確認しておく必要があります
- 【Googleのセーフブラウジング機能】:こちらは「GoogleWEBマスターツール」ではないのですが、Googleのサービスとして「一目でペナルティを受けていないか?」が分かるので追記します。確認手順としては、下記URLの後ろに「サイトのURL」を追記して、アクセスしてください。すると診断結果が表示されます。
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=
■自社サイトの検索クエリ
こちらを確認することで、自社サイトが「どのキーワードでどれくらいアクセスされているか・・・」が分かるようになっています。さらに検索順位と一緒に分析する事で「このキーワードは、検索順位が5位で700のアクセスがある」といった事もわかるようになります。
■自社サイトの各ページがGoogleにインデックスされているかの可否
SEO対策をして上位表示を目指しても、そもそも「Googleにインデックスされていない場合」どうしようもありません。
ですので、定期的にこちらも確認しておきましょう。
またGoogleからペナルティを受けた場合、ひどい場合はインデックスも削除されてしまうこともありますので「検索順位が急激に落ちて圏外になってしまった場合」は、要チェックです。
まとめ
今回紹介しましたのは、
全てのSEO対策は「数値化されたデータ(指標)をもとに、一つ一つの施策内容を決定すべき」である事。
そしてその「数値化すべきデータ」は、「マーケティングの三大要素」でもある
「市場のデータ」「競合のデータ」「自社のデータ」であります。
この三つの要素をもとに、各SEO施策を決定していくのです。
この事を肝に銘じて下さい。
ただやみくもにツールを利用するのではありません。
上記のような目的があるという事を理解した上で、今回紹介したツール郡を利用していってください。