どーもー、某IT・Web系の会社でjavaエンジニアとして働ている者です(当ブログの管理人です)
現在は、エンジニアとして働きながら、開発現場の担当者として、エンジニアの選考・採用にも関わっています(主に書類選考と1次面接)
その中で、当社も複数の転職サイトやエージェントを利用して、エンジニアの採用に繋げてきたわけですが、
(これまでに、少なくとも10社以上の転職サイトやエージェントを使ってきました)
今回は、そんな採用側の立場・観点にて、
「どのように、求人サイトを選べば良いのか」
「エンジニア未経験におすすめのサイトは?」
といった内容について、順にまとめていきたいと思います。
以下、目次です。
- IT・Webエンジニア向け転職・求人サイトの選び方
- エンジニアにおすすめの大手総合型転職・求人サイト比較ランキング
- エンジニア特化型のおすすめ転職サイト比較:3選
- 実務経験者向け。IT・Webエンジニアにおすすめの転職エージェントの比較ランキング:3選
- 未経験からエンジニアに転職したい方におすすめのエージェント:3選
- IT・Webエンジニアの転職活動のポイントまとめ ~求人サイトとエージェントの併用や、事前準備について
- エンジニア未経験者の転職活動について ~求人サイト登録前にやるべき事や、注意点について
【管理人おすすめの転職サイト・エージェント:4選】
2023年1月時点で、当サイトが特におすすめする転職サイト・エージェントは以下の4社となります。
【経験者向け】:ITエンジニアとして働いた経験がある方に向けた転職エージェントです。
- 【マイナビクリエイター】:大手転職企業マイナビが提供するITエンジニアに特化した転職エージェントで、業界最大規模の求人数を誇り、転職活動のサポートも手厚いです。
- 【クラウドリンク】:自社サービス・自社開発に特化した優良企業のみを扱っている転職エージェントで、「転職支援・サポート満足度No,1」の実績を持ちます。
【未経験者向け】:ITエンジニアとして働いた経験が無い方に向けた転職エージェントです。
- 【GEEK JOB】:転職成功率:97.3%。20代の未経験者を対象として、プログラミングの学習支援から転職支援まで、フルサポートしてくれるIT専門の転職エージェントです。
- 【type転職エージェント】:30万人以上の転職支援実績あり。首都圏かつ未経験に強いIT特化の転職エージェントで、30代以降の未経験者にもおすすめです。
※2~3社を並行して利用するのがおすすめです。
IT・Webエンジニアにおすすめの転職・求人サイトの選び方まとめ ~転職エージェントとの違いも
まずは、転職サイトの選び方のポイントについて、まとめていきますが、
その前に、事前知識として知っておくべき事が、2つあるので、順に解説していきます。
-
「転職サイトと転職エージェントの違いについて」
こちら、違いが分からない方も居るとおもうので、ここで整理しておきます。
・「転職サイト」:企業の求人情報がまとめられているサイトで、転職希望者は、その中から、気になった求人(企業)へ応募することができます。
自分の好きな会社に好きなタイミングで、求人に応募していくので、マイペースに転職活動を進めていく事が可能で、また、企業と直接的にやりとりをする事になります。
一方で、
・「転職エージェント」:転職希望者と企業のあいだに入って、転職&採用活動をサポートする会社(または、そこの担当者)のことを指します。
エージェントが調整&進行役となるので、転職サイトのように自由に進めていくことは厳しいですが、
一方で、転職希望者にマッチするような会社の紹介であったり、
履歴書・職務経歴書の添削(てんさく)、面接対策など、転職活動に関するあらゆる活動のサポートをしてくれます。
以上、それぞれに特徴があって、良し悪しがあることを理解しておいてください。
-
転職・求人サイトの2つの区分:「大手総合型、エンジニア特化型」について
続いて、転職サイトの中にも、大きく2つの区分に分けることができます。
・大手総合型 : 業界や職種に関係なく、多業種の求人情報をまとめているサイトのことです。
・エンジニア(IT業界)特化型 : IT業界のエンジニア職を中心に、求人情報がまとめられているサイトのことです。
ちなみに今回は、それぞれでオススメの転職・求人サイトを紹介していきます。
以上です。
では、本題です。
IT・Webエンジニア向け転職・求人サイトの選び方のポイントについて、以下にまとめてみました。
-
「求人数」
求人数は当然多い方が、それだけ選択肢が広がるので良いでしょう。
ただし、単純な求人数ではなく、IT・Webエンジニア向けの求人であり、かつ、志望している領域の求人数をチェックする必要があります
例えば、希望するプログラミング言語が「java」の場合は、javaの求人数が多いことがポイントとなります。
他にも、様々な観点があります。
・自社サービスなのか、SIer(請負い)なのか。・何のシステム開発なのか(希望がある場合)
・アプリエンジニアなのか、ネットーワークエンジニアなのか、それともDBなのか。
・フロントエンドなのか、バックエンドの開発なのか。
等々。
-
「充実した検索機能」
転職サイトで、求人情報を探す際に、まずは「検索」をする事になりますが、
そこで、エンジニアの観点で、条件指定できる項目が多くあることもポイントとなります。
例えば、各プログラミング言語はもちろん、DB、クラウド(AWSなど)、フレームワーク(javaであれば、springなど)といった情報で検索ができたら、非常に便利ですね。
あとは、未経験の可否とか。
(もちろん、キーワード検索で絞り込むことは、どの転職サイトでも出来ると思いますが、カテゴリ(項目)ごとに条件指定して、検索した方が便利なケースは多いと思います。)
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「気になる」ボタンの有無
こちらは、求人情報を公開している各企業へ、通知を送ることができます。
「気になってますよ」って、企業へ知らせる意味を持ちます。
(Twitterで言う「いいね」みたいな機能ですね)
これをすることで、企業側からの「スカウト(以下)」が来たりもします。
※昨今では、どの転職・求人サイトにもある機能です。
-
「スカウト・オファー」機能の有無
こちらは、上記とは逆に、企業側からのアプローチとなります。
スカウトということで、企業側から直接メッセが届きます。
※昨今では、どの転職・求人サイトにもある機能です。
-
「その他、転職サポートに関するコンテンツ・イベントの有無」
こちら、転職サイトによっては、ユニークなサービスを提供していたりします(例えば、以下のような)
・合格診断 : 転職希望者の経歴やスキルから、合格可能性のある企業を診断・提示してくれます(あくまで、AIによる判定ですw)・プログラミングスキルチェック : 実際にプログラミングをして、課題を解いていくことで、転職希望者ごとにレベルが決められます。
・プログラミング等を学ぶことができる動画コンテンツや演習問題
あとは、リアルでのイベントですね。
・合同企業説明会
・面接対策セミナー
・職務経歴書の書き方セミナーなどなど
以上、IT・Webエンジニア向け転職・求人サイトの選び方のポイント:5選でした。
IT・Webエンジニアにおすすめ。大手総合型の転職・求人サイト比較ランキング
続いて、IT・Webエンジニアにおすすめする転職サイトについて。
まずは、大手総合型のサイトをまとめていきます(以下)
- マイナビ転職
- doda(デューダ)
- ビズリーチ
※ランキングと記載していますが、掲載順は関係なく、どの転職サイトもおすすめです
1、マイナビ転職 ~IT・Webエンジニアにおすすめの大手転職・求人サイト比較ランキング
CMでもお馴染み、大手総合型転職企業:マイナビグループの転職サイトになります。
(転職だけでなく、新卒向けの就活サイトでも有名で、私も当時利用していましたw)
求人件数は業界トップクラスで、エンジニア職だけでも約2万件程あります(以下)
・ITエンジニア・プログラマーの求人件数:約2.1万件
また、マイナビ転職には以下のような仕組みがあり、登録している方は利用することができます。
- 「気になる」機能 : 求人企業へ通知を送ることができます(Twitterで言う「いいね」みたいな機能です)
- 「オファー」機能 : 求人企業からスカウトが届きます
2、doda(デューダ) ~IT・Webエンジニアにおすすめの大手転職・求人サイト比較
こちらも、CMでもお馴染みですね。
元々は、89年に転職情報誌として「doda」が創刊され、そこから数えると、30年以上の歴史があります。
2022/6時点で、累計会員数は700万人を超え、求人数は20万件超えと、業界最大級の転職サイトです。
IT・webエンジニア職に絞っても、4万件弱もの求人件数があります(以下)
・ITエンジニア・プログラマー:約4万件
※職種:技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)で検索した結果です。
また、マイナビ転職と同様に、登録者は以下のサービスを利用することができます。
- 「気になる」機能 : 求人企業へ通知を送ることができます
- 「オファー」機能 : 求人企業からスカウトが届きます
3、ビズリーチ ~IT・Webエンジニアにおすすめの大手転職・求人サイトランキング
こちら、「ハイクラス転職」のCMでお馴染みの転職サイトになります。
ビズリーチは、年収1000万円以上の求人が3分の1以上を占めてるとの事で、まさにハイクラス転職ですね。
求人件数も非常に多く、全体で8万件を超えています。
・全体の求人件数:約8.3万件
・IT・Webエンジニア・プログラマー:約2万件
また、他の転職サイトと同様に、登録者は以下のサービスを利用することができます。
- 「気になる」機能 : 求人企業へ通知を送ることができます
- 「オファー」機能 : 求人企業からスカウトが届きます
以上です。
というわけで、当章では大手総合型のおすすめする転職・求人サイト:3選をまとめてきました。
エンジニア特化型のおすすめ転職・求人サイト比較ランキング ~IT・Webプログラマー向け
続いて、エンジニアに特化した転職サイトのおすすめについて、以下にまとめたので順に紹介していきます。
- Green
- paiza転職(パイザ)
※ランキングと記載していますが、掲載順は関係なく、どの転職サイトもおすすめです
1、Green ~おすすめのエンジニア特化型の転職・求人サイト比較ランキング
こちらも、CMでお馴染み、
IT業界最大級の求人数を誇り、3万件近くの求人情報を取り扱っているITエンジニア専門の転職・求人サイトです。
IT業界に特化した転職サイトとして、2006年にサービス開始して、15年以上の歴史もあります。
また、上述で紹介している大手の転職サイトと同様、以下のサービスもあり、
- 「気になる」機能 : 転職したい企業へ通知を送ることができます
- 「オファー」機能 : 求人企業からスカウトが届く機能ですが、Greenでは特に活発で、60%以上の会員がオファーをきっかけに転職に至っているとのことです
求人件数については、以下の通りです。
- 全体の求人件数:約3万件
- ITエンジニア・プログラマーの求人:約1.7万件
※職種:「エンジニア/技術職(システム/ネットワーク)」で検索した結果です。
IT業界特化の転職サイトということで、エンジニア職の求人件数が非常に多いことが分かります。
また、ITエンジニア専門ということで、詳細なスキルごとに、求人情報の検索が可能で、
プログラミング言語はもちろん、DB、クラウド(AWSなど)、フレームワーク(javaであれば、springなど)といった情報で求人検索が可能となっています。
2、paiza転職(パイザ) ~IT・WebエンジニアにおすすめするIT業界専門の転職サイト比較
こちらは、登録者のプログラミング・コーディングスキルを可視化することで転職することができる、エンジニア・プログラマーに最適化した転職サイトとなります。
登録している会員数も累計:40万人超えと、業界最大級の転職サイトです(2022/4時点)
求人件数も非常に多く、4000件を超えています。
また、他の転職サイトと同様、以下のサービスもあり、
- 「気になる」機能 : 転職したい企業へ通知を送ることができます
- 「オファー」機能 : 求人企業からスカウトが届く機能です
さらに、paiza転職の最大の特徴でもある、ITエンジニアとしてのプログラミングスキルを可視化させるための、「スキルチェック」というサービスがあり、
この機能では、各ランクに応じた問題をプログラミングによって解いていくことで、求職者にランクがセットされます。
(以下、イメージ)
このランクによって、企業からスカウトが届いたり、書類選考が免除になったり
スキルチェックで、提出したプログラム・コードは、応募企業にも共有されるそうなので、自己PRにもつなげります。
ただし、ランクに応じて、応募できる企業は限られてしまいます(Bランク以上じゃないと応募できない。。とか)
プログラミングスキルが試されるということで、かなりエンジニア・プログラマーに特化された転職サイトとなります。
私自身も、paiza転職には登録しており、かなり苦労したけど「S」を取得しました。
なんとか解けた問題も、ソースは汚く、綺麗にする余裕も時間的になかった覚えがあります。
アルゴリズムを考えるところから、完全にお手上げな問題もありましたね。。
優秀なエンジニアだと、Sレベルでも、綺麗なソースで、スラスラと合格していく人もいるのでしょう。きっと。
というわけで、paizaのスキルチェックでは、自分のプログラミングスキルの客観的なレベルが分かりますし、
エンジニア転職の選考によくある技術的な試験の対策・練習にもなるので、IT・Webエンジニアの方は、ぜひ登録して試してみてください。
以上です。
というわけで、ここまでIT・Webエンジニアにおすすめの転職サイトを、大手の総合サイトとエンジニアに特化した専門サイトに分けて、それぞれ紹介してきました。
IT・Webエンジニアにおすすめの転職エージェントの比較ランキング:3選 ~実務経験者向け
続いて、転職エージェントのおすすめをまとめていきますが、
転職エージェントは、ITエンジニアとしての実務経験があるかどうかによって、おすすめのエージェントが変わります。
というわけで今回は、経験者向けと未経験者向け、それぞれのおすすめについて、順に紹介していきます。
まずは、実務経験があるエンジニア向けの転職エージェントについて、以下にまとめていきます。
- マイナビクリエイター
- クラウドリンク
- Tech Clips
※ランキングと記載していますが、掲載順は関係なく、どの転職エージェントもおすすめです
1、マイナビクリエイター ~IT・Webエンジニアにおすすめの転職エージェント比較ランキング
こちらは、前章(転職サイトの方)でも紹介しているマイナビが提供している、「IT・Web・ゲーム」に特化した専門の転職エージェントとなります。
2013年にサービス開始、もうすぐ10年目と歴史と実績のあるエージェントです。
求人件数も、公開求人だけで4千件を超えており(2022/12時点)
非公開求人については不明ですが、大手転職会社のマイナビグループということで、多くの求人数が見込まれます。
また、業界特化の転職エージェントということで、サポートの質も高く、
業界出身者のキャリアアドバイザーによって、職務経歴書の書き方やポートフォリオの作り方、面接対策まで、専任でサポートしてもらえます。
もちろん、会員登録からサービスの利用まで、すべて無料なので、ITエンジニアになりたい実務経験者の方はぜひ。
2、クラウドリンク ~ITエンジニアにおすすめの転職エージェント比較
こちらは、IT企業の中でも、自社サービスや自社内開発、社内SEの求人に特化した転職エージェントとなります。
上記の通り、ITエンジニアのサポート満足度や、転職先とのマッチング度について、No.1の実績を持っています(2021/7、日本トレンドリサーチ調べ)
クラウドリンクが取り扱っている求人は、100%:自社開発企業で、大手からスタートアップまで幅広い優良求人が揃っています。
以下の通り、数値上でみても登録しているITエンジニア数や、求人数が多いことが分かります。
・IT人材登録数:6500名超え
・累計取扱求人数:2800件超え
(2022/12時点)
また、利用者の66%が、平均58万円の年収アップをしており、
定着率は98%をこえています(これだけ、利用者の満足度やマッチング率が高いということですね。)
また、クラウドリンクでは、IT業界に精通したキャリアコンサルタントが履歴書の添削や面接対策・入社後のフォローまで、しっかりサポートしてくれるため、転職活動が不安な方にもおすすめです。
というわけで、ITエンジニアになりたい実務経験者の方は、ぜひ登録してみてください(もちろん、会員登録からサービスの利用まで、すべて無料です)
3、Tech Clips ~IT・Webエンジニアにおすすめの転職エージェント
こちらも、IT企業の中でも、自社でサービスを持つ事業会社の求人に特化した転職エージェントとなります。
求人数も豊富で、5千件を超えており(2022/12時点)
取り扱っている求人は、すべて年収:500万円以上で、高年収・高待遇の求人に特化しています。
そのため、利用者(ITエンジニア)の年収アップ率:93%と、驚異的な数値です。
さらに、現役のITエンジニアがキャリアコンサルタントとしてサポートしてくれるのが特徴で、
履歴書などの応募書類の添削、面接対策などを、ITエンジニアの立場からサポートしてもらえます。
このように質の高いサポートのため、TechClipsでは、転職後1年以内の離職者:ゼロと、業界最高レベルのマッチング率となっています。
というわけで、ITエンジニアになりたい実務経験ありの方は、ぜひ登録してみてください(もちろん、会員登録からサービスの利用まで、すべて無料です)
以上です。
というわけで当章では、エンジニアとして実務経験ありの方に、おすすめの転職エージェントを紹介してきました。
また、
転職エージェントは、求人数や紹介企業の違いだけでなく、サポート内容や担当者との相性もあるので、2~3社に登録して併用することをおすすめします。
未経験から、IT・Webエンジニアに転職したい方に、おすすめのエージェントの比較ランキング:3選
続いて、今度はエンジニアとしての実務経験がまったく無い未経験の方を対象とした、おすすめの転職エージェントについて、
以下にまとめたので、順に紹介していきます。
- GeekJob(ギークジョブ)
- UZUZ:ウズキャリIT
- type転職エージェント
※ランキングと記載していますが、掲載順は関係なく、どの転職エージェントもおすすめです
1、GeekJob(ギークジョブ) ~未経験から、IT・Webエンジニアになりたい方向けの転職エージェント比較
こちらは、プログラミング未経験者を対象とした、プログラミング学習支援と転職支援をセットにした、転職エージェントになります。
以下に特徴をまとめてみました。
-
利用者の転職成功率:97.8%で、1000名以上が異業種・実務未経験からITエンジニアに転職成功しており、未経験でも就職可能な求人:500社以上となっています
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Javaをはじめ、PHP、Rubyといった転職需要の高い人気言語を選択でき、学習支援を受けられます。
-
受講者満足度:97.3%で、プログラミング学習支援は現役のITエンジニアからサポートが受けられます。
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転職支援は業界に精通したキャリアコンサルタントから職務経歴書の添削や面接対策などのサポートが受けられます。
-
現在仕事をしている社会人の方でもサービス利用ができるように、柔軟な学習スケジュールが可能です
-
料金は完全無料ですが、20代の方(第二新卒やフリーター等)が対象です。
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30代以上の方は、有料となりますが「プレミアム転職コース(プログラミング学習支援あり、料金:約43万)」がおすすめです。
というわけで、
完全無料で、プログラミング学習支援から転職支援まで受けることができる、未経験者を対象とした転職エージェントです。
体験会や無料カウンセリングもやっているので、ぜひ。
2、UZUZの「ウズキャリIT」 ~未経験から、ITエンジニアになりたい方向けの転職エージェント比較
こちらも、プログラミング未経験者を対象とした、プログラミング学習支援と転職支援をセットにした、転職エージェントになります。
2012年にサービス開始して以来、ITエンジニアへの転職サポートを得意として、累計3.6万人以上のサポート実績があります(2021年度までの実績)
2020年には、上記の通り「転職支援サービスのサポート満足度:No,1」にも選ばれています(ゼネラルリサーチ社の統計調査)
というわけで、ウズキャリITの特徴を以下にまとめてみました。
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利用者の転職後の定着度は97%超えと非常に高い(それだけ、企業と転職者のマッチング率が高いという事です)
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離職率・労働時間・社会保険の有無・雇用形態など、厳しい基準をクリアした優良企業のみ紹介する
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インフラ(Linux)とjavaについて、学習支援を受けることができる
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運営のUZUZは、ウズウズカレッジというプログラミングやインフラ関連のスクール事業もやっているため、学習コンテンツや学習支援のノウハウは蓄積され期待できます。
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転職支援は業界に精通したキャリアコンサルタントから職務経歴書の添削や面接対策などのサポートが受けられます
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現在仕事をしている社会人の方でもサービス利用ができるように、柔軟な学習スケジュールができます
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料金は完全無料ですが、20代の方(第二新卒やフリーター等)に限ります
というわけで、
ウズキャリITは、完全無料でプログラミング学習支援から転職支援まで受けることができる、未経験者を対象とした転職エージェントです。
まずは、無料相談から受けられるのでぜひ。
3、type転職エージェント ~未経験から、IT・Webエンジニアに転職したい方向け
こちらは、一都三県の首都圏の求人に特化した、特にITエンジニア転職に強い特徴を持ち、
サービス開始から19年、31万人以上の転職支援実績がある転職エージェントになります。
これまでに紹介してきた、未経験者向けの転職エージェントでは、20代限定といった年齢制限がありましたが、
type転職エージェントでは、年齢制限はありません。
ただし、プログラミング学習のサポート(スクール事業)はやってないので、プログラミングの基礎くらいは、事前に身に付けておく事をおすすめします。
また、求人件数も非常に多く、ITエンジニア職に絞っても1.8万件ほどの求人があります。
ITエンジニア全体の求人件数:約1.8万件(非公開求人を含め)
※この中に、エンジニア未経験可の求人も、多数あります。
さらに、type転職エージェントは、利用者の7割以上が年収アップに繋がっており、
キャリアアドバイザーのサポートも、企業紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書の添削(てんさく)や、面接対策など、転職活動の一通りをサポートしてもらえます。
というわけで、他の業種・職種からのキャリアチェンジを考えている未経験者の方には、おすすめの転職エージェントです。
もちろん、会員登録からサービスの利用まで、すべて無料なので、首都圏に在住の方はぜひ。
以上です。
というわけで当章では、エンジニア未経験の方に、おすすめの転職エージェントを紹介してきました。
また、
転職エージェントは、求人数や紹介企業の違いだけでなく、サポート内容や担当者との相性もあるので、2~3社に登録して併用することをおすすめします。
IT・Webエンジニアの転職活動のポイントまとめ ~求人サイトとエージェントの併用や、事前準備について
続いて、エンジニアが転職活動を進めていく際のポイントについて、以下にまとめたので順に解説していきます。
-
「事前準備1:自己分析」
まずは、転職・求人サイトに登録する前にやっておく「事前準備」についてです。
まず、自己分析として、これまでのキャリアにおいて、自分がエンジニアとして、どのようなサービスやプロジェクトで実務経験を積んで、どのようなスキルを付けてきたのか。
この辺を、ちゃんと整理しておいてください。
これは、自分がエンジニアとしてのスキルやレベルが、どの程度あるのか。客観的に判断するためでもありますし、「職務経歴書」を作成する上でも欠かせません
(職務経歴書については、次のポイントになります。)
また、今後(転職してから)、どのようなキャリアを築いていきたいのか。
「どの開発領域(インフラ?バックエンド?フロントエンド?)を、どのプログラミング言語で、どのようなサービスを、どのような役割で、業務をやっていきたいのか」「上流と下流、どちらをしたいのか」
「PMになりたいのか。それともテックリードのようなスペシャリストになりたいのか。」
「転職したい会社規模は?システムの規模や内容は?」
上記のような部分を、具体的に整理してください。
そうすれば、転職活動にて会社を選ぶ際にも「軸」をもって進めていくことができるでしょう。
-
「事前準備2:職務経歴書とポートフォリオを作成する」
IT・Webエンジニアの転職活動では、必ず職務経歴書が必要となります。
エンジニアとしての、これまでのキャリアやスキルをまとめていく事になりますが、
この内容次第で、書類選考の合否は、大体が決まると言ってもいいでしょう
当然、書類選考の次の面接のネタにもなりますしね。
そのため、転職活動の際は、非常に重要なポイントとなります。
では、具体的にどのような内容・フォーマットで、まとめていけば良いのか。
※職務経歴書の書き方については、以下の記事にて記載例も含めて、詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
→ システムエンジニア(SE)の職務・業務経歴書の書き方とフォーマット・テンプレート例 ~未経験の場合も
また、
職務経歴書だけでなく、ポートフォリオを作成することで、エンジニアとしてのスキルを証明することができます。
※ポートフォリオとは、エンジニアとしてのスキルを証明するために、何かしらのアプリケーションやシステムをプログラミングで作成し、完成した成果物の事です。成果物は、Webアプリで公開していれば、URLても良いですし、ソースコードそのものでも良いです。
もちろん、ポートフォリオ(アプリ)の仕様書や設計書も作成してください。
ポートフォリオは、職務経歴書とは違って、必須ではありません。
これまでの実務経験が豊富で、選考過程でちゃんとスキルがある事をアピールできるのであれば、必要ないでしょう。
中途採用であれば、最も評価されるのは、これまでの職務経歴となるので、そこまで重要視はされませんが、
それでも、ポートフォリオの質次第では、高い評価を受けることもあるので、時間に余裕がある方は、チャレンジしてみてください。
※逆に、これまでの実務経験がまったく無い未経験の場合であれば、ポートフォリオが、評価対象として高いウェイトを占めるので、作成すべきでしょう。
※ポートフォリオの作り方やサンプル例については、以下の記事にてまとめているので、こちらも参考にしてみてください。 -
「事前準備3:技術選考・面接対策」
IT・Webエンジニア転職の場合、技術的な選考があるところがほとんどです(筆記or面接)
エンジニアとしてのスキルや知識を問われることになりますが、大きくは以下の2つに分かれます。
・実際にプログラミングを組んでいくスキルチェック・言語やDB、ネットワーク・インフラ・セキュリティ対策などに関連する知識チェック
それぞれ事前に対策・準備していく必要がありますが、
前者については、上述でも紹介している転職サイトの「paiza転職」のスキルチェックにて、対策・練習が可能です(以下)
(こちらは、私自身も利用していました)
paiza転職であれば、Bランク以上は必須で、できれば、A以上を目指してください。
これで、与えられた課題に対して、アルゴリズムを構築するチカラ、さらにそれをプログラムで実装していくチカラが鍛えられます。
また、後者については、以下のような項目については最低限、整理しておいた方が良いでしょう。
・得意とするプログラミング言語について、他の言語との比較(メリット・デメリット)・上記言語の、バージョンごとの違いや、利用しているフレームワークの特徴(他のフレームワークとの違いも)
・ソースレビュー時の確認ポイント
・DBについて、インデックスについてや、クエリチューニングの手順や確認ポイント
・セキュリティ対策について、XSS、CSRF、SQLインジェクションといった基本項目の知識
・ネットーワークについて、TCP/IP、OSI参照モデル、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、ファイアウォール、DNS、SSH、といった基本項目の知識
以上です。
-
「転職・求人サイトとエージェントを並行して複数を登録する」
事前準備が終わったら、いよいよ転職サイトやエージェントを利用していくことになりますが、
この際、それぞれ並行して利用していく事をおすすめします
上述の通り、それぞれメリット・デメリットがあるので、うまく使い分ける事と、単純に、出会える求人数も多くなります。
各転職サイト・エージェントごとに、「独占求人」があったりもしますしね。
また、転職エージェントについては、担当者(サポーター)の質や、相性の問題もあります。
担当者が、ちゃんと
・IT・WEB業界の動向や転職事情について詳しく、どのような人材・スキルが求められているのかを把握している。・転職希望者のスキルを客観的にちゃんと分析でき、さらに転職先の希望や条件を聞き入れた上で、どのような企業とマッチングできそうか判断できる。
・企業から内定がもらえるために、職務経歴書の添削や、面接のチェックができる。
このように、質の高い担当者であれば良いのですが、こればっかりは、担当してもらえるまでは分かりません。。
(担当者が、まったくの畑違いで、IT・WEB業界に疎(うと)く、javaとjavascriptの違いすら分からない。。なんて話も聞いたことがあります。)
あとは、転職活動の進め方などで、相性の問題も出てくるでしょう。
このような観点からも、転職エージェントについても、複数社を並行利用することをおすすめします。
イメージとしては、以下ですね。
・求人サイト:1~2社・転職エージェント:2~3社
以上、IT・Webエンジニアの転職活動のポイントまとめでした。
エンジニア未経験者の転職活動について ~求人サイト登録前にやるべき事や、注意点について
まず、最初に言っておくと、求人サイトや転職エージェントでは、「未経験可」で検索すると、少なからず求人はヒットします(以下、例)
上記は、リクルートの転職エージェントになりますが、「未経験可」で、8千件を超える求人がヒットします(非公開含め)
ただし、ここで注意しなければいけないのは、
「IT・Webエンジニアとして働いた経験は無くても良いが、プログラミングについては、一定の知識・スキルが必須」
といった求人が、実際はほとんどです。
中には、プログラミングの経験も無くて良い。。といった企業もあるとは思いますが、その場合は注意が必要です。
こういったケースは、SES(客先常駐)の会社がほとんどで、
現場によっては、将来的にスキルアップに繋がらないような雑務ばかりを任せられたり、
ネットワーク監視ばかりで、プログラミングの実務経験が全く身に付かなかったり、
安い賃金に長時間労働と、ブラックなところも、少なからず存在します(昔に比べたら、だいぶ減ってはいますが、)
※ただし、SES(客先常駐)の会社がすべて悪いわけではありません。。優良企業もちゃんとあります。
※SES(客先常駐)についてや、未経験の会社選びについては、以下の記事でも詳細に解説しているので、こちらもぜひ。
なので、未経験だからこそ、相応の準備が必要になるのです。(転職してから後悔しないように)
もちろん、入社後に1~3ヶ月の研修期間があって、プログラミング未経験から、最低限のスキルがあるエンジニアに育ててくれる、優しい会社もありますので、そこは見極めが重要ですが。
というわけで、プログラミング未経験者が、どのようにプログラミングを学んでいき、転職活動を進めていけば良いのか。
そのポイントを、以下にまとめてみました。
-
「独学 or プログラミング学習サポート機関(スクールや転職エージェント)」
まずは、学び方についてです。
1つは、独学。
1つは、(上述でも紹介している)プログラミング学習サポート機関を利用する事です。
ただし、これまで全くプログラミングをやった経験がないという方であれば、サポート機関(スクールや転職エージェント)を利用することをおすすめします。
なぜなら、業界ではプログラミング学習の挫折率は「90%」と言われています。
この通り、全く知識・経験が無いところから、一人独学でやっていくのは、かなりハードルが高いわけですね。
さらに、上述でも紹介しているプログラミング学習サポートありの転職エージェントでは、学習フォロー以外にも、転職までサポートしてくれます。
しかも、すべて無料で。
なので、プログラミング未経験者の方は、プログラミング学習サポート機関を利用するのが、最もおすすめです。
※プログラミングスクールについては、以下の記事でもまとめているので、こちらもぜひ確認ください。一方、学生時代にプログラミングを学んでいた方であったり、「まずは独学でやってみたい」という方については、
ネット上で学習できる「プログラミング学習サービス」を利用するのが、まずは良いかと思います。
最も有名なのが、「Progate(プロゲート)」ですね。
ネット上の入門サイトや、書籍を一冊買って、勉強していく。というのもアリですが、注意してほしいのが、
「ちゃんと、PC上に開発環境を構築して、実際にプログラミングをしていきながら学んでいく」ということが、非常に重要なポイントです。
書籍を読み進めていって、勉強しても、「知識」は付きますが「スキル」は付きません。。
ですが、会社が求めているのは「スキル」です。
実際にプログラミングをして、システムやサービスを作っていくことができる「スキル」を求めています。
なので、プログラミングを学んでいく際は、ただ単に勉強して終わり。。ではなく、ちゃんと実際にPC上でプログラミングをしていきながら、学んでいってください。
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「ポートフォリオ(Webアプリケーション)の作成」
上述の通り、ポートフォリオは、エンジニアが転職活動の際にスキルを証明するためのモノとして有効です。
特に、これまで実務経験が一切ない未経験の場合は、プログラミングを学んできた集大成として、ポートフォリオを制作することを強くおすすめします。
コレがないと、(プログラミングスキルがあるという)何の証拠もありませんからね、、
一方で、資格を取得するという選択肢もあると思いますが、
上述の通り、会社が求めているのは「知識」ではなく、「スキル」なので、
資格勉強よりも、ポートフォリオの作成によって、実際にプログラミングをして、Webアプリケーションを作成した経験やスキルの方が、高く評価してもらえます。
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「転職サイトとエージェントへの登録」
ポートフォリオが完成したら、いよいよ転職へ動いていきます。
上述の通り、求人サイトと転職エージェントを併用して、それぞれで複数社に登録して進めていきましょう。
特に転職エージェントでは、
IT・WEB業界の動向や転職事情について詳しい担当者が、イチからサポートしてくれます。
自己分析や企業選び、履歴書・職務経歴書の添削から、面接対策まで。
なので、転職エージェントを大いに活用すると良いでしょう。
以上、プログラミング未経験者の転職活動の進め方についてでした。
というわけで、
今回の記事では、おすすめの転職・求人サイト比較まとめと、転職活動のポイントについて、順に解説してきました。
IT・Webエンジニアで、今後転職活動をしようと思っている方の参考になっていれば幸いです。